建築設備士受験対策 電気消防防災設備
防災設備
- 延べ面積55,000uの百貨店において、屋内から直接地上へ通ずる出入口及び直通階段の出入口に設置する避難口誘導灯の非常電源に用いる蓄電池設備は、その容量を当該誘導灯を有効に60分間作動できる容量以上とした。
- 鋼製電線管が防火区画等の壁を貫通し、当該壁から1m突出し施工する場合、鋼製電線管の両端を耐熱シール材等で充てんし、当該壁と鋼製電線管とのすき間をモルタルで埋めた。耐熱C種配線は、加熱曲線に従って30分(この時の温度は840℃)加熱を行い、この間異常なく通電できる性能を有する配線である。
- 漏電火災警報器には、非常電源の設置が義務付けられていない。
非常コンセント
- 非常コンセント設備の非常コンセントに電気を供給する電源からの回路に設ける非常コンセントの数は、10個以下とする。
- 事務所ビルの11階以上の階に設ける非常コンセントは、それぞれの階の各部分から一の非常コンセントまでの水平距離が50m以下となるように設けなければならない。
非常用の進入口
- 非常用の進入口に掲示する赤色燈の予備電源に用いる蓄電地は、常用の電源が断たれた場合であっても、充電を行なうことなく30分間継続して点燈させることができる容量以上のものとした。
- 非常用の進入口又はその近くに掲示する赤色燈は、常時点燈(フリッカー状態を含む。)している構造とする。
- 非常用の進入口又はその近くに掲示する赤色燈には、一般の者が容易に電源を遮断することができる開閉器を設けないこととする。
誘導灯
- 蛍光灯を用いた非常用の照明装置は、常温下で床面において水平面照度で2 lx以上を確保することができるものとしなければならない。
- 延べ面積1,000uの映画館に設置する誘導灯の非常電源は、直交変換装置を有しない蓄電池設備によるものとしなければならない。
- 誘導灯の非常電源は、蓄電池設備によるものとし、その容量を誘導灯を有効に20分間作動できる容量以上としなければならない。
- 客席誘導灯は、客席内の通路の床面における照度が0.2 lx以上となるようにする。
自動火災報知設備
- P型1級受信機には、発信機との電話連絡装置が内蔵されている。
- 地区音響装置は、各階ごとに、その階の各部分から一の地区音響装置までの水平距離が25m以下となるようにしなければならない。
- 配線に使用する電線とその他の電線(60V以下の弱電流電線を除く。)とは、同一の管の中に設けてはならない。
- 煙感知器(1種及び2種)は、廊下及び通路においては、歩行距離30mにつき1個以上設置しなければならない。
- 定温式スポット型感知器は、その周囲温度が一定の温度以上に上昇したときに作動する。自動火災報知設備をP型受信機方式とする場合、受信機-発信機-感知器間の配線は、一般配線を用いてもよい。
- 延べ面積1,000u以上の地下街には、原則として、無線通信補助設備を設置しなければならない。
- 自動火災報知設備の定温式感知器は、その周囲温度が一定以上になったときに作動するものである
- 無線通信補助設備の無線機を接続する端子は、地上で消防隊が有効に活動できる場所と防災センターに設けた。
- 非常放送設備のスピーカーは、階段又は傾斜路以外の場所で100uを超える放送区域に設置する場合、L級のものを設けなければならない。
- アナログ式自動火災報知設備は、非火災報を減少させるのに有効である。
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