建築設備士受験対策 排水通気設備
排水通気設備
- 排水通気設備の管径100mmの排水横管の最小勾配は、原則として、1/100とする。
- 排水通気設備の建築物に設ける排水槽の通気管の最小管径は、50mmとする。
- 台所流しに設けるディスポーザの器具排水管の勾配を1/50とする。
- 地中埋設部分の排水管の最小管径を、50mmとする。
- 排水通気設備の排水立て管の上部は、伸頂通気管として延長し、その排水系統に接続される最高位の器具のあふれ縁から150mm以上高い位置で大気中に開口する。
- 排水通気設備の自動車が通る部分に配管する敷地排水管の埋設深度は、600mm以上とする。
- 排水通気設備の排水立て管の管径は、いずれの階においても、最も大きな排水負荷を負担する当該排水立て管の最下部の管径と同一とする。
- 排水通気設備の建築物に設ける排水槽の通気管の管径は、50mm以上とする。
- 排水通気設備の業務用厨房の流しに設置するディスポーザの排水管の管径は、50mm以上とする。
- 上水用水槽における間接排水管の最小排水口空間は、150mmとする。
- 吸気機能のみを有する通気弁は、最高位の衛生器具のあふれ縁から150mm以上立ち上げて設ける。
- 排水横管の最小勾配は、マニングの流量公式における満流時の断面平均流速が0.6m/s以上であることを判断の根拠としている。
- 大便器に接続する排水管の最小接続管径は、75mmである。
- 排水立て管に接続する排水横枝管相互の垂直距離が2.5mを超える排水立て管の区間は、ブランチ間隔である。
トラップ
- 器具排水口からトラップのウェアまでの垂直距離を、500mmとする。
- 排水トラップの最小封水深は、50mmとする。
- 洗濯流しに設ける排水トラップの最小口径は、40mmである。
- 排水トラップの封水深は、ディップとウェアとの垂直距離で表す。
- 排水トラップの封水強度は、脚断面積比が大きいほど大きくなる。
- 器具排水口からトラップウェアまでの垂直距離は、原則として、600mm以下とする。
- 排水通気設備の配管長が500mmを超える間接排水管には、機器又は装置に近接してトラップを設ける。
- 排水トラップの封水深は、ディップとウェアとの垂直距離である。
- プラスター阻集器は、歯科技工室・外科ギプス室等から排出される排水中のプラスター・貴金属等を阻止・分離・収集するために設ける。
- トラップが組み込まれていない阻集器には、阻集器の出口側に、トラップを設ける。
- 排水トラップの封水強度は、脚断面積比が大きいほど大きくなる。
- 敷地雨水管に接続する雨水横枝管には、トラップを設けてはならない。
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通気管
- 建築物に設ける排水槽の通気管の最小管径を、50mm以上とする。
- 建築物に設ける逃し通気管の通気管の最小管径を、30mm以上とする。
- 伸頂通気方式における排水横主管の水平曲りを、排水立て管底部から4mの位置に設ける。排水通気設備の吸気機能のみを有する通気弁は、最高位の衛生器具のあふれ縁から150mm以上立ち上げて設ける。
- 間接排水系統の通気管は、他の通気系統に接続することなく、単独に大気中に開口する。
- 特殊継手排水システムの排水通気系統において、排水立て管と排水横主管の接続には、大曲ベンドを用いる。
- 伸頂通気方式の排水通気系統において、伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径と同一とする。
- 通気管には、管内の水滴が排水管に流れるように勾配を設ける。
- 伸頂通気方式の排水立て管は、オフセットを設けずに配管する。
- 排水通気設備の各個通気管の取出し位置は、器具トラップウェアから下流方向に排水管の管径の2倍以上離れた位置とする。
- 伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径より小さくしてはならない。
- 結合通気管の管径は、通気立て管と排水立て管のうち、いずれか小さいほうの管径以上とする。
- 湿り通気管に流し得る排水負荷流量は、その湿り通気管を排水管とみなした場合の1/2とする。
- 逃し通気管の取出し位置は、最下流の器具排水管が接続された直後の排水横枝管の下流側にする。
- 各個通気管の取出し位置は、器具トラップのウェアから下流方向に排水管の管径の2倍以上離れた位置とする。
- ループ通気管の取出し位置は、最上流の器具排水管を排水横枝管に接続した直後の下流側とする。
- 敷地雨水管に設ける雨水ますに、深さ150mmの泥だめを設ける。
- 雨水の流出抑制のために、雨水の一部を地下に浸透させる。
- 同一屋根面において、雨水立て管を4本設ける。
- バルコニーのルーフドレンが閉塞するおそれがあるので、オーバーフロー配管を設ける。敷地雨水管に接続する雨水横枝管には、トラップを設けない。
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