最早開始時刻,最早完了時刻の日程計算(前向き計算) |
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計算順番は,左から右に(EからE)向かって行う。 |
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各結合点上に結合点時刻(最早完了時刻.EFT)を記入する。この値が次の作業の最早開始時刻(EST)となる。 |
3 |
先行作業が完了しなければ後続作業が開始できないことから,下図において2本以上の矢線が入ってくる合流点B,Dでは,終了時刻の大きいものが次の開始(最早開始)時刻げとなる。(小さい時刻を斜線で消去する) |
4 |
以上の計算の結果,最終イベントEに致着する日数が,工期となる。 |
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最遅完了時刻・最遅開始時刻の日程計算(逆向き計算) |
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前向き計算によって,最早開始時刻が(EST)を求めておく。 |
2 |
計算順番は,右から左(EからH)に向って行う。 |
3 |
最終結合点Eの最遅完了時刻には工期40日を用いる。順次,各作業の所要日数を引き,最遅完了時刻を各結合点上の□内に記入する。 |
4 |
下図の分岐点C,A,@では,小さい方の数値を採用する。 |
5 |
最遅開始(完了)時刻と最早開始(完了)時刻とが等しい経路は,各作業に全く余裕がなく,クリティカルパス(最長経路)となる。 |
6 |
クリティカルパス以外の経路には,余裕日数(フロート)を持つ。 |
7 |
最早完了時刻及び最遅完了時刻を求め,その差から余裕日数を求める。 |
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クリティカルパス(太線)
0→1→4→3→5→6 |
□内の数字は最遅完了時刻を示す。
□外の数字は最早開始時刻を示す。 |
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