平成26年度 2級造園施工管理技術検定試験 学科試験問題 Page2
※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No 11 | コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | コンクリートの構成材料は、セメント、水、細骨材、粗骨材及び必要に応じて加える混和材料である。 | |||||||||||||||||||||||
2 | レディーミクストコンクリートは、整備されたコンクリート製造設備を持つ工場から、荷卸し地点における品質を指示して購入することができるフレッシュコンクリートである。 | |||||||||||||||||||||||
3 | AEコンクリートは、AE剤等を用いて微細な空気泡を含ませたコンクリートである。 | |||||||||||||||||||||||
4 | コンクリートの設計基準強度は、一般に材齢14日における円柱供試体の圧縮強度に基づいて定められる。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 コンクリートの設計基準強度は材齢28日のものである。 |
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No 12 | 造園樹木の根回しに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 根回しは、移植後の活着や生育を容易にするため、移植に必要な根の範囲で、あらかじめ根を切断し、切断部位より新たな細根の発生を促すものである。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 落葉広葉樹の根回しの時期は、秋から冬にかけての樹木の休眠期が最も適している。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 溝掘り式根回しは、三方または四方に残した太根を環状はく皮し、そのほかの根は根鉢に沿って切断するものである。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 根回し完了後は、倒伏や樹木の揺れにより新根が切断しないように支柱を取り付ける。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 根回しの時期は春先から夏に行うのが原則である。落葉広葉樹の移植時期は秋から冬がよい。 |
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No 13 | 造園樹木の移植に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 運搬時に根鉢の重量を軽くするため、掘取りの一週間前から灌水を控え、根鉢を乾燥させた。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 根の切り口からの腐れを防ぐため、根鉢周囲に出ている根の切直しを行った。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 立込み時に樹木の向き・傾きなどを容易に調整できるようにするため、植え穴の底は中央をやや高く仕上げた。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 根鉢とその周囲に入れた埋戻し土を密着させるため、棒で突きながら埋戻しを行った。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 1 移植時、根鉢は乾燥しないように保湿保水することが必要である。 |
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No 14 | 造園樹木の支柱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 鳥居型支柱を取り付ける際、樹木の幹と丸太との取付け部は幹に杉皮などを巻き、しゅろ縄で堅固に結束した。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 唐竹を用いて布掛け支柱を取り付ける際、唐竹どうしの結束部は鋸目を入れて、鉄線掛けとした。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 八ツ掛支柱の支柱丸太を取り付ける際、地際には留杭(やらず杭)を地面と垂直になるように打ち込み、支柱丸太と留杭を結束した。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 地下埋設型支柱を取り付ける際、根鉢周囲にアンカーを打ち込み、ワイヤロープを用いて根鉢を固定した。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 留杭(やらず杭)は地面に対して植木と反対側へ30度程度以上傾けて打込み、抜けにくくする。垂直なら抜けやすいので不可。 |
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No 15 | 造園樹木の剪定に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 枝抜き剪定を行う際、樹形の乱れを防ぐため、からみ枝を剪定した。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 生垣の刈込みを行う際、樹木の萌芽力の低下を防ぐため、毎年、同じところで枝を刈り込んだ。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 枝おろし剪定を行う際、切断後の自然治癒を促進するため、枝の付け根にある膨らみを残して剪定した。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 生垣の刈込みを行う際、下枝が枯れることを防ぐため、上枝を強く、下枝を弱く刈り込んだ。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 毎年、同じところで枝を刈り込むと、剪定箇所がコブ状になる。見た目も悪く好ましい剪定ではない。切断後の自然治癒を促進するためであれば適当でない。 |
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No 16 | 芝生の造成に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 植芝や播種による場合、生育を促進するため、基肥を施すようにする。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 張芝による場合、目土は、ほふく茎を覆うことにより発根を促すなどのため、芝の葉が半分かくれる程度にかける。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 張芝による場合、床土と芝の根を密着させるため、ローラ等により転圧する。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 播種による場合、播種後は種子が流出することを防ぐため、発芽まで灌水しない。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 発芽するまで灌水しなければならない。流出するほど水を与える必要もない。 |
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No 17 | 花壇の種類に関する記述のうち、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 毛せん花壇は、建物などに沿って細長く設け、手前に草丈の低い草花、後方に草丈の高い草花を配植した花壇である。 | |||||||||||||||||||||||
2 | 寄植え花壇は、周囲から鑑賞できるように中心部を高く、周辺部になるほど低くなるように、開花期の同じ数種類の草花を配植した花壇である。 | |||||||||||||||||||||||
3 | 境栽花壇は、岩山を再現した岩組みに、山野草や高山植物などの草花を配植した花壇である。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 沈床花壇は、レンガやコンクリート平板などの舗装材の一部を抜き取り、そこに草丈の低い草花などを配植した花壇である。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 寄植え花壇は開花期の異なる種類の草花を配置する。 |
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No 18 | 車いす使用者に配慮した公園の園路(通路・傾斜路)の施工について、次の(イ)、(ロ)の記述の()、()に当てはまる数値の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 3 車いす使用者の園路は、有効幅200cm以上、傾斜路勾配6%以下とする。 |
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No 19 | 園路整備における「作業の種類」とその際に使用する「建設機械」の組合せとして、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 4 ホイールローダは運搬するための機械である。アスファルト混合物の締固めはタイヤローラーが適当。 |
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No 20 | 運動施設の配置と方位の一般的な関係として、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 野球場の方位は、競技者を主とした場合、本塁を北側に、投手板を南側に配置することが望ましい。 | |||||||||||||||||||||||
2 | テニスコートの長軸の方向は、南北方向を基準に、若干北西〜南東に振ることが望ましい。 | |||||||||||||||||||||||
3 | サッカー場の長軸の方向は、東西方向とすることが望ましい。 | |||||||||||||||||||||||
4 | 陸上競技場の長軸の方向は、南北方向とすることが望ましい。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 サッカーなどの競技場は南北方向とすることが基準である。西日で競技の有利不利が発生することは避けるべき。 |
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