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土工の作業の種類と適応機種に関して適当でないものはどれか。 |
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1 |
一般に,雑木や小さな樹木・竹などの伐関除根には,ブルドーザ,レーキドーザあるいはバックホウが用いられる。 |
2 |
一般に,水路などの掘削は,小規模な場合が多く,小型のバックホウやクラムシェルを用いるとよい。 |
3 |
一般に,ブルドーザで,掘削,運搬,敷均しを同時に連続して行えば,短期間に施工でき,盛土の施工管理上も望ましい。 |
4 |
一般に,砂利や砂質土の締固めには,小さな重量で大きな締固め効果のある振動ローラを用いるとよい。 |
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解答 (3)
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ブルドーザによる掘削,運搬,敷均し作業には限度がある |
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1.土工作業に応じた土工機械 |
作業種別と適応機種
作業の種類 |
種 類 |
伐開除根 |
ブルドーザ,レーキドーザ,バックホウ |
掘 削 |
ショベル系掘削機(バックホウ,ドラグライン,クラムシェル),ブルドーザ,リッパ,ブレーカ |
積 込 み |
ショベル系掘削機(バックホウ,ドラグライン,クラムミシェル),トラクタショベル |
掘削,積込み |
ショベル系掘削機(バックホウ,ドラグライン,クラムミシェル),トラクタショベル |
掘削,運搬 |
ブルドーザ,スクレープドーザ,スクレーパ |
運 搬 |
ブルドーザ,ダンプトラック,ベルトコンベヤ |
敷均し・整地 |
ブルドーザ,モータグレーダ,タイヤドーザ |
含水量調節 |
プラウ,ハロウ,モータグレーダ,散水車 |
締固め |
タイヤローラ,タンピングローラ,振動ローラ,ロードローラ,振動コンパクタ,タンパ,ブルドーザ |
砂利道補修 |
モータグレーダ |
溝掘り |
トレンチャ,バックホウ |
のり面仕上げ |
バックホウ,モータグレーダ |
削 岩 |
レッグドリル,ドリフタ,ブレーカ,クローラドリル |
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2 |
土工機械は,土質の状態によって作業能率が大きく変わる。土工機械の走行性(トラフィカビリティ)をコーン貫入試験によるコーン指数で表わす |
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土工機械の走行に必要なコーン指数
土工機械の種類 |
コーン指数 qc(kgf/cu) |
土工機械の接地圧 qu(kgf/cu) |
超湿地ブルドーザ |
2以上 |
0.15〜0.23 |
湿地ブルドーザ |
3以上 |
0.22〜0.43 |
普通ブルドーザ(15t級程度) |
5以上 |
0.50〜0.60 |
普通ブルドーザ(21t級程度) |
7以上 |
0.60〜1.00 |
スクレープドーザ |
6以上(超湿地形は4以上) |
0.4〜0.56(0.27) |
被牽引式スクレーパ(小型) |
7以上 |
1.3〜1.4 |
自走式スクレーパ(小型) |
10以上 |
4.0〜4.5 |
ダンプトラック |
12以上 |
3.5〜5.5 |
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