建築設備士受験対策 水質
水質
- 水道水の水質基準では、大腸菌群は検出されないこととされている。
- 水質に関し、トリハロメタンは、浄水場において、水道原水中の有機物と添加される塩素とが反応して生成される。
- 水質に関し、排水の再利用のための生物処理方式は、有機物系の排水の処理に適している。
- 水質に関し、有機物汚濁を表す水質指標であるBODは、下水処理場の放流水の水質基準等に用いられる。
- 水質に関し、油分や洗剤等を多く含んだ厨房排水は、SSがが高い。
- 水質に関し、雨水利用において、雨水は、一般に、屋根や屋上から集水して、浮遊物質を沈殿・ろ過する程度の簡易な処理をして使用する。
- オゾン処理により水道水を殺菌する場合には、トリハロメタンが生成されない。
- 水質に関し、厨房排水は、BOD、SS、n-Hex等の濃度が高いので、建築物内の排水管や下水道管を閉塞させるおそれがある。
- 水道水の水質基準において、大腸菌は検出されないこととされている。
- 水質に関し、多くの水中生物、農作物にとって望ましいpHは5.8〜8.6であるとされ、海域以外の公共用水域における排水基準には、この数値が採用されている。
- アスファルト面等の地表の非浸透域が増大すると、雨水の表面流出が増大する。
- 日本と米国の降水量を比較した場合、年平均降水量は日本のほうが多いが、人口1人当たりの年降水総量は米国のほうが多い。
- 農業用水を除いた都市用水の取水源は、河川水が約75%、地下水が約25%と推計される。
- 降水総量のうち、利用されているのは1/8程度である。
- 雨水は、本来天然の蒸留水であり、軟水である。
- 硬水はカルシウムやマグネシウムを含むもので、地上で含有した地表等を流れた場合に硬水になる。
汚染度指標
- 排水の汚染度を示す指標である、TOCは、高温酸化によって生じる二酸化炭素から求める水中の全有機性炭素量である。
- 排水の汚染度を示す指標である、SSは、水中の浮遊物質の指針であり、プランクトンや粘土類の量である。
- 排水の汚染度を示す指標である、CODは、水中の被酸化物を化学的に酸化する際に消費される酸素の量である。
- 排水の汚染度を示す指標である、BODは、水中の有機物が好気性微生物によって生物化学的に分解される際に消費される酸素の量である。
- 排水の汚染度を示す指標である、DOは、水中に溶解している酸素の量である。
- 排水の汚染度を示す指標である、T-Nは、排水中の有機性窒素化合物及び無機性窒素化合物に含有される窒素の総量である。
- 排水の汚染度を示す指標である、n-Hex(ノルマルヘキサン抽出物質含有量)は、汚水中に含まれる比較的揮発しにくい炭化水素、グリース、油状物質等の量である。
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