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土に関する試験名と試験から得られるもの及び試験から得られたものの利用の組み合せで適当でないものはどれか。 |
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試験名 |
試験から得られるもの |
試験から得られるものの利用 |
1 |
圧密試験 |
e-logρ曲線 |
粘土層の沈下量の計算 |
2 |
単位体積質量試験 |
湿潤密度ρt |
締固めの施工管理 |
3 |
ポータブルコーン貫入試験 |
地盤係数k |
締固めの施工管理 |
4 |
ベーン試験 |
粘着力C |
細粒度の斜面や基礎地盤の安定計算 |
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解答 (3)
ポータブルコーン貫入試験は、貫入抵抗qcを求めるものである。 盛土の締固めの施工管理に使われることもある。
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品質特性の決定 |
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品質管理において,品質特性(管理特性)を決める場合の一般的な留意点に関する記述のうち適当でないものはどれか。 |
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1 |
最終の品質に影響を及ぼさないものであること。 |
2 |
工程の初期に結果が判明するものであること。 |
3 |
工程の状態を総合的に表すものであること。 |
4 |
測定し易く,工程に対して処置のとり易い特性であること。 |
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解答 (1)
設計品質(最終品質)に重要な影響を及ぼすもの。
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品質管理のサイクル(デミングサイクル) |
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品質管理を行うにあたって,下記の項目(イ)〜(へ)の手順として適当なものはどれか。 |
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(イ)ヒストグラムを作成する。
(ロ)品質標準を決める。
(ハ)データを採取する。
(ニ)作業標準を決める。
(ホ)管理図を作成する
(ヘ)品質特性を決める。 |
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1 |
(ロ)→(ヘ)→(ハ)→(ニ)→(イ)→(ホ) |
2 |
(ヘ)→(ロ)→(ハ)→(ニ)→(ホ)→(イ) |
3 |
(ヘ)→(ロ)→(ニ)→(ハ)→(イ)→(ホ) |
4 |
(ロ)→(ヘ)→(ニ)→(ハ)→(ホ)→(イ) |
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解答 (3)
3の順序が適当
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解説 |
品質特性(管理特性) |
1 |
品質特性は,最終品質に影響を及ぼすもののうち,できるだけ工程の初期で測定でき,すぐに結果の得られるものとして,一般に次のものを用いる。 |
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品質特性の一例
工 種 |
品 質 特 性 |
試 験 方 法 |
土 工 |
材 料 |
最大乾燥密度・最適含水比
粒度
自然含水比
液性限界
塑性限界
透水係数
圧密係数 |
突き固め試験
粒度試験
含水比試験
液性限界試験
塑性限界試験
透水試験
圧密試験 |
施 工 |
施工含水比
締固め度
CBR
たわみ量
支持力値
貫入指数 |
含水量試験
現場密度の測定
現場CBR試験
たわみ屋測定
平板敷荷試験
各種貫入試験 |
路 盤 工 |
材 料 |
粒度
含水比
塑性指数
最大乾燥密度・最適含水比
CBR |
ふるい分け試験
含水比試験
液性限界・塑性限界試験
突き固め試験
CBR試験 |
施 工 |
締固め度
支持力
平坦性 |
現場密度の測定
平板載荷試験,CBR試験
平坦性試験 |
コンクリー卜工 |
骨 材 |
比重及び含水率
粒度(細骨材,粗骨材)
単位容積貿量
すり減り減量(粗骨材)
混合割合
表面水量(細骨材)
安定性 |
比重及び含水率試験
ふるい分け試験
単位容積質量試験
すり減り試験
洗い分析試験
表面水率試験
安定性試験 |
コンクリート |
スランプ
空気量
圧縮強度
曲げ強度 |
スランプ試験
空気重試験
圧縮強度試験
曲げ強度試験 |
アスファルト舗装工 |
材 料 |
骨材の比重及び吸水率
粒度
単位容積質量
すり減り減量
軟石量
針入度
伸度 |
比重及び吸水率試験
ふるい分け試験
単位容積貿屋試験
すり減り試験
軟石量試験
針入度試験
伸度試験 |
プ ラ ン ト |
混合温度
アスファルト量・合成粒度 |
温度測定
アスファルト抽出試験 |
舗 設 現 場 |
敷均し温度
安定度
厚さ
平坦性
混合割合
密度 |
温度測定
マーシャル安定度試験
コア採取による測定
平坦性試験
コア採取による混合割合試験
密度試験 |
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品質特性(管理項目)を決定するに当っては,次の点に注意する。 |
@ |
工程の状態を総合的に表わすもの。 |
A |
代用特性が明確なもの(真の特性で検査できない場合)。 |
B |
設計品質(最終品質)に重要な影響を及ぼすもの。 |
C |
測定し易いもの。 |
D |
工程に対して処置のとり易いもの。 |
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品質管理のサイクル(デミングサイクル) |
@ |
計画段階 |
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デミングサイクル |
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品質の基準(規格値)の決定,工程(仕事のやり方)の計画。 |
A |
実施段階 |
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作業の標準化を回り,ムラの排除を行う。 |
B |
検討段階 |
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指示命令・計画どおりに製品が作られているかのチェック。 |
C |
処置段階 |
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処置段階:計画からはずれている場合は,修正のための処置を行う。 |
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