土木一般 土工 7

締固め機械と土質との関係
盛土土質と適応する締固め機械に関して適当でないものはどれか。
1 締固め作業で,容易に細粒化しない硬岩塊の路体盛土の締固めに,振動ローラを用いた。
2 細粒分か多く鋭敏性の低い土や低含水比の粘性土の路体盛土の締固めに,タンピングローラを用いた。
3 礫混じり砂質土の路体盛土の締固めに,大型タイヤローラを用いた。
4 鋭敏な粘性土やシルト質土の盛土の締固めに,振動コンパクタを用いた。

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解答 (4)
鋭敏な粘性土やシルト質土に振動系の締め固め機は適さない。

締固め機械 土質との関係
ロードローラ 路床に路盤の締固めや盛土の仕上げに用いられる。粒調材料、切込砂利,礫混じり砂などに適している
タイヤローラ 砂質土、礫混じり砂,山砂利,マサなど細粒分を適度に含んだ締め固め容易な土に最適その他、高含水比粘性土などの特殊な土を除く普通土に適している。
振動ローラ 岩砕,切込砂利,砂黄土などに最適。のり面の締め固めにも用いる。
タンピングローラ 風化岩,土丹,礫混じり粘性土など細粒分は多いが鋭敏性の低い土に適している。
振動コンパクタ、タンパ等 鋭敏な粘性土などを除くほとんどの土に適用できる。他の機械が使用できない狭い場所やのり肩などに用いる。

鋭敏な粘性土に水分を過剰に含んだ砂貿土などのように卜ラフィカビリティが容易に得られない土に,やむを得ずブルドーザを用いることがある。

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