平成22年度 2級造園施工管理技術検定試験 学科試験問題 Page1
※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No 1 | 日本庭園に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
「 ( A ) などに代表される( B ) 庭園は、室町時代に発達した庭園様式である。」 | ||||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 2 浄土式庭園(じょうどしきていえん)は、平安時代から鎌倉時代かけて発達した庭園様式である。 兼六園は池泉回遊式庭園 龍安寺方丈庭園は観光パンフレットなどで一番多く紹介されている枯山水式の代表庭園 | ||||||||||||||||||||||||
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No 2 | 次の(イ)〜(ハ)のうち、土壌に関する記述として、適当なものの個数はどれか。 | |||||||||||||||||||||||
(イ) | 腐植は、土壌の水分や養分の保持力を高める。 | |||||||||||||||||||||||
(ロ) | 土壌粒子の粒径は、シルト、粘土、砂の順に大きくなる。 | |||||||||||||||||||||||
(ハ) | 一般に、土壌の色は、有機物が多いと黒味を増す。 | |||||||||||||||||||||||
1 | 0個 | |||||||||||||||||||||||
2 | 1個 | |||||||||||||||||||||||
3 | 2個 | |||||||||||||||||||||||
4 | 3個 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 3 × 土壌粒子は粘土のほうがシルトより細かい。 粘土<シルト<粘土 | ||||||||||||||||||||||||
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No 3 | 土壌改良材に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
(イ) | バーク堆肥は、固結の防止や保肥力の向上に効果がある。 | |||||||||||||||||||||||
(ロ) | ピートモスは、保水性の向上に用いられるほか、酸性土壌の中和にも効果がある。 | |||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 2 ピートモスは、苔類などによる泥炭を砕いたもの。それだけだと弱酸性なので酸性土壌の中和作用はない。中性ピートモスは、石灰が加えてある商品。 | ||||||||||||||||||||||||
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No 4 | 次の記述の病状を示す樹木の病名として、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
「枝や幹の表面に褐色・灰褐色・黒褐色のビロード状の厚い膜が覆う。また、病原菌はカイガラムシ類と共生関係にある。」 | ||||||||||||||||||||||||
1 | こうやく病 | |||||||||||||||||||||||
2 | さび病 | |||||||||||||||||||||||
3 | 炭疽病 | |||||||||||||||||||||||
4 | もち病 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 1 ビロード状の厚い膜が貼り薬の膏薬に似ているから「こうやく病」と呼ばれている。 さび病はさび状の斑点が広がる。 炭疽病は斑点性の糸状菌病。葉枯れなどが起きる。 もち病は、餅を焼いたみたいに肉厚になり球状に膨れてくる。 | ||||||||||||||||||||||||
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No 5 | 害虫の加害特徴に関する次の記述の(A)に当てはまる語句として、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
「 ( A ) は、植物の新梢が伸びるころ急激に増殖し、成虫・幼虫ともに植物の汁液を吸収して、生育を妨げる。また、すす病を併発することが多い。」 | ||||||||||||||||||||||||
1 | ミノガ類 | |||||||||||||||||||||||
2 | ハダニ類 | |||||||||||||||||||||||
3 | ハムシ類 | |||||||||||||||||||||||
4 | アブラムシ類 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 アブラムシ類は植物の汁液を吸収して、生育を妨げる。 ミノガ類、一般にミノムシのこと。樹皮・葉の食害を起こす。 ハダニ類は、葉裏に寄生して吸汁する。吸汁した葉は、針先でつついたような白い小斑点が出来る。 ハムシ類は、名前のごとく葉を食す害虫。茎、根も食すことがあるので立ち枯れをおこす事もある。テントウムシ類など。 | ||||||||||||||||||||||||
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No 6 | 植物の肥料に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
(イ) | 窒素肥料を過剰に与えると、茎葉が軟弱になり、成熟が遅れたり、病気にかかりやすくなる。 | |||||||||||||||||||||||
(ロ) | カリ肥料は、欠乏すると水分欠乏に似た症状を呈し、下葉から黄化し枯れることがある。 | |||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 1 どちらも正解 | ||||||||||||||||||||||||
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No 7 | 造園樹木の性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | モチノキ、サカキは日陰に耐える。 | |||||||||||||||||||||||
2 | トベラ、ハイビャクシンは耐潮性がある。 | |||||||||||||||||||||||
3 | アラカシ、アセビは常緑広葉樹である。 | |||||||||||||||||||||||
4 | スダジイ、ユキヤナギは生長が遅い。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 4 スダジイは常緑高木で生長は早い。 ユキヤナギも落葉低木だが、生長は比較的早い。 | ||||||||||||||||||||||||
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No 8 | 花壇に用いられる植物に関する組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
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解答と解説: 答え--- 1 サルビアは多年草 ニチニチソウは本来は多年草だが、寒さに弱いので一年草のように扱われる。 キンセンカは春咲き一年草 ジニアは一年草 キキョウ、シャクヤクは宿根多年草 | ||||||||||||||||||||||||
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No 9 | 造園樹木に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
1 | コブシは、春に白い花をつける。 | |||||||||||||||||||||||
2 | キンシバイは、秋に黄色い花をつける。 | |||||||||||||||||||||||
3 | ヤマモモは、夏に紅い実をつける。 | |||||||||||||||||||||||
4 | ウメモドキは、秋に紅い実をつける。 | |||||||||||||||||||||||
解答と解説: 答え--- 2 キンシバイは初夏に黄色い花をつける。 | ||||||||||||||||||||||||
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No10 | 石材に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。 | |||||||||||||||||||||||
「 ( A ) は、石質は堅硬で、耐久性が大きく、風化しにくい。 ( B ) は、石質は軟らかで、吸水性が大きく、耐久性が小さい。」 |
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解答と解説: 答え--- 3 耐久性が大きく、風化しにくいは鉄平石。 軟らかで、吸水性が大きいのは大谷石。 | ||||||||||||||||||||||||
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