1 |
工事の種類 |
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床 |
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アスファルト,ビニルタイル,ゴムタイル類 |
ビニルシート類 |
じゅうたん,カーペット類 |
畳・フローリングボード類 |
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A |
天井・壁 |
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石こうボード,石綿セメント板類 |
合板類 |
金属板,プラスチック板類 |
紙,ビニルレザー,布類 |
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2 |
ビニル床シート |
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JIS A5705(シート床シート)による特記がなければ,一般用厚さは2.5mmを使用する。 |
A |
接着剤は,一般の床は酢酸シート樹脂系,シート共重合樹脂系,合成ゴム系を使用する。水を使用する室,地下室など湿気の生じやすい所はエポキシ樹脂を使用する。 |
B |
下地がコンクリートの場合は,乾燥期間が十分とれるようにする。 |
C |
シート類は長手方向に縮み,幅方向に伸びる性質があるので,長めに切断して仮敷きし,10日間程度放置してなじませる。 |
D |
張り付け時の室温が5°C以下,または接着剤の硬化前に6°C以下になる恐れがある場合は,施工を中止するか採暖などの処置をする。 |
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3 |
ビニル床タイル,ゴム床タイル |
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ビニル床タイルは,JIS A5705による特記がなければ,厚2mmを使用する。 |
A |
張付けローラで圧着する。 |
B |
施工箇所は室温を10°C以上に保ち,湿度が高いときは作業を中止する。 |
C |
施工後1〜2ヵ月間は室温が10°C以下にならないようにする。 |
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4 |
フローリングボード張り |
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張立てに先だち,根太および捨張りの上に数日間並べ,環境に順応させる。 |
A |
捨張りは合板,パーティクルボード,含水率15%以下の製材板を使用する。 |
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5 |
フローリングブロック張り |
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1枚の大きさは30 cm x30 cm 程度の正方形で,なら,さくらなどの堅木を用い,モルタル床下地に,ブロックに取り付けてある足金物を用いて張る。 |
A |
下地はブロック仕上り面より約35〜50mm下げてモルタルを塗る。 |
B |
ブロック裏面には,防混用のアスファルト類を塗布する。 |
C |
張り付後4〜7日間ほど養生し,デッキサンダーで研摩し,ワックス塗りで仕上げる。 |
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6 |
じゅうたん(カーペット敷) |
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グリッパーエ法:床の周囲にグリッパーを釘または接着剤で止め付け,これにカーペットの能都を引っ掛け,伸展器(ニーキッカー)で一定の張力(300mmにつき20
kg 程度)を加えて張る。 |
A |
全面接着工法:カーペットが移動しないように仮止めし,接着剤を下地面に平均に塗布して固定する。 |
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7 |
石こうボードの石こうによるじか張り工法(GL工法) |
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コンクリート下地面は,型わくに用いた緊張材の頭などを取り除き,清掃する。 |
A |
仕上げ面までの寸法は,最低ボード厚±3mm以上,標準寸法としては,9mmボードで20mm, 12mm ボードで25mmとする。 |
B |
接着剤は,水と練り合せて使用するが,練り具合はやや硬めとし,一度に練る量は1時間以内に使い切れる量とする。 |
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8 |
接着剤の種別と施工箇所 |
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種 別 |
施 工 箇 所 |
酢酸ビニル樹脂系,
ビニル共重合樹脂系,
合成ゴム系 |
一般の床 |
エポキシ樹脂系 |
地下部分の最下階,玄関ホール,湯沸室,便所,洗面所,防湿層のない土間などの湿気の生じやすい床,貯水層,浴室の直上床および脱衣室 |
酢酸ビニル樹脂系溶剤形(垂直面用) |
幅木,階段のけ込み |
注)防湿層とは,ポリエチレンフィルムなどで厚さ0.15 mm 以上とし,重ね合わせを縦横250mm以上としたものとする。
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