ロ.受検種別「建築」「躯体」 Page4
受検種別受検種別ごとに解答する問題No.と選択による解答数の内訳 | ||||||||||||||||||||||||
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※ 問題番号〔No.36〕〜〔No.50〕までの15問題のうちから6問題を選択し、解答してください。 |
No36 | 墨出しに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 2階より上階における高さの基準墨は、墨の引通しにより、順次下階の墨を上げた。 |
2 | 高さの基準墨を柱主筋に移す作業は、台直し等を終え、柱主筋が安定した後に行った。 |
3 | 通り心の墨打ちができないため、通り心より1 m 返りの逃げ墨を基準墨とした。 |
4 | 位置の基準点は、建築物の縦、横2方向の通り心を延長し、工事の影響を受けない位置に設けた。 |
解答と解説: |
No37 | 埋戻しに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 地下躯体コンクリートの強度発現状況を考慮して埋戻しを行った。 |
2 | 埋戻し土に砂質土を用いるため、粒度試験を行い均等係数が小さいものを使用した。 |
3 | 埋戻し土に粘性土を用いるため、余盛りは、砂質土を用いる場合より大きくした。 |
4 | 建設発生土に水を加えて泥状化したものに、固化材を加えた流動化処理土を埋戻しに使用した。 |
解答と解説: |
No38 | 山留め工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 法付けオープンカット工法は、周辺に安全な勾配の法面を形成しながら根切りする方法である。 |
2 | アイランド工法は、水平切梁工法に比べ、切梁の長さが長くなる。 |
3 | タイロッドアンカー工法は、山留め壁頭部の変形を抑制したい場合に有効である。 |
4 | 地盤アンカー工法は、偏土圧となる傾斜地の山留め工事に有効である。 |
解答と解説: |
No39 | 親杭横矢板水平切梁工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 腹起し材にH形鋼を用いるため、フランジ面を山留め壁面に向けて設置した。 |
2 | プレボーリングで親杭を設置するため、杭の根入れ部分に根固め液を注入した。 |
3 | 横矢板のはずれ防止として、桟木を矢板両側に釘止めした。 |
4 | 腹起しの継手は、切梁や火打と腹起しの交点から可能な限り離して設けた。 |
解答と解説: |
No40 | 地業工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 土間コンクリートに設ける防湿層のポリエチレンフィルムは、砂利地業の直下に敷き込んだ。 |
2 | 砂利地業に、砕砂と砕石の混合した切込砕石を使用した。 |
3 | 床付け地盤が堅固で良質だったため、地盤上に捨てコンクリートを直接打設した。 |
4 | 締固めによるくぼみが生じたため、砂茜砂利などを補充して再度転圧した。 |
解答と解説: |
No41 | 鉄筋の加工及び組立てに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 床開口部補強のための斜め補強筋は、上端筋及び下端筋の内側に配筋する。 |
2 | 壁筋は、鉄筋相互の交点の半数以上を結束する。 |
3 | 鉄筋末端部フックの余長の最小寸法は、折曲げ角度が大きいほど短くなる。 |
4 | 鉄筋の折曲げ内法直径の最小値は、コンクリートの圧縮強度が大きいほど大きくなる。 |
解答と解説: |
No42 | 鉄筋の継手及び定着に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 定着長さの算出に用いる鉄筋径は、異形鉄筋の場合は呼び名に用いた数値とする。 |
2 | 一般階の大梁の下端筋を柱内に折り曲げて定着する場合は、原則として曲げ上げる。 |
3 | フック付き重ね継手の長さには、フック部分の長さを含める。 |
4 | 大梁の上端筋の継手位置は、スパンの中央部とする。 |
解答と解説: |
No43 | 型枠の締付け金物に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 打放し仕上げとなる外壁コンクリートの型枠に使用するセパレーターは、コーンを取り付けないものを用いた。 |
2 | セパレーターは、せき板に対して垂直となるよう配置した。 |
3 | 塗り仕上げとなる壁コンクリートの型枠に使用するフォームタイと座金は、くさび式を用いた。 |
4 | 型枠脱型後にコンクリート表面に残るセパレーターのねじ部分は、ハンマーでたたいて折り取った。 |
解答と解説: |
No44 | コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えた値とする。 |
2 | 単位セメント量は、水和熱及び乾燥収縮によるひび割れを防止する観点からは、できるだけ少なくするのがよい。 |
3 | 細骨材率が小さすぎると、所定のスランプを得るための単位水量を多く必要とする。 |
4 | 川砂利と砕石は、それぞれが所定の品質を満足していれば、混合して使用してもよい。 |
解答と解説: |
No45 | コンクリートの打込み等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | コンクリートの自由落下高さは、コンクリートが分離しない範囲とする。 |
2 | 柱、梁、壁の打込みは、梁下で一度止めて、コンクリートが沈降してから打ち込む。 |
3 | 片持床スラブは、打継ぎを設けずに、取り付く構造体と一緒に打ち込む。 |
4 | 床スラブに打ち込んだコンクリートは、凝結が終了した後にタンピングを行う。 |
解答と解説: |
No46 | コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 湿潤養生期間の終了前であっても、コンクリートの圧縮強度が所定の値を満足すればせき板を取り外すことができる。 |
2 | コンクリートの硬化初期に振動が加わると、強度の発現が損なわれることがある。 |
3 | コンクリート打込み後は、直射日光などによる乾燥を防ぐための養生を行う。 |
4 | 寒中コンクリート工事において、加熱養生を行う場合は、コンクリートに散水してはならない。 |
解答と解説: |
No47 | 鉄骨の工作及び組立てに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 溶融亜鉛めっき高力ボルトの孔径は、同じ呼び径の高力ボルトの孔径よりも大きくした。 |
2 | 柱梁接合部のエンドタブの取付けは、裏当て金に組立溶接とした。 |
3 | 柱の十字形鉄骨に設ける梁主筋の貫通孔は、耐力低下の大きいフランジを避けて、ウェブに設けた。 |
4 | 鋼板の切断は、NCガス切断機で行った。 |
解答と解説: |
No48 | 鉄骨の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 建方精度の測定は、温度の影響をできるだけ避けるため、早朝の一定時間に実施した。 |
2 | 架構の倒壊防止用ワイヤロープを、建入れ直し用に兼用した。 |
3 | 油が付着している仮ボルトは、油を除去して使用した。 |
4 | 外周に養生シートを張った鉄骨骨組の倒壊防止の検討に用いる風荷重は、風上と風下の2面のうち大きい方の値とした。 |
解答と解説: |
No49 | 在来軸組構法の木工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | せいが異なる胴差どうしの継手は、柱心上で腰掛けあり継ぎとし、短ざく金物当てボルト締めとした。 |
2 | 隅通し柱の土台への仕口は、土台へ扇ほぞ差しとし、ホールダウン金物当てボルト締めとした。 |
3 | 建入れ直し完了後、接合金物を締め付けるとともに、本筋かい、火打材を固定した。 |
4 | 内装下地や造作部材の取付けは、屋根葺き工事が終わってから行った。 |
解答と解説: |
No50 | 木造建築物の解体工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 |
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1 | 解体作業は、先ず建築設備の取外しを、次に内装材の取外しを手作業で行った。 |
2 | 壁及び天井のクロスは、せっこうボードを撤去する前にはがした。 |
3 | 屋根葺材は、下地材と共につかみ機で取り外した。 |
4 | 天井、床、外壁等に断熱材として使用されているグラスウールは、可能な限り原形のまま取り外した。 |
解答と解説: |
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