平成24年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page4

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 31 造園工事における施工計画の策定に際して行う現場条件の事前調査事項として、適当でないものはどれか。
 1  動力源、工事用水の入手方法
 2  瑕疵担保の範囲
 3  発生土砂、産業廃棄物の処分・処理条件
 4  労務の供給、労務環境、賃金の状況

解答と解説: 

答え--- 2

施工計画では瑕疵担保の範囲は関連性は薄い。


No 32 下図に示す、施工管理の一般的な手順を示したデミングサークルの(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
(A) (B)   (C) 
1 処置  ----  計画   ----   実施
2 計画  ----  実施   ----   処置
3 処置  ----  実施   ----   計画
4 計画  ----  処置   ----   実施

解答と解説: 

答え--- 1

計画→実施→検討→処置の順番でサイクルする。



No 33 工程・原価・品質の一般的な関係に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
(イ) 極端に工程(施工速度)を早めると、単位施工量当たりの原価は( A ) なる。
(ロ) 品質の良いものを得ようとすると、工程(施工速度)は( B ) なる。
(A) (B)
1 高く  ----  早く
2 安く  ----  遅く
3 安く  ----  早く
4 高く  ----  遅く

解答と解説: 

答え--- 4
施工速度を早める原価は(高く) なる。
丁寧な仕事をすると施工速度は(遅く) なる。


No 34 人力により5日間で完了することのできる次の張芝工事の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、歩掛は100 m2 当たり3人/日とする。
(イ) 張芝面積820 m2を5人/日で施工する。
(ロ) 張芝面積1,200 m2 を7人/日で施工する。
(イ) (ロ)
1  ---- 
2  ---- 
3  ---- 
4  ---- 

解答と解説: 

答え--- 2

イ 8.2×3=24.6人必要なので、5人で割ると、4.92日なので5日で施工可能
ロ 12×3=36人必要なので、7人で割ると、5.14日なので6日必要になる


No 35 横線式工程表(ガントチャート)とネットワーク式工程表の一般的な特徴を示した下表の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
 事項 横線式工程表
(ガントチャート) 
 ネットワーク式工程表
 作業の手順  不明   ( A )
 作業に必要な日数   ( B )  判明
 作業進行の度合い  判明  判明
 期に影響する作業   ( C)  判明
(A) (B)   (C) 
1 不明  ----  不明   ----  判明
2 不明  ----  判明   ----  判明
3 判明  ----  不明   ----  不明
4 判明  ----  不明   ----  判明

解答と解説: 

答え--- 3

ネットワーク式工程表は作業の手順は判明する
ガントチャートは手順、必要日数、影響を及ぼす作業は判断できない。



No 36 工程計画に関する次の式の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
(イ) 所要作業日数=工事量÷( A )
(ロ) 建設機械の1日当たり作業量=運転時間当たり作業量×1日当たり( B )
(A) (B)
1 1日平均施工量 --- 運転時間
2 1日最大施工量 --- 運転員拘束時間
3 1日平均施工量 --- 運転員拘束時間
4 1日最大施工量 --- 運転時間

解答と解説: 

答え--- 1

所要作業日数=工事量÷1日平均施工量
建設機械の1日当たり作業量=運転時間当たり作業量×1日当たり運転時間



No 37 下図に示すネットワーク式工程表で表される工事におけるクリティカルパスの日数として、正しいものはどれか。
1 10日
2 11日
3 12日
4 13日

解答と解説: 

答え--- 3

1→2→3→4→6→7→8(A→B→F→I)がクリティカルパスである。合計12日になる。





No 38 下図に示す3本立指定の樹木の幹周の寸法値として、「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に照らし、正しいものはどれか。
0.12 m 0.07 m 0.11 m
     
1 0.10 m
2 0.11 m
3 0.20 m
4 0.21 m

解答と解説: 

答え--- 4

幹が2本以上の樹木の場合、おのおのの周長の総和の70%をもって幹周とする。
0.12+0.07+0.11=0.3m 70%だと0.21mとなる


No 39 「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における樹木の品質規格に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 「生育」は、健全な状態を呈し、樹木全体で活力のある健康な状態で育っていること。
2 「病虫害」は、発生のないもの。過去に発生したことのあるものにあっては、発生が軽微で、その痕跡がほとんど認められないよう育成されたものであること。
3 「枝葉の配分」は、樹種の特性に応じて節間が詰まり、枝葉密度が良好であること。
4 「樹皮(肌)」は、損傷がないか、その痕跡がほとんど目立たず、正常な状態を保っていること。

解答と解説: 

答え--- 3

「枝葉の配分」は、配分が四方に均等であること。
設問の説明は「枝葉の密度」である。


No 40 「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」の寸法規格に関する次の記述の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「ウメなどのように樹木の根元付近から幹が分岐しやすいものは幹周の測定が難しく、このような樹木の場合は、栽培圃場で( A ) の周長を測定する。」
「株立(物)の樹高と株立数の関係については、2本立の場合、1本は所要の樹高に達し、他は所要の樹高の( B ) %以上に達している必要がある。3本立以上の場合、指定株立数について( C ) は所要の樹高に達し、他は所要の樹高の( B ) %以上に達している必要がある。」
(A) (B)   (C) 
1 最も太い幹の根鉢上端より1.2 m 上がりの位置  ----  50   ----  1本
2 最も太い幹の根鉢上端より1.2 m 上がりの位置  ----  70   ----  過半数
3 幹が土と接している根元部分  ----  50   ----  1本
4 幹が土と接している根元部分  ----  70   ----  過半数

解答と解説: 

答え--- 4

幹が分岐しやすいものは栽培圃場で(幹が土と接している根元部分) の周長を測定する。
株立(物)の樹高は、樹高の( 70 ) %以上に達している必要がある。
3本立以上の場合、指定株立数について(過半数) は所要の樹高に達していること。



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問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

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