1 |
構造物との接続部の盛土の施工は,使用後に構造物との間に段差が生じないように,圧縮性の小さい材料で,雨水などの浸透による土圧増加を防ぐために透水性の小さい材料を用いる(掘削で発生した不良土は使用しない)。 |
2 |
良質の裏込め材を用いて中・小形の縮固め機械で均等に薄層で十分に縮固めること。ダンプトラック,ブルドーザ等の高まきは避け,仕上り厚は20cm以下とし,縮固めは路床と同程度とする。 |
3 |
裏込め部には,雨水の流入を防止し,浸透水は盲排水で処理する。 |
4 |
構造物が十分に強度を発揮しないうちに,裏込め土によって土圧を与えたり,偏土圧を加えてはならない。 |
5 |
構造物と盛土の接続部に生じる段差をやわらげるため,橋台などの構造物と盛土部に鉄筋コンクリート版(踏掛版)を設ける場合もある。 |