平成25年度 2級造園施工管理技術検定試験 学科試験問題 Page2
※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No 11 | コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | コンクリートの強度は、一般に材齢28日における圧縮強度を基準とする。 | |||||||||||||||||||||||
2 | モルタルとは、セメント、水、細骨材及び必要に応じて加える混和材料を練り混ぜたものである。 | |||||||||||||||||||||||
3 | プレキャストコンクリートとは、工場又は工事現場内の製造設備によって、あらかじめ製造されたコンクリート部材又は製品のことである。 | |||||||||||||||||||||||
4 | コンクリートの耐久性は、一般に水セメント比が大きくなると、向上する。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 コンクリートの耐久性は、水セメント比が小さいほど向上する。水セメント比が大きいは、シャブシャブ状態と考える。 |
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No 12 | 造園樹木の根回しに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 断根式の根回しは、根元の周囲を掘り回し、そこから出ている側根だけを切り離す。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 溝掘り式の根回しは、支持根として残した太根に幅3cm程度の環状はく皮を行う。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 貴重な樹木や衰弱した樹木の根回しは、2、3回に分け、2、3年かけて行うのがよい。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 根回しは、根の切断を行うことから、地下部の根系とのバランスをとるため、地上部の枝葉を剪定する。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 根回し前の環状はく皮は細い根を生やすのに有効な手段である。 溝掘式根回しでは、樹木の三方か四方に太根を残し、他の根は鉢に沿って切断し、残した太根に環状はく皮を行う。 |
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No 13 | 造園樹木の掘取りに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 作業に支障となる下枝は、縄で上の方向に向けて幹に縛りつける。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 掘取りに伴い倒伏の危険がある樹木には、掘り下げる前に仮支柱を取り付ける。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 根に密着していない土は、分離脱落しやすいので、根鉢は根に密着している土の範囲とするのがよい。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 掘り上げた樹木は、樹勢の衰弱を防ぐため、根の切直しを避けるようにする。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 根の切直しは、新しい根が早く再生するための作業である。 |
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No 14 | 造園樹木の支柱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 布掛支柱は、丸太又は竹を幹に平行に添えて地中に差し込み、幹と結束して支えるものである。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 八ツ掛支柱は、3、4本の丸太又は竹で、幹の高い位置で樹木を支えるものである。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 鳥居型支柱は、基本型は二脚型だが、樹木の形状や植栽地の状況によって三脚型や十字型等を用いる。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 地下埋設型支柱は、根鉢周囲に支持アンカーを十分に打ち込み、ワイヤロープ等を用いて根鉢を地下で固定するものである。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 1 説明は一本支柱のこと。布掛支柱は複数の木を横一直線になる場合、木をつなげて植える場合に用いる。 |
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No 15 | 造園樹木の剪定に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 生垣を刈り込む場合、裾の美しい線を保つため、上枝を強く、下枝を弱く刈り込むようにする。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 刈込みを行う場合、不定芽の萌芽を促すため、長年同じところばかり刈らずに、時には深く切り戻す作業を行う。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 大枝を下ろす場合、切断後の自然治癒を促進するため、枝の付け根にある膨らみを残さず、樹幹すれすれに切断する。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 樹枝の骨格、配置をつくる基本剪定を行う場合、落葉樹については冬期に行うのがよい。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 太い枝を切り、傷口の修復を促すなら枝の付け根にある膨らみ(枝座)を残すようにする。無理に切ると幹に変色・腐れが入る。。 |
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No 16 | 下図に示す芝の植付け方法の名称として、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 互の目張り | |||||||||||||||||||||||
2 | 市松張り | |||||||||||||||||||||||
3 | 目地張り | |||||||||||||||||||||||
4 | べた張り | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 キンモクセイが妥当。 アジサイは花が終わる夏前に剪定する。 ハナミズキは冬の剪定(12〜2月) ヤブツバキは春の剪定(3月〜5月) |
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No 17 | 植物の施肥に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
「一般的に植物は、窒素、リン酸、カリの3要素を特に多く必要とし、これに( A )、マグネシウムを加えた5つの要素のどれかを含んだものを肥料として与える。また( A ) とマグネシウムを含む資材は、土壌の酸度矯正用として施用されることもある。 元肥とは、これら植物の生育に要する肥料を( B ) に施すものである。」 |
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解答と解説: 答え--- 1 5つの要素なら、窒素、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウムである。 植物の生育に要する肥料を植栽時、移植時や休眠期に施すものである。 |
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No 18 | 下図に示す延段と飛石の名称の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 3 プライムコートは路盤とアスファルトの接着剤用途にも用いる。表層、基層ともアスファルトである。 |
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No 19 | アスファルト舗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | アスファルト混合物の敷均し時の温度は、一般に110 ℃を下回らないようにする。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 敷均し作業中に雨が降り始めた場合には、敷均し作業を中止するとともに、敷き均した混合物をすみやかに締め固めて仕上げる。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 施工継目の位置は、横継目及び縦継目とも、原則として下層の継目の上に上層の継目を重ねるようにする。 | |||||||||||||||||||||||
4 | アスファルト混合物の締固めは、継目転圧初転圧二次転圧仕上げ転圧の順序で行う。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 継目は下層と上層は重ねずに離す事。重ねると大きなクラックが生じてしまう。 |
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No 20 | 陸上競技場に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
「陸上競技場の長軸を( A ) 方向にとり、トラックの排水勾配を走る方向で( B ) とした。」 | ||||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 2 陸上競技場の長軸を南北方向にとり、トラックの排水勾配を走る方向で1,000分の1とした。 投擲などのフィールド競技に際し、西日が正面に来ないように配慮する。 |
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