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電動機に関する記述のうち誤っているものはどれか。 |
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1 |
電動機には,直流電動機と交流電動機がある。 |
2 |
60ヘルツの交流電源で使っていた三相誘導電動機を,50ヘルツの交流電源で使ってもその回転数は変わらない。 |
3 |
巻線形誘導電動機は,かご形誘導電動機に比べ高頻度の始動に適する。 |
4 |
直流電動機は,交流電動機に比較して速度制御が容易である。 |
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解答 (2)
電動機の回転数は,周波数に比例する。
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三相誘導電動機 |
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工事現場における電動機の利用に関して適当でないものはどれか。 |
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1 |
三相誘導電動機は,構造が簡単で故障が少なく,空気圧縮機,ポンプ,ベルトコンベアなどの動力源として広く使われている。 |
2 |
三相誘導電動機は,3線のうちどれか2線を入れかえると回転の向きが逆転する。 |
3 |
三相誘導電動機には,巻線形とかご形とがあり,巻線形は始動トルクが小さく,かご形は始動トルクが大きい。 |
4 |
電源周波数50Hz用の電動機を60Hzの地区で用いると,約1.2倍の回転速度が得られる。 |
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解答 (3)
三相誘導電動機の巻線形は,始動時に大きな力のいるショベル系掘削機空気圧縮機,エレベータ,クレーン等に用いられる。一方かご形は回転数が小さく,小さな力でも用をたせるベルトコンベア,ポンプ等に用いられる。
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変圧器 |
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工事現場の電気方式に関する記述のうち誤っているものはどれか。 |
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1 |
単相2線式は,一般に電灯に利用されている方式である。 |
2 |
単相3線式は,単相200V機器の蛍光灯に利用できる。 |
3 |
三相3線式の各相間の電圧は,100 V が一般である。 |
4 |
三相4線式は,単相100Vの電灯や三相電動機の動力用に利用できる。 |
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解答 (3)
三相3線式の各相間の電圧は200Vである。
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解説 |
三相誘導電動機 |
1 |
建設機械の電動機には,構造が簡単,丈夫かつ取扱いが容易であり,また定連回転等の優れた特徴を持つ三相誘導電動機が用いられる。 |
2 |
巻線形三相誘導電動機は,始動時に大きな力のいるショベル系掘削機,空気圧縮機,エレベータ,クレーン等に用いられる。 |
3 |
かご形三相誘導電動機は,回転数が小さく,小さな力でも用をたすことのできるベルトコンベア,ポンプ等に用いられる。 |
4 |
始動時の電流を小さくするため,大型機ではスターデルタ始動機(かご形),あるいは二次抵抗器(巻線形)が用いられる。 |
5 |
三相誘導電動機の回転方向は,3線のうちどれか2本を入れ替えると巡回転となる。 |
6 |
電動機の回転数は,周波数に比例する。 60ヘルツ(Hz)の電源から50ヘルツの電源に切りかえると,50Hz/60Hz=0.83,17%回転数が下る。 |
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巻線形とかご形誘導電動機の特徴と用途
種 類 |
特 徴 |
用 途 |
か ご 形 |
始動トルク小,始動電流大,構造・取扱い簡単,定速回転,運動効率大,安価,小型機械用 |
ベルトコンベア,ポンプ,小型空気圧縮機など |
巻 線 形 |
始動トルク大,始動電流小,構造・取扱い複雑,始動抵抗器により回転速度可変,運転効率小,高価,大型機械用 |
クレーン,掘削機械,ウインチ,大型空気圧縮機など |
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変圧器 |
1 |
変圧器は,鉄心にコイルを巻いたもので,一次・二次側の巻線の比によって交流電圧の大きさを変えるもので,定格容量は kVAで表わす。 |
2 |
工事現場では,小型・中型の単相変圧器が一般的で,単相変圧器2又は3台で,△結線,V結線により三相電力を変圧する。 |
3 |
工事現場の電気設備 |
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@ |
高圧を受電し変圧器で所定の電圧に降下する受電設備 |
A |
変圧された電力を建設機械や照明装置に配電する配電設備 |
B |
電動機・投光器等の負荷設備 |
C |
電話等の通信設備 |
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