建築設備士受験対策 建築材料
コンクリート
- コンクリートの粗骨材として砕石を用いる場合の最大寸法は、一般に、砂利を用いる場合の最大寸法に比べて小さくする。
- 軽量コンクリートに用いるセメントは、一般に、普通コンクリートに用いるセメントと同じものでよい。
- フライアッシュセメントを用いると、水和熱の抑制に効果がある。
- コンクリートのヤング係数は、コンクリートの単位容積質量及び設計基準強度の関数として表すことができる。
- コンクリートの中性化の主な外的要因は、空気中の二酸化炭素である。
- JIS規格品である建築用コンクリートブロックの材料として用いるセメントには、ボルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント等がある。
- コンクリートの透水性は、一般に、水セメント比が大きいほど大きくなる。
- コンクリートの乾燥収縮は、一般に、水セメント比が大きいほど大きくなる。
- コンクリートのクリープは、一般に、水セメント比が大きいほど大きくなる。
- コンクリートの中性化は、一般に、水セメント比が大きいほど早まる。
- コンクリートの圧縮強度は、一般に、水セメント比が大きいほど小さくなる。
- コンクリートの中性化速度は、コンクリートの圧縮強度が大きいほど遅くなる。
- コンクリートの強度発現は、養生温度が低いほど遅くなる。
- 流動化剤を用いると、硬練りコンクリートなみの単位水量であっても、スランプの大きい軟練りコンクリートを得ることができる。
- AE剤を用いると、ワーカビリティー(コンクリートの打込み作業の難易の程度)を改善することができる。
- 比重が小さく吸水率の大きい骨材を用いると、コンクリートの乾燥収縮が大きくなる。
- AE剤を用いると、ワーカビリティーを改善することができる。
- コンクリートの中性化の主な外的要因は、空気中の二酸化炭素である。
- フライアッシュセメントを用いると、水和熱の抑制に効果がある。
- 流動化剤を用いると、硬練りコンクリートなみの単位水量であっても、スランプの大きい軟練りコンクリートを得ることができる。
- 軽量コンクリートには、普通コンクリートに用いるセメントとは同じセメントを用いる。軽量コンクリートは骨材が人工的な軽量のものを用いられる。
鋼材
- 鋼材のヤング係数は、コンクリートのヤング係数に比べて大きい。
- 鋼材の比重は、コンクリートの比重に比べて大きい。
- 常温における鋼材及びコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
- 鋼の焼戻しは、一般に、延性及びじん性の増加等、材質の安定度を高めることを目的に行う。
- さび止め塗料は、鋼材の保護を目的とした下塗塗料であるが、その効果は塗り重ねる上塗塗料との組合せにより影響を受ける。
- 鋼材は、含有している炭素量が増加すると、伸び・絞り・衝撃特性が低下する。
- 鋼材は、降伏比(降伏点/引張強さ)が高くなるほど、じん性が小さくなる。
- SM490A材は、SS490材に比べて、溶接性に優れている。
- 鋼材のヤング係数は、強度にかかわりなくほぼ一定である。
- 高力ボルトで摩擦接合される鋼材の摩擦面の処理には、赤さび状態を生じさせる方法がある。
- 鋼材の線膨張係数は、常温において、普通コンクリートの線膨張係数とほぼ等しい。
- 鋼材は、希薄アルカリ性の環境のもとでは、腐食しにくい。
- 鋼材の引張強さは、一般に、温度が200〜300℃において最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。
- 鋼材を焼入れすると、強さ・硬さは増すが、脆くなる。
ALCパネル
- ALCパネルは、吸水率が高いので、寒冷地では凍害を受けるおそれがある。
- ALCパネルは、軽量で断熱性能が優れているので、外壁・屋根・床等に広く用いられる。
- ALCパネルに有害な影響を与える環境としては、高温、低温・凍結、高湿、薬品・酸性ガス等があげられる。
- ALCパネルの絶乾かさ比重は、水の比重に比べて小さい。
石・タイル
- テラゾブロックは内装仕上材として使用される。
- フローリングブロックは仕上材として使用される。
- 磁器質タイルは、一般に、凍害を受けにくい。
- 安山岩は、耐火性に優れている。
- 花こう岩は、熱せられると膨張破壊を起こすことがあるので優れているとは言えない
- 大理石は、耐酸性・耐火性に乏しいので、一般に、屋外よりも室内に適している。
- せっ器質タイルは、磁器質タイルに比べて、凍害を受けやすい。
- 花こう岩は、耐久性に優れた石材である。
- モザイクタイルは、一般に、磁器質のものが用いられ、内壁・外壁・床等に使用される。モザイクタイルは仕上材として使用される。
塗料
- モルタル面やコンクリート面の塗装にアルカリ性に弱い油性調合ペイントは不適合である。
- 合成樹脂調合ペイントは、モルタル面やコンクリート面の塗装に適さない。
- 合合成樹脂調合ペイントは、木部塗装における上塗り等に用いられる。
- 成樹脂エマルションペイントは、水で希釈することができる塗料である。
- アルミニウムペイントは、熱線の反射に優れており、鉄骨屋根等の塗装に用いられる。
- エポキシ樹脂系塗床材の主剤に対する硬化剤の混合割合は、一般に、季節により変えることはない。
断熱
- 鉄筋コンクリート構造において、プレキャストコンクリート部材を用いた部位に対する断熱工法として、打込み工法は適さない。
- グラスウールのような繊維系断熱材は給水すると断熱性能が低下するので湿度の高い場所には用いない。
- ロックウールは、耐熱性があるので、高温の場所における断熱材としても用いられる。
- ポリスチレンフォーム等のプラスチック系の断熱材は、紫外線による劣化のおそれがあるので、直射日光に当てたまま長期間放置してはならない。
ガラス
- 合わせガラスは、破損による脱落や飛散を防ぐことができる。
- せっこうは、火災時にせっこうに含まれている結合水が蒸発することによって熱を奪うので、防火性に優れている。
- 同じ厚さの板ガラスの場合、風圧力に対する許容耐力は、普通板ガラスより網入り板ガラスのほうが小さい。
- 複層ガラスは、2枚の板ガラスをスペーサーを用いて一定の間隔に保ち、その内部を不活性ガスや乾燥空気を封入したものである。
- 同じ厚さの板ガラスの場合、風圧力に対する許容耐力は、普通板ガラスより網入り板ガラスのほうが小さい。
- JIS規格品である複層ガラスは、一般に、2枚の板ガラスをスペーサーを用いて一定の間隔に保ち、その内部を乾燥した空気で満たし、その周辺を密封したものである。
木材
- 木構造における構造用集成材は、挽板をその繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着したものである。
- 木材の乾燥収縮は、心材部分より辺材部分のほうが大きい。
- しっくい中のすさには、しっくいの乾燥収縮によるひび割れを防止する効果がある。
- パーティクルボードは、木材の小片(削片)を接着剤により成形熱圧した板材であり、床下地等に用いられる。
防水
- 1成分形シーリング材は、そのまま使用することができるように調製されたものである。
- アスファルトは、針入度指数の大きいものほど、高温時の軟化現象と低温時の硬化現象のいずれも起こりにくい。
- シリコーン系シーリング材は、油性コーキング材に比べて、耐候性に優れている。
金属
- アルミニウム合金は、コンクリートに接触させて用いると腐食するので、絶縁塗装等の防食措置を施す。
- ステンレスであっても使用条件や環境により選定を誤ると腐食する。
- アルミニウムは、鉄と接触する場合より、銅と接触する場合のほうが早く腐食する。
- 溶融亜鉛めっきの方が電気亜鉛めっきより多く亜鉛が付着するので耐食性に優れている。銅は、耐食性・加工性・接合性に優れている。
その他材料
- JIS規格品である建築用コンクリートブロックの材料として用いるセメントには、ボルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント等がある。
- 膨張セメントは、コンクリートの乾燥収縮によるひび割れを防止するために用いられる。シージングせっこうボードは下地材として使用される。
- ラスシートは下地材として使用される。
- インシュレーションボードは、断熱性に優れている。
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