平成22年度 2級造園施工管理技術検定試験 学科試験問題 Page5
※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No 41 | 根鉢の上端より1.2 m上がりの位置において下記の周長の幹を有する3本立指定の樹木の幹周の寸法値として、「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に照らし、正しいものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ただし、樹高は、指定の寸法値を満たしているものとする。なお、答えに小数点以下の端数が出る場合は、小数点以下第3位は切り捨てるものとする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 3 幹周が2本以上のときは、各々の幹周の総和の70%をもって幹周とする。 よって、0.14+0.12+0.14=0.4m 0.4m×70%=0.28mとなる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 42 | 「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における樹木の品質規格に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 「枝葉の配分」は、樹種の特性に応じて節間が詰まり、枝葉密度が良好であること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 「根鉢」は、樹種の特性に応じた適正な根鉢、根株をもち、鉢くずれのないよう根巻きやコンテナ等により固定され、乾燥していないこと。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 「根」は、根系の発達がよく、四方に均等に配分され、根鉢範囲に細根が多く、乾燥していないこと。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 「病虫害」は、発生のないもの。過去に発生したことのあるものにあっては、発生が軽微で、その痕跡がほとんど認められないよう育成されたものであること。 |
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解答と解説: 答え--- 1 枝葉の配分は、配分が四方に均等であること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 43 | 造園工事の安全管理に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる数値の組合せとして、「労働安全衛生規則」上、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
「手掘りにより地山の明り掘削の作業を行うときは、地山の種類が岩盤又は堅い粘土からなる地山であって、掘削面の高さが5m未満の場合、原則として、掘削面の勾配は( A ) 度以下としなければならない。」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
「事業者は、( B ) m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置く等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 4 岩盤又は堅い粘土で、掘削高さ5m未満の場合、掘削面の勾配は90度以下。(労働安全衛生規則356条) 事業者は、3m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設ける。(労働安全衛生規則536条) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 44 | 次の(イ)〜(ハ)のうち、工事現場で一般的に行う安全管理計画に関する記述として、適当なものをすべて示したものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(イ) | 施工計画を立てる際に、工法の安全化、工程の適正化等作業環境の整備について検討した。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ロ) | 安全上の注意喚起のため、現場の基本的な安全心得を作成し、雇入時に各作業員へ配布することとした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ハ) | 工事用設備、機械器具等については、特定の点検責任者を定めず各人が責任をもって点検を行うこととし、不安全な状態や動作を見つけたときには改善することとした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | (ロ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | (イ)、(ロ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | (ロ)、(ハ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | (イ)、(ハ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 設備、機械器具の点検責任者は定めておくこと。「誰かが見ているはずだから大丈夫」ってことにならないように。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 45 | 移動式クレーンの作業に関する記述のうち、「クレーン等安全規則」上、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | つり上げ荷重が1トン以上5トン未満の小型移動式クレーンの運転の業務を、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者に行わせた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | つり上げ荷重は、使用する移動式クレーンの定格荷重の範囲内とした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 作業員がハッカーを用いて玉掛けをしてつり上げられている荷の下に立ち入りそうであったため、クレーンの運転者が運転席を離れ、立ち入らないように指示を行った。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 強風により移動式クレーンに係る作業を中止した場合、ジブの位置を固定させるなどの措置を行い、転倒による危険を防止した。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 荷を吊っているときに運転者は運転席を離れてはならない。(クレーン等安全規則第75条2項) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 46 | 次の(イ)〜(ニ)のうち、「都市公園法」上、公園施設として都市公園に設けられるものをすべて示したものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(イ) | 郵便局 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ロ) | 動植物の保護繁殖施設 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ハ) | 雨水貯留施設 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ニ) | 警察署の派出所 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | (イ)、(ロ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | (ロ)、(ハ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | (ハ)、(ニ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | (イ)、(ニ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 都市公園法施工令第5条に、動植物の保護繁殖施設(同5項)雨水貯留施設(同7項)に示されている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 47 | 建設業における技術者に関する次の記述の(A)に当てはまる語句として、「建設業法」上、正しいものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
「請負人は、請負契約の履行に関し工事現場に( A ) を置く場合においては、当該( A ) の権限に関する事項等を、書面により注文者に通知しなければならない。」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 監理技術者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 主任技術者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 現場代理人 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 専門技術者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 工事現場に現場代理人を置く場合においては、当該現場代理人の権限に関する事項等を、書面により注文者に通知しなければならない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 48 | 次の(イ)〜(ハ)のうち、施工体制台帳の作成を義務付けられた建設業者が、請け負った建設工事について、施工体制台帳に記載しなければならない事項として、「建設業法」上、必要なものをすべて示したものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(イ) | 建設工事の名称、内容及び工期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ロ) | 発注者と請負契約を締結した年月日、発注者の商号、名称又は氏名及び住所 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
(ハ) | 請負契約を締結した営業所の名称及び所在地 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | (イ)、(ロ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | (イ)、(ハ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | (ロ)、(ハ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | (イ)、(ロ)、(ハ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 全てが施工体制台帳に記載しなければならない事項である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 49 | 「労働基準法」に関する記述のうち、正しいものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 労働基準法は、労働条件について望ましい基準を定めたものである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日又は4週間を通じて4日以上の休日を与えなければならない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 日本国内の事業に使用される者であっても、外国人には労働基準法は適用されず、保護の対象とならない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせることができる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 労働基準法は、労働条件の基準は最低のものである。よって事業者は、これ以上低下させてはならない。望ましいは誤り。(第1条第2項) 使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。 よって、外国人であろうと労働基準法により保護される。(第3条) 使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせ、又は貯蓄金を管理する契約をしてはならない。(第18条) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No 50 | 「労働安全衛生法」に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 産業医とは、事業者により事業場ごとに選任され、労働災害発生時に応急処置を行う医師のことである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 衛生管理者とは、事業者により事業場ごとに当該事業場の業務の区分に応じて選任され、衛生に係る技術的な事項を管理する者のことである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 作業主任者とは、事業者により当該作業の区分に応じて選任され、当該作業に従事する労働者の指揮等を行う者のことである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 安全管理者とは、事業者により事業場ごとに選任され、安全に係る技術的な事項を管理する者のことである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 1 事業者は産業医に労働者の健康管理その他の厚生労働省令で定める労働者の健康管理等を行わせなければならない。 よって労働災害発生時に応急処置は業務に該当しない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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