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ネットワーク手法に関する記述のうち誤っているものはどれか。 |
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1 |
工程の短縮を行うには,クリティカルパスの経路に着目する。 |
2 |
クリティカルパス以外のアクティビティでもフロートを消化してしまうとクリティカルパスとなる。 |
3 |
フロートの非常に小さい経路は,クリティカルパスでなくともクリティカルパスとして重点管理する。 |
4 |
クリティカルパス上のアクティビティのトータルフロートは必ずしも0ではない。 |
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解答 (4)
最遅開始時刻と最早開始時刻とが等しく,余裕日数(フロート)を全く持たないので必ず0となる。
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ネットワーク工程表の作成 |
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下記の(イ)〜(ニ)の条件を満足しているネットワークはどれか。 |
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[条件] |
(イ) |
作業Eは,作業B,作業Cが終わると着手できる。 |
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(ロ) |
作業Dと作業Eが終わると,作業Gに着手できる。 |
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(ハ) |
作業Fは,作業B,作業Cに続く作業である。 |
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(ニ) |
作業Hは,作業Dに関係なく作業Eに続く作業で,作業Fと平行して作業できる。 |
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解答 (3)
(イ)の条件は,(1)〜(4)すべて満たしている。(ロ)の条件は,(1)では作業Gの先行作業は作業Dのみ,(2)も同様で不適当。(3),(4)はよい。(ハ)の条件は,(4)では作業BとCの後続作業は作業Eのみである。作業Fは,作業Cのみの後続作業となっている。(ニ)の条件は,(3)において作業Hは先行作業である作業Eが完了すれば作業Dに関係なく開始できる。
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所要時間(デュアレーシヨン) |
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工程計画のネットワーク作成において所要時間(デュアレーション)の決め方に関する記述のうち適当でないものはどれか。 |
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1 |
天候の影響は地方により差異があるので所要時間の中に含めない。 |
2 |
作業(アクティビティ)の重要度を意識しない。 |
3 |
1日の労働時間は,実務値的数字である。 |
4 |
「その仕事は何日あれば絶対にできる」という考え方ではなく,「最も確率の高い」日数で考える。 |
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解答 (1)
天候による影響は所要時間に含める |
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解説 |
ネットワーク工程表 |
1 |
工事全体を単位作業(アクティビティ)の集合と考え,これらの作業を施工順序にしたがって,矢線(アロー)で表わす。 |
2 |
矢線の両端は,作業の開始及び終了を意味し○印(結合点,イベント)で表わす。矢線の長さは時間に無関係で,形は任意でよい。 |
3 |
矢線と結合点によって,作業の相互の関係を表わす。 |
4 |
矢線図の約束は,次のとおり。 |
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@ |
先行作業が終了しなければ,後続作業は開始できない。 |
A |
結合点番号は,出発点の結合点から順に追番号で入れて最終結合点に至る。 |
B |
先行と後続の関係を忠実に表わすためにダミー(疑似作業)を用いる。 |
C |
同一結合点間には,一作業の表示とする。 |
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5 |
ダミーとは,作業内容を持たず,所要時間ゼロの架空の作業で,点線で表わす。作業の先行と後続の関係を表わすために必要となる。 |
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