建築設備士受験対策 電気設備の機器・材料
ケーブル
- CVケーブルは、絶縁体は架橋ポリエチレンを使用して、シースにビニルを使用したものであり、一般に、低圧屋内配線に用いられる。
- VVケーブルは、導体の公称断面積が同一の場合、CVケーブルに比べて、許容電流が小さい。
- KIP電線は、高圧受電設備の高圧配線に使用される。
- 電力ケーブルは、導体をビニルやポリエチレン等で絶縁したものに、保護被覆(シ−ス)を施したものである。
- 合成樹脂可とう電線管のうち、PF管は耐燃性(自己消火性あり)のものに分類され、CD管は非耐燃性(自己消火性なし)のものに分類される。
- HIV電線は、軟銅線(場合によって、すずめっき軟銅線)又は硬銅線を用いた単線又はより線を耐熱ビニル被覆したものである。
- 耐火ケーブルは、導体と絶縁物との間に耐火層を施したものである。
- VVFケーブルによるころがし配線において、天井内の空調ダクトと接触するおそれがある場合には、接触しないようにケーブルを支持しなければならない。
- 鋼製電線管の附属品のユニバーサルは、電線管の曲がりの部分に使用する材料である。
電気設備機器
- スコット結線変圧器は、三相を位相の異なった単相2回路に変換するものである。
- 避雷器は、雷等による異常電圧が電路に侵入したときに、大地に放電させ、機器の絶縁を保護するものである。
- 高圧受変電設備の遮断器には、小形、軽量、不燃化等の面から、一般に、真空遮断器が用いられる。
- 高圧進相コンデンサに直列にリアクトルを挿入することにより、高調波に対して、電圧波形のひずみを改善することができる。
- 公称電圧6.6kVの高圧受変電設備には、定格電圧7.2kVの高圧交流遮断器を使用する。
- 変圧器の耐熱クラスは、許容最高温度によりA種、E種、B種、F種、H種等に分類され、一般に、油入変圧器の耐熱クラスにはA種が採用され、モールド変圧器の耐熱クラスにはB種、F種又はH種が採用される。
- スコット結線変圧器は、三相と二相の変換において、二相側に負荷をかけたとき、この負荷がバランスしていないと、三相側の電流もバランスしない。
- 電力グラフィックパネルは、受変電設備の状態及び異常を表示するものであり、表示灯には発光ダイオード等が用いられる。
- 電力ヒューズ(PF)は、高圧の回路及び機器の短絡保護に用いられる。
- コンデンサマイクロホンは、ダイナミックマイクロホンに比べて、周波数特性が優れており、楽器音の録音に適している。
- LANの伝送媒体として用いられるUTPケーブルには、伝送速度に応じて、カテゴリ3、カテゴリ5等がある。
- ディーゼル機関は、ガスタービンに比べて、運転による振動が大きい。
- スピーカーのアッテネータは、音量調整器である。
- HIDランプは、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ及び高圧ナトリウムランプの総称である。
- ハロゲン電球の平均演色評価数は、直管形白色蛍光ランプの平均演色評価数に比べて大きい。
- 白熱電球を用いた下面開放型照明器具は、白熱電球を用いた露出型照明器具に比べて、保守率が低い。
発電
- 太陽電池発電では、太陽電池に光が当たると、太陽電池内に電子と正孔が生じ、電子はN型半導体へ、正孔はP型半導体へ多く集まることにより電流が流れる。
- 太陽光発電設備を電力系統に連系する場合は、系統連系用保護装置を設置する。
- 風力発電システムの系統連系方式には、ACリンク方式とDCリンク方式がある。
- コージェネレーション設備では、電気と熱の2種類のエネルギーを同時かつ連続的に得られる。
- 廃棄物発電(ごみ発電)は、ごみ焼却熱を利用して蒸気を発生させ、蒸気タービンにより発電機を駆動させるものである。
蓄電
- アルカリ蓄電池の期待寿命は、鉛蓄電池(HS形)の期待寿命に比べて長い。
- 高圧進相コンデンサの直列リアクトルの最大許容電流は、定格電流の130%、かつ、第5調波の含有率が基本波電流の55%以下とする。
- 無停電電源装置(UPS)は、整流器、蓄電池、インバータ等で構成され、瞬時的な電圧降下や停電時にも安定して電力を供給する装置である。
- 無停電電源装置は、停電時には蓄電池の直流出力をインバータで交流に変換し、出力するものである。
- 燃料電池は、電解質の種類によって、りん酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型、固体高分子型等に分類される。
- 燃料電池は、水の電気分解の逆反応を利用した発電装置である。
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