建築設備士受験対策 消火設備
連結送水管
- 連結送水管の、建築物の地上11階に設ける放水口に、長さ20mのホース4本及び筒先2本の放水用器具を格納した箱を附置する。
- 連結送水管の、高さ70mを超える地上20階建の建築物に設置する連結送水管は、湿式としなくてはならない。
- 連結送水管の、加圧送水装置の吐出側直近部分の配管に、逆止弁及び止水弁を設ける。
- 連結送水管の、非常電源の容量は、加圧送水装置を有効に2時間以上作動できる容量とする。
- 連結送水管を設置すべき建築物の12階に設ける放水口を、双口形とした。
- 連結送水管の送水口のホース接続口を、地盤面からの高さが0.5m以上1.Om以下の位置に設ける。
- 高さ70mを超える地上11階建以上の建築物に設置する連結送水管については、湿式とし、かつ、加圧送水装置を設けなければならない。
不活性ガス消火設備
- 移動式の不活性ガス消火設備のホース接続口は、すべての防護対象物について、当該防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が15m以下となるように設ける。
- 局所放出方式の不活性ガス消火設備の噴射ヘッドは、防護対象物のすべての表面がいずれかの噴射ヘッドの有効射程内にあるように設ける。
- 不活性ガス消火剤容器は、点検に便利で、火災の際の延焼のおそれ及び衝撃による損傷のおそれが少なく、かつ、温度の変化が少ない箇所に設ける。
- 局所放出方式の不活性ガス消火設備に、非常電源を附置する。
- 常時人がいない駐車場や通信機器室などの部分に、局所放出方式の不活性ガス消火設備を設ける。
- 不活性ガス消火設備の消火剤には、「二酸化炭素」、「窒素」、「窒素とアルゴンの混合物(IG-55)」及び「窒素とアルゴンと二酸化炭素の混合物(IG-541)」がある。
屋外消火栓設備
- 屋外消火栓を、建築物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が40m以下となるように設ける。
- 屋外消火栓の設置個数が3個であったので、水源の水量を、14m3以上の量とする。
- 屋外消火栓の開閉弁を、地盤面からの高さがlmの位置に設ける。
- 屋外消火栓のノズルに、ノズルロ径が19mmのものを使用する
- 屋外消火栓のノズルの先端における放水圧力が0.6MPaを超えないための措置を講じる。
屋内消火栓
- 各階の屋内消火栓(2号消火栓)の最大設置個数が2であったので、屋内消火栓設備のポンプの吐出量を60リットル/minとした。
- 屋内消火栓の開閉弁を、床面からの高さが1mの位置に設ける。
- 各階の屋内消火栓(2号消火栓)の最大設置個数が2の場合、屋内消火栓設備の水源の水量は、2.4m3以上としなければならない。
- 屋内消火栓のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えないための措置を講じる。
スプリンクラー設備
- スプリンクラー設備を設置すべき階において、便所にはスプリンクラーヘッドの代わりに補助散水栓を設けた。
- 開放型スプリンクラーヘッドを用いたスプリンクラー設備に、一斉開放弁を設けた。
- スプリンクラー設備のスプリンクラーヘッドにおける放水圧力が1MPaを超えないための措置を講じる。
- 閉鎖型スプリンクラー設備には、湿式、乾式及び予作動式(湿式・乾式)があり、水損事故の可能性をできるだけ低くしたい場合には、予作動式を設置する。
その他消火設備
- 高さ3mの天井に連結散水設備の開放型散水ヘッドを設けるに当たり、天井の各部分から一の散水ヘッドまでの水平距離を3.7m以下とした。
- 消防用水を、消防ポンプ自動車が2m以内に接近することができるように設ける。
- 移動式の泡消火設備に用いる泡消火薬剤は、低発泡のものとしなければならない。
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