植栽用語-さ

荊果[さくか]
雌しべを構成する心皮(しんぴ)が9」以上ある子房が成熟した果実で、数室に裂開するもの

3回羽状複葉[さんかいうじょうふくよう]
2回羽状複葉がさらに分かれたもの

散形花序[さんけいかじょ]
花軸(かじく)の先端から花柄(かへい)のある複数の花が放射状に出ているもの
(右図参照)

3出複葉[さんしゅつふくよう]
葉柄(ようへい)の先から3枚の小乗(しょうよう)か出ている場合で、頂小乗(ちょうしょうよう)と1対の側小乗(そくしょうよう)からなるもの。さらに分かれる場合を2回3出複葉、3回3出複葉という
(右図参照)

散房花序[さんぼうかじょ]
単一の花軸(かじく)から複数の杖が出てそれぞれ花となっているか、すべての花かほぼ一平面上または半球状に並ぶもの。コデマリなど
(右図参照)

歯牙[しが]
乗の縁に鋭い凹凸かあり、その形が不揃いなもの

紙質[ししつ
イロハモミジの葉のように質が薄く、西洋紙のような質感

下木[したぎ(かぼく)]
上木(じょうぼく、うわぎ)として中高木を楠えた場合に、下層またはその近くの低木を相す

室[しつ]
子房の中の胚珠(はいしゅ)が入っている部分で、1室から複数の室のあるものまであり、子房室ともいう

集散花序[しゅうさんかじょ]
花軸(かじく)の先が花になって、その成長か止まり、側杖の先が花となっているもの。一般にその形式は反復するか、反復しない場合もある

種皮[しゅひ]
種子を覆う皮のこと。一般的に比較的厚い外種皮と薄い内種皮とからなる

子葉[しよう]
種子の中にあらかじめ準備されており、植物の体に最初につくられる葉のこと。一般に発芽してしぱらくするとなくなる

小花[しょうか]
たくさんの花が密集して咲く場合で、全体で1つの花のように見えるとき、本来の花の1つ1つを小花と呼ぶ

掌状[しょうじょう]
葉の縁に掌状の大きな凹凸があるもの

掌状複葉[しょうじょうふくよう]
葉柄(ようへい)の先に伺枚かの小栗(しょうよう)か付き、それか掌状の複葉。一般に小栗の数は奇数である

壌土[じょうど]
30〜60%か粘土、残りが砂分の土。砂分か45〜65%である場合は砂質壌土という

上木[じょうばく(うわぎ)]
下木(したぎ、かぼく)として低木を植えた場合に、上層またはその近くの中高木を指す

小葉[しょうよう
複葉(ふくよう)を構成する1枚1枚の葉のこと

深層土[しんそうど]
土壌での構成か深いこと
心皮[しんぴ]
雌しべを構成している葉のこと。もともと花の各部は葉の変形したものと考えられている

穂状花序[すいじょうかじょ]
総穂花序(そうすいかじょ)のうち、長く伸びた花軸(かじく)に多数の花を付ける花序で、各花に花柄(かへい)がないもの

裾植え[すそうえ
防風、防寒、遮蔽のために生垣、樹木、塀などの根元のすいている部分に背の低い低木を密に植えること。サツキ、クサツゲなどが用いられる

ズンドウ[すんどう]
枝を主幹に近い部分から切り込んで小枝を萌芽させ、樹木を仕立てること

星状毛[せいじょうもう]
1ヵ所から放射状に枝分かれしている毛

節[せつ]
葉か付いている茎の部分で「ふし」ともいう。一般に節問より多少太い

全縁[ぜんえん]
葉の縁に凹凸がまったくないものをいう

腺毛[せんもう]
モウセンゴケのように一般に先が球状に膨らんで、その中に分泌物を含む毛

総状花序[そうじょうかじょ]
総穂花序(そうすいかじょ)のうち、長く伸びた花軸(かじく)に多数の花柄(かへい)のある花か付く花序

装飾花[そうしょくか
ガクアジサイのように美しく目立つが、生植器官をもたない花(中性花)

総穂花序[そうすいかじょ]
単一の花軸(かじく)から出た複数の枝(小花柄)が、それぞれ花になっているもの
叢生[そうせい]
群がり生えること。束生(そくせい)ともいう
総苞片[[そうほうへん]
苞のうち花序(かじょ)の基部に複数が密集して付くものを総苞といい、その1つ1つを総苞片をいう
束生[そくせい]
たくさんの葉や花か1ヵ所に群がり付くこと。叢生(そうせい)ともいう