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工程図表に関する次の記述のうち適当でないものはどれか。 |
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1 |
ガントチャートは,各作業の完了時点を100%として横軸にその達成度をとって示したもので,各作業に必要な日数が何日であるか分らない。 |
2 |
曲線式工程表は,縦軸に工事出来高を,横軸に工期を示したもので,工程曲線との対比により工程計画の修正や実施工程の管理に使用される。 |
3 |
ネットワーク式工程表は,丸印と矢線の結びつきで工程を示したもので,各作業の順序や因果関係を明確に把握できる。 |
4 |
バーチャートは,機軸に各作業の所要日数を示したもので,各作業間の関連は把握できないが,工期に影響する作業がどれであるかよく分かる。 |
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解答 (4)
バーチャートは工期に影響する作業がどれであるかは不明確である。
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各種工程図表の比較 |
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工程図表に関する次の記述のうち適当でないものはどれか。 |
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1 |
図表の作成は,「バーチャート」では容易であるが,「ネットワーク式」では複雑である。 |
2 |
作業の手順は,「ガントチャート」では不明であるが,「バーチャート」では漠然としている。 |
3 |
作業に必要な日数は,「曲線式」,「ネットワーク式」のいずれでも判明できる。 |
4 |
工程に影響する作業は,「バーチャート」,「ガントチャート」のいずれでも判明できない。 |
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解答 (3)
作業に必要な日数は,曲線式ではわからない。
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工程表作成に関する留意事項 |
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工程計画を作成する場合の一般的な手順として適当なものはどれか。但し,A〜Eの内容は次のとおり。 |
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A: |
全工事が工期内に完了するように工種別工程を相互調整する。 |
B: |
全工期を通じて,労務・資材・機械の必要数を均し,過度の集中や待ち時間が発生しないように工程を調整する。 |
C: |
工種分類に基づき,基本管理項目である工事項目(部分工事)について施工手順を決める。 |
D: |
各工種別工事項目の適切な施工期間を決める。 |
E: |
各種工程表を作成する。 |
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1 |
E→A→D→C→B |
2 |
B→C→E→A→D |
3 |
D→C→B→A→E |
4 |
C→D→A→B→E |
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解答 (4)
C→D→A→B→Eが適当
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解説 |
工程管理の特徴 |
工 程 表 |
利 点 |
欠 点 |
用 途 |
横線式工程表
(バーチャート,ガントチャート) |
作成が容易,見やすくわかりやすい。又修正が容易である。 |
作業間の関連及び工期に影響する作業が不明確で,合理性に欠ける。 |
簡単な工程
マスタープラン
概略工程表等 |
曲線式工程表
(工程曲線,出来高工程表) |
全体的な把握ができ,原価管理,工事の進捗状況がわかりやすい。 |
細部が不明で,作業間の調整ができない。 |
原価管理
傾向分析 |
ネットワーク工程表
(PERT,CPM) |
全体の把握及び作業間の関係が明確で,最も合理的な工程表である。 |
作成が難しく,修正が困難。熟練を要する。 |
複雑な工事
大形工事 |
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各種工程図表の比較 |
事 項 |
ガントチャート |
バーチャート |
曲 線 式 |
ネットワーク |
作業の手順 |
不明 |
漠然 |
不明 |
判明 |
作業に必要な日数 |
不明 |
判明 |
不明 |
判明 |
作業進行の度合い |
判明 |
漠然 |
判明 |
判明 |
工事に影響する作業 |
不明 |
不明 |
不明 |
判明 |
図表の作成 |
容易 |
容易 |
やや難しい |
複雑 |
短期工事・単純工事 |
向 |
向 |
向 |
不向 |
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工程表作成に関する留意事項 |
1 |
工程表作成時には、次の点に留意する。 |
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@ |
全工程を通じて忙しさの程度を等しくする。 |
A |
所要期間の長い作業を早期に着工させる。 |
B |
各工程の施工順序と経済的な施工速度(最適工期)を決める。 |
C |
工事種類,工事規模に応じた施工法と建設機械の組合せとする。 |
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2 |
経済的な工事を実施するための注意事項は,次のとおり。 |
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@ |
仮設備工事,現場諸経費が合理的な範囲で最小限とする。 |
A |
機械設備,仮設用材料,工具等を合理的最小限とし,反復使用する。 |
B |
合理的に最小限の一定数の作業員をもって,全工事期間を通じて稼働作業員数の不均衡を少なくする。 |
C |
段取り待ち,材料待ち,機械設備の損失を少なくする。 |
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