建築設備士受験対策 建築構造
建築構造設計
- 建築物の設計用一次固有周期は、建築物の高さが同じ場合、一般に、鉄筋コンクリート造より鉄骨造のほうが長い。
- 建築物の設計用地震力は、一般に、地盤が軟弱なほど大きくなる。
- 地震時において、水槽、煙突等の屋上突出物は、建築物本体に比べて、一般に、作用する加速度が大きい。
- 建築物の各階に剛性の偏りがある場合、剛性の小さい階においては、地震時に変形・損傷が集中しやすい。
- 建築基準法に定める層間変形角の制限値は、各階の層間変形角が大きくなることにより、内外装材などが破損・脱落することを防ぐために規定されている。
- 建築物の耐震設計において、剛心と重心との距離は、小さくなるように計画する。
- 建築物の構造計算に用いる積載荷重は、一般に、室の種類及び構造計算の対象によって数値が区分されている。
- 建築物の設計用一次固有周期は、建築物の高さが同じ場合、一般に、鉄筋コンクリート造より鉄骨造のほうが長い。
- 建築基準法に定める層問変形角の制限値は、各階の層問変形角が大きくなることにより、帳壁、内外装材等が破損・脱落することを防ぐために規定されている。
- 建築物の設計用地震力は、一般に、地盤が軟弱なほど大きくなる。
- 建築物の耐震設計において、剛心と重心との距離は、できるだけ小さくなるように計画する。
地盤・基礎
- 平板載荷試験は、地耐力を調査する試験である。
- べーン試験は、地盤のせん断強さを調査する試験である。
- スウェーデン式サウンディング試験は、地盤の支持力(地耐力)を調査する試験である。
- 地表探査法の電気探査は、基盤の探さを調査する試験である。
- オーガーボーリングは、地盤構成を調査するものである。
- 圧密沈下は、地中の応力の増加により土中の水が絞り出され、間隙が減少することにより生じる。
- 地下水が豊富に存在する場合、粘土主体の地層にあっては、液状化が生じにくい。
- 鋼管杭を採用する場合、鋼材の腐食に対する処置が必要になることがある。
- 杭基礎は、地震時においても上部構造を安全に支持するために、一般に、上部構造と同等又はそれ以上の耐震性能を確保すべきである。
- 直接基礎の底面は、乾燥・凍結等によって土に体積変化を生じるおそれがなく、かつ、雨水等によって洗掘されるおそれのない深さまで下げる。
- 地盤の液状化は、飽和地盤の細粒土含有率が低いほど起こりやすい。
- 杭の極限支持力は、一般に、杭の極限先端支持力と杭の極限周面摩擦力との和として表される。
- 杭に作用する負の摩擦力は、地盤が沈下しなければ作用しない。
- 鋼管杭の腐食対策の一つとして、腐食しやすい部分の肉厚を厚くする方法がある。
- N値とは、標準貫入試験によって得られる地盤の強さを表す指標の一つである。
- 直接基礎の底面は、乾燥・凍結等によって土が体積変化を生じるおそれがなく、かつ、雨水等によって洗掘されるおそれのない深さまで下げる。
- 杭基礎は、地震時においても上部構造を安全に支持するために、原則として上部構造と同等又はそれ以上の耐震性能を確保すべきである。
- 基礎ばりの剛性を大きくすることは、不同沈下の影響を減少させるのに有効である。
- 圧密沈下は、地中の応力の増加により長時間かかって土中の水が絞り出され、間隙が減少することにより生じる。
- 地下水位面が高いほど、地下外壁に作用する力は大きくなる。
- 地盤改良とは、地盤の「支持力増強」、「沈下抑制」、「止水」等に必要な土の性質の改善を目的として、土に、締固め、脱水、固結、置換等の処理を施すこと
- 負の摩擦力とは、軟弱地盤等において、周囲の地盤が沈下することにより、杭の周面に下向きに作用する摩擦力
- 独立フーチング基礎とは、上部構造の単一柱からの荷重を、独立したフーチングによって支持する基礎
- 液状化とは、砂質土等において、地震動の作用により土中に発生する過剰間隙水圧が初期有効応力と等しくなることによって、せん断抵抗力が失われる現象
- 圧密とは、透水性の低い粘性土が、荷重の作用により、長い時間をかけて排水しながら体積を減少させる現象
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鉄骨構造
- 鉄骨構造のに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨構造のはりの設計においては、強度だけではなく、剛性を確保してたわみを小さくし、振動障害が生じないように断面を決定する。
- 鉄骨構造の山形鋼、みぞ形鋼等をガセットプレートの片側のみに接合する場合は、偏心の影響を考慮して設計する。
- 鉄骨構造の建築物の構造耐力上主要な部材のうち、引張応力が存在する部材には、鋳鉄を使用してはならない。
- 鉄骨構造の座屈を拘束するための補剛材には、剛性と強さが必要である。
- 鉄骨構造の鉄骨部材は、平板要素の幅厚比や鋼管の径厚比が小さいほど、局部座屈を起こしにくい。
- 鉄骨造の建築物において、保有水平耐力時に露出柱脚が塑性化する場合、安定した塑性変形能力を確保するためには、アンカーボルトに伸び能力が必要となる。
- 鉄骨造の建築物の耐震設計において、筋かいの細長比は、構造特性係数Dsに影響を与える。
- 鋼材を焼入れすると、強さ・硬さは増すが、脆くなる。
- 鋼材のヤング係数は、コンクリートのヤング係数に比べて大きい。
- 常温において、鋼材の線膨張係数は、コンクリートの線膨張係数とほぼ等しい。
- 鋼材の比重は、コンクリートの比重に比べて大きい。
- さび止め塗料は、鋼材の保護を目的とした下塗塗料であるが、その効果は塗り重ねる上塗塗料との組合せにより影響を受ける。
- 鉄骨造の建築物において、保有水平耐力時に露出柱脚が塑性化する場合、安定した塑性変形能力を確保するためには、アンカーボルトに伸び能力が必要となる。
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- 鉄骨部材は、平板要素の幅厚比や鋼管の径厚比が小さいほど、局部座屈を起こしにくい。
- 鉄骨部材の建築物の構造耐力上主要な部材のうち、引張応力が存在する部位には、鋳鉄を使用してはならない。
- 鉄骨部材の平鋼の筋かいをガセットプレートに高力ボルト接合する場合、平鋼の有効断面積は、ボルト孔による欠損面積を減じて設計する。
- 鉄骨部材のはりの設計においては、強度だけではなく、剛性を確保してたわみを小さくし、振動障害が生じないように断面を決定する。
- 鉄骨部材の座屈を拘束するための補剛材には、剛性と強度が必要である。
鉄筋コンクリート構造
- はりの引張鉄筋比がつり合い鉄筋比以下の場合、許容曲げモーメントは、引張鉄筋の断面積にほぼ比例する。
- 隅柱は、中柱に比べて、一般に、地震時の軸力変動が大きい。
- はりに貫通孔を設ける場合には、柱に近接は避けて設けるようにする。
- 床スラブの設計においては、鉛直荷重だけでなく、地震時等に作用する水平力に対しても安全であるかどうかを検討する。
- 柱の帯筋は、せん断力に対する補強効果を有するとともに、柱の主筋の位置を固定し、圧縮力による柱の主筋の座屈を防ぐ効果がある。
- 鉄筋コンクリート造の建築物において、曲げモーメントと軸方向力を同時に受ける柱の塑性変形能力は、軸方向力の影響を受ける。
- 鉄筋のかぶり厚さは、「鉄筋コンクリートの耐火性・耐久性」及び「構造耐力上必要な鉄筋とコンクリートとの付着性」に影響する。
- 太く短い柱は、地震時に、脆性的な破壊が生じやすい。
- 軸圧縮応力度が大きい柱は、地震時に、小さな変形下で顕著な耐力低下を生じやすい。
- 柱の帯筋は、せん断補強のほかに、帯筋で囲まれたコンクリートの拘束と主筋の座屈防止に有効である。
- 柱及びはりを主要な耐震要素とする構造形式は、一般に、耐力壁の多い構造形式に比べて、最大耐力は低いが、最大耐力に達した後の耐力の低下が小さい。
- スパンの大きなはりや片持ちばりに対しては、曲げひび割れやクリープを考慮して設計する。
- 柱は、負担している軸方向圧縮力が大きくなると、一般に、変形能力が低下し、粘りのない脆性的な破壊が生じやすくなる。
- 床スラブは、鉛直荷重だけでなく、地震力を水平方向に伝達する役割がある。
- 建築物の隅柱は、中柱に比べて、一般に、地震時の軸力変動が大きい。
- 腰壁や垂れ壁と一体となった柱は、一般に、曲げ強度が小さく、せん断破壊を起こしやすい。
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