ガラス工事　1

学習するポイント
板ガラスの種類
板ガラスのはめ込み

１			板ガラスの種類
			�@ フロートガラス 金属溶融面の上で作られ，磨きガラスと同様な平滑ガラスの製造が可能で強度も高い。 �A 普通板ガラス 透明板ガラスとすりガラスの２種がある。透視性,切断，加工性に優れている。 �B 網入りガラス 金属製の網を板ガラスの内部に挿入したもので,火災時の破損防止などに使う。切断後は小口に防錆シールを用いる。拡散性，防火性に優れている。 �C 合わせガラス ２枚以上の板ガラスの間に，ポリビニルブチラール樹脂の薄膜を挟んで加圧，接着したもので，割れて飛散しない，透視性，飛散防止性，防火性，防犯性に優れている。 �D 強化ガラス 板ガラスを焼入れして表面にストレスを導入，強度を増加したもので，強化処理後の切断はできない。衝撃強度，熱に優れている。 �E 熱線吸収ガラス 微量のニッケル，コバルト，鉄などの金属を加えて着色したものである。太陽の直射により破損することがあるので，切り口はクリアカットを原則とする。冷暖房負荷軽減に優れている。 �F 複層ガラス ２枚のガラスの間に中空層を設け，周囲を金属または樹脂などで封着した後に乾燥気体を封入する。断熱性，結露防止性に優れている。
２			板ガラスのはめ込み
			a シーリング材の場合 c 建築用ガスケットの場合 b 構造ガスケットの場合 d パテの場合
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