平成26年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page4

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 31 次の(イ)、(ロ)の作業に要する日数の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、歩掛は100本当たり25人・日とする。
(イ) 高木120本を5人で植栽する。
(ロ) 高木140本を7人で植栽する。
(イ) (ロ)
1 5日  ----  5日
2 5日  ----  6日
3 6日  ----  5日
4 6日  ----  7日

解答と解説: 

答え--- 3

100本当たり25人・日なので、1人では4本・日である。
(イ)---120本÷(4本×5人)=6日
(ロ)---140本÷(4本×7人)=5日 
となる。


No 32 工程・原価・品質の一般的な関係に関する次の記述の()、()に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「工程(施工速度)をはやめると品質は( ) 。また、工程(施工速度)を極端にはやめると、単位施工量当たりの原価は( ) 。」
() ()
1 良くなる  ----  安くなる
2 悪くなる  ----  高くなる
3 良くなる  ----  高くなる
4 悪くなる  ----  安くなる

解答と解説: 

答え--- 2

施工速度をはやめると品質は悪くなる。
施工速度を極端にはやめると原価は高くなる 。



No 33 施工計画に関する記述のうち、適当なものはどれか。
1 機械計画には、工事用車両による沿道障害の防止対策についての計画が含まれる。
2 労務計画には、作業員の安全管理活動についての計画が含まれる。
3 仮設備計画には、工事用仮設物の設置だけでなく、撤去や跡片付けの計画が含まれる。
4 品質管理計画には、建設副産物の再利用についての計画が含まれる。

解答と解説: 

答え--- 3

沿道障害の防止対策は環境保全計画。建設副産物の再利用は資材計画。作業員の安全管理活動は安全計画。



No 34 建設副産物のうち、産業廃棄物に該当しないものはどれか。
1 木製ベンチの撤去に伴い生じた木くず
2 雨水排水管の撤去に伴い生じた廃プラスチック類
3 花壇の改修に伴い生じたれんがの破片
4 イチョウ並木の管理に伴い生じた剪定枝葉

解答と解説: 

答え--- 4

剪定枝葉は産業廃棄物に該当しない。


No 35 工程計画に関する次の(イ)、(ロ)の式の()、()に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
(イ) 工事量÷( ) =所要作業日数
(ロ) 一日当たりの運転時間÷一日当たり運転員の拘束時間=( )

() ()
1 1日最大施工量  ----  運転時間率
2 1日最大施工量  ----  作業効率
3 1日平均施工量  ----  運転時間率
4 1日平均施工量  ----  作業効率

解答と解説: 

答え--- 3

A=1日平均施工量
B=運転時間率
工事量÷所要作業日数=1日平均施工量
一日当たりの運転時間÷一日当たり運転員の拘束時間=運転時間率



No 36 下図は、一般的な工期・建設費曲線を表したものであるが、図中の()〜()に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。

() () ()
1 直接費  ----  間接費  ----  標準時間
2 直接費  ----  間接費  ----  最適工期
3 間接費  ----  直接費  ----  標準時間
4 間接費  ----  直接費  ----  最適工期

解答と解説: 

答え--- 2

時間を早めると直接費は安くなるが急ぎすぎると直接費()は上昇する。総建設費が上昇する手前が最適工期()である。間接費は時間経過に基本的に比例する()。


No 37 下図に示すネットワーク式工程表で表される工事におけるクリティカルパスの日数(工期)として、正しいものはどれか。
1 7日
2 8日
3 9日
4 10日

解答と解説: 

答え--- 4

B→E→F→H で10日である。



No 38 下図に示す3本立指定の樹木の幹周の寸法値として、「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に照らし、正しいものはどれか。
1 0.10 m
2 0.15 m
3 0.21 m
4 0.30 m

解答と解説: 

答え--- 3

幹周は、幹が2本以上の樹木においては、おのおのの周長の総和の70%をもって幹周とする。
0.07+0.15+0.08=0.3m
0.3m×70%=0.21mとなる。


No 39 「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における樹木の品質規格の判定に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 葉にしおれが見られたが、枝葉の配分が四方に均等であり、枝葉密度が良好であったため、合格とした。
2 根系の発達が良く、根鉢範囲に多数の細根が発生していたが、根鉢が乾燥していたため、不合格とした。
3 過去の病虫害発生の跡が一部に見受けられたが、発生が軽微で、その痕跡がほとんど認められないよう育成されていたので、合格とした。
4 樹皮の形姿はおおむね良好であったが、その一部に裂目があり変色していたため、不合格とした。

解答と解説: 

答え--- 1

公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)の樹勢の「葉」の品質規格によると、正常な葉形、葉色、密度(着葉)を保ち、しおれ(変色・変形)や衰弱した葉がなく、生き生きしていること。



No 40 品質管理のために作成した次のヒストグラムのうち、品質管理上、最も適当なものはどれか。
1 2
3 4

解答と解説: 

答え--- 4

1は上限値・下限値とも超えているので不可。2はピークとなる山が2つあるので何らかの問題がある。3は中央値がズレており規格の設定にやや難がある。



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問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

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