建築設備士受験対策 給湯設備
給湯設備
- 給湯管に使用される架橋ポリエチレン管の線膨張係数は、銅管の線膨張係数に比べて大きい。
- 給湯設備の循環ポンプの流量は、「循環管路からの熱損失」及び「放熱熱量」から算出する。
- 給湯設備のガス瞬間式湯沸器の能力表示として使用される号数は、水温を25℃上昇させたときの1分間当たりの出湯量(リットル)を表したものである。
- 給湯設備の安全装置には、溶解栓、逃し管、逃し弁等がある。
- 給湯設備の局所給湯方式における一管式の場合、湯待ち時間は、30秒以下とすることが望ましい。
-
- 給湯設備の循環式の中央式給湯設備において、返湯管の管径を給湯管の管径の1/2とする。
- 給湯設備の循環式の中央式給湯設備において、各系統の返湯管に流量調節弁を設置する。給湯設備のホテルの客室における設計用給湯量のピーク継続時間を、2時間とする。
- 給湯設備の飲料用給湯設備は、浴用給湯等とは別とし、専用の給湯設備とする。
- 給湯設備の循環式の中央式給湯設備において、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐために、給湯温度を55℃以下とならないようにする。
- 給湯設備の中央式給湯設備の場合、残留塩素は給湯水から検出されないことが多い。
- 給湯設備の逃し弁は、密閉容器内の湯の体積膨張による過大な圧力上昇を防止する
- ために、湯を排出して密閉容器内の圧力を下げる安全装置である。
- 給湯配管には、湯温の変化による配管の伸縮を吸収するために、伸縮継手、伸縮曲管等が使用される。
- 給湯設備の能力の過大な給湯循環ポンプは、給湯管の腐食の原因となる。
- 給湯設備の密閉式膨張水槽は、配管系のどこに設置してもかまわない。
-
- 給湯配管系の中で圧力が低くなる箇所においては、溶存酸素の気液分離が起こりやすくなるので、自動空気抜き弁を設ける必要がある。
- 給湯設備の逃し管には、止水弁を設けてはならない。
- 給湯設備の局所給湯方式における一管式の場合、湯待ち時間は、30秒以下とすることが望ましい。
- 給湯循環ポンプの揚程は、最も損失水頭の大きい循環管路から算出する。
- 給湯設備の水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管における流体の連続使用許容温度は、85℃以下である。
- CEC/HWの計算対象は、ホテル等、病院等、物品販売業を営む店舗等、事務所等、学校等、飲食店等、集会所等、工場等の建築物である。
-
- 給湯設備の浴場の排水等を利用して給水を熱交換器で予熱する場合には、熱交換器の伝熱管等の腐食によって給湯を汚染する危険性があるので、熱交換器を二重に設置することが望ましい。
- 給湯設備のサーモスターット付き混合水栓に、一時停止機構付きシャワーヘッドを組み合わせたシャワーは、節湯型シャワーに該当する。
- 給湯設備の電気ヒ−トポンプ熱源機を用いる場合は、ヒートポンプの容量を給湯のピ−ク時使用量に対応させることは実際的ではないので、貯湯槽の容量を大きくする必要がある。
- 給湯設備のコージェネレーションシステムは、一般に、事務所ビルに導入する場合よりホテル等の給湯需要の大きい建築物に導入する場合のほうが、高い総合エネルギー効率を得られる。
- 循環式の中央式給湯設備において、給湯循環ポンプは、循環管路の返湯管側に設ける。
- 給湯管に銅管を使用する場合、配管内の流速の上限は、1.5m/sとする。
- 給湯管に使用する管の線膨張係数は、架橋ポリエチレン管のほうが銅管のほうが大きい。太陽熱給湯システムの集熱効率は、一般に、「不凍液が太陽熱集熱器内を流れる間接集熱方式」より「給湯用水が太陽熱集熱器内を流れる直接集熱方式」のほうが高い。
- 潜熱回収型のガス給湯機は、排ガス中の潜熱を回収することによって、熱効率を向上させた給湯機であり、潜熱回収の際に発生する酸性の凝縮水は、一般に、機器内で中和処理され排出される。
建築設備士受験対策TOP