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コンクリートの型枠及び支保工に関して適当でないものはどれか。 |
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型枠を締め付けるには,ボルト又は棒鋼を用い,これらの締付け材は型枠を取り外した後はコンクリート表面に残しておいてはならない。 |
A |
型枠には,清掃,検査及びコンクリート打ち等に便利なように,型枠の底部など必要に応じ,一時的に開口部を設けてもよい。 |
B |
柱,壁の側面では,コンクリートのクリープを利用すると,構造物のひび割れを防止できるため,なるべく早く型枠及び支保工を取り外す。 |
C |
支保工の設計においては,施工時及び完成後のコンクリート自重による沈下,変形を考慮しなければならない。 |
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解答 (3)
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構造物のコンクリートが自重及び 施工中に加わる荷重を受けるのに必要な強度に達するまでは,型枠・支保工を取りはずしてはならない。 |
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固定はリ等の型枠の取リはすし |
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コンクリートの型枠及び支保工に関して適当でないものはどれか。 |
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1 |
支保工は,コンクリートの自重による沈下や変形を考慮し,適当な上げ越しをしなければならない。 |
2 |
柱,壁等の鉛直部材の型枠は,スラブ,はり等の水平部材の型枠よりも先に取り外すのが原則である。 |
3 |
型枠及び支保工は,コンクリートの打込み中もその状態を検査しなければならない。 |
4 |
アーチ,ラーメン,固定はり等では,コンクリートが所定の強度に達しても,型枠及び支保工は,なるべく長くおいた方がよい。 |
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解答 (4) 必要な強度に達したらなるべく早く取りはずす。 |
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解説 |
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コンクリートの運搬 |
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1 |
支保工の設計においては,施工時及び完成後のコンクリートの自重による沈下,変形を考慮して適当な上げ越しをする。 |
2 |
型枠を締付けるには,ボルト又は棒鋼を用いるのを標準とする。これらの締付け材は,型枠を取りはずした後,コンクリート表面に残さないこと。 |
3 |
せき板内面には,はく離剤を塗布する。 |
4 |
型枠及び支保工は,コンクリートがその自重及び施工中に加わる荷重を受けるのに必要な強度に達するまで取りはずしてはならない。 |
5 |
固定ばり,ラーメン,アーチ等では,コンクリートのクリープ(持続荷重によってコンクリートに起こる塑性変形)を利用すると,構造物のひび割れを減少することができるが,その場合でも構造物のコンクリートが自重及び施工中に加わる荷重を受けるのに必要な強度に達するまでは,型枠・支保工を取りはずしてはならない。 |
6 |
型枠を取りはずす順序 |
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柱,壁等の鉛直部材の型枠はスラブ,はり等の水平部材の型枠よりも早く,はりの両側面の型枠は底板よりも早く撤去する。 |
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