平成26年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page3

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 21 硬式テニスコートの表面排水を取る場合、勾配の方向を示す図のうち、適当なものはどれか。
1 2
3 4

解答と解説: 

答え--- 4

硬式テニスコートの排水は片流れ勾配とすることが原則である。中心より山なり勾配は軟式テニスコートで用いられる排水である。



No 22 遊具に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 ぶらんこを設置する際、支柱のコンクリート基礎の天端を、地表面から10 cm の高さとした。
2 サンドピット型砂場を設置する際、砂の深さを40 cm とした。
3 滑り台を設置する際、滑降面の有効幅を40 cm とした。
4 鉄棒を設置する際、握り棒の直径を3cm の太さとした。

解答と解説: 

答え--- 1

ブランコのコンクリート基礎は突出しないことが原則。つまずきにくくかつ転倒時に怪我をしない配慮のためである。



No 23 1,800 m3の盛土(締固め土量)の造成に必要な土量について、地山土量の場合とほぐし土量の場合の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、土量変化率はL=1.20、C =0.90とする。
(地山土量)    (ほぐし土量)
1 2,000 m3  ----  2,160 m3
2 2,000 m3  ---- 2,400 m3
3 2,160 m3  ---- 2,400 m3
4 2,160 m3  ---- 2,880 m3

解答と解説: 

答え--- 2
 
地山土量は、締固め土量×(C=)0.9なので、1,800×0.9=2,000m3
地山土量×(L=)1.2=ほぐし土量 である。
よって2,000×1.2=2,400m3が適当である。


No 24 コンクリートの打込みに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
 1 打ち込んだコンクリートを横移動しないようにするため、型枠内の複数箇所にコンクリートを打ち込んだ。
 2 コンクリートの流動性を高めるため、コンクリートを打ち込む前までに混和材料を加えた。
 3 コンクリートを打ち込む際、型枠などコンクリートと接する部分をあらかじめよく乾燥させた。
 4 コンクリートを二層に分けて打ち込む際、下層のコンクリートが固まり始める前に、上層のコンクリートを打ち込んだ。

解答と解説: 

答え--- 3

コンクリートを打ち込む際には型枠は散水し十分に湿らす。これは型枠が乾いているとコンクリートの水が吸われてしまい、強度の発現に影響する。



No 25 擁壁の構造形式を示した図のうち、重力式擁壁はどれか。
1 2
3 4

解答と解説: 

答え--- 1

1---重力式
2---控壁式擁壁
3---もたれ式擁壁
4---L形擁壁



No 26 雨水排水工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 管径が変化する排水管の接合箇所に、マンホールを設けた。
2 上流管と下流管の管底差が90 cm となる箇所に、副管付きマンホールを設けた。
3 排水管へ接続する取付け管を、排水管の中心線から下方に取り付けた。
4 マンホールと管渠を接続する場合に、軟弱地盤で不同沈下が想定される場所において、可とう性の継手を用いた。

解答と解説: 

答え--- 3

排水管へ接続する取付け管は、本管中心線より上方45度付近とする。


No 27 下図に示す茶庭の中潜りにおける役石()、()の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
() ()
1 客石  ---- 前石
2 踏分石  ---- 前石
3 踏分石  ---- 亭主石
4 客石  ---- 亭主石

解答と解説: 

答え--- 4

A=客石
B=亭主石


No 28 公園内の電気設備工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 地中配線工事において、ケーブルを接続するためにマンホールを設置した。
2 電気工事士でない者が、電柱を設置した。
3 電気設備設計図において、「 」の記号で示された箇所に、ハンドホールを設置した。
4 重量物の圧力を受けるおそれのある場所でケーブルを直接埋設する際、埋設深さを1.5 mとした。

解答と解説: 

答え--- 3

車ハンドホールは地中で電気配線を結線するもので、通路や邪魔にならない広場等に設けられる。従前に器具のある部分に設けるものではない。設問の符号は何?ブラケット照明?



No 29 下図に示す給水装置における()、()の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
() ()
1 分水栓  ----  止水栓
2 給水栓  ----  水道メーター
3 給水栓  ----  止水栓
4 分水栓  ----  給水栓

解答と解説: 

答え--- 1

A=分水栓
B=止水栓
配水管に付けるバルブは分水栓、敷地内に設けるバルブは止水栓


No 30 「公共工事標準請負契約約款」に定める設計図書に該当するものはどれか。
1 仕様書、現場説明書
2 現場説明書、施工計画書
3 仕様書、現場組織表
4 現場組織表、施工計画書

解答と解説: 

答え--- 1

設計図書に該当しないものは施工計画書、現場組織表である。これは契約後に施工者が作成するものである。仕様書、現場説明書は発注者側が契約前に提示するものである。



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2級造園施工管理技術検定
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問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

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