平成25年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page1

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
Google
No 1 日本庭園に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「池泉廻遊式庭園は、( A ) に発達した庭園様式で、代表的な庭園の一つとして( B )がある。」
(A) (B)
1 江戸時代  ----- 兼六園
2 平安時代  ----- 龍安寺方丈庭園
3 江戸時代  ----- 醍醐寺三宝院庭園
4 平安時代  ----- 平等院庭園

解答と解説: 

答え--- 1

池泉廻遊式庭園は、江戸時代に発達した庭園様式で、代表的な庭園の一つとして兼六園がある。



No 2 土壌に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 腐植は、土壌の団粒構造の形成を促進する。
2 土壌空気は、大気に比べて、一般に酸素濃度が低い。
3 土壌中の水分のうち、植物が最も利用吸収しやすいのは、重力水である。
4 粘土分が多い土壌ほど、保水性は大きくなる。

解答と解説: 

答え--- 3

植物が最も利用吸収しやすい土壌水分は、毛管水である。


No 3 土壌を構成している土壌粒子の粒径に関する次の記述の(A)〜(D)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「土壌を構成している土壌粒子は、粒径の小さいものから大きいものの順に( A )、( B )、( C )、( D ) である。」
   
(A) (B) (C) (D)
1 粘土  -----   -----  シルト  ----- 
2 粘土  ----- シルト  -----  -----
3 粘土  -----  -----  ----- シルト
4 シルト  ----- 粘土  -----  -----

解答と解説: 

答え--- 2

土壌を構成している土壌粒子は、粒径の小さいものから大きいものの順に粘土(0.002mm以下)、シルト(0.002mm〜0.02mm)、砂(0.02mm〜2mm)、礫(2mm以上)である。



No 4 次の記述の病状を示す樹木の病名として、適当なものはどれか。
「新葉や花の全体もしくは一部が膨らんで、その表面に白い粉が吹いてくる。葉全体の厚さが数倍に膨張する樹種もある。」
1 もち病
2 白紋羽病
3 うどんこ病
4 こぶ病

解答と解説: 

答え--- 1

説明はもち病である。


No 5 害虫の加害特徴に関する次の記述の( A ) に当てはまる語句として、適当なものはどれか。
「 ( A ) は、成虫・幼虫ともに植物体に針状の口を刺し吸汁するため、植物の生育が阻害される。また、その排泄物にすす病が発生する場合が多い。」
( A )
1 カイガラムシ類
2 ドクガ類
3 カミキリムシ類
4 コガネムシ類

解答と解説: 

答え--- 1

カイガラムシ類は、針状の口を刺し吸汁するため、植物の生育が阻害される。



No 6 植物に必要な肥料に関する次の記述の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「 ( A ) 肥料は一般に葉肥ともいわれ、葉緑素を作り、葉の生育を促す。( B ) 肥料は、実肥ともいわれ、開花・結実を促進する。( C ) 肥料は、根肥ともいわれ、根や茎を丈夫にする。」
(A) (B)    (C)
1 窒素   ----  カリ  ----  リン酸
2 カリ   ----  リン酸   ---- 窒素
3 窒素   ----  リン酸   ---- カリ
4 カリ   ----  窒素   ---- リン酸

解答と解説: 

答え--- 3

窒素肥料は一般に葉肥ともいわれ、葉緑素を作り、葉の生育を促す。リン酸肥料は、実肥ともいわれ、開花・結実を促進する。カリ肥料は、根肥ともいわれ、根や茎を丈夫にする。


No 7 造園樹木に関する記述のうち、適当なものはどれか。
1 カクレミノ、シダレヤナギ、トチノキは、落葉広葉樹である。
2 アセビ、ゲッケイジュ、ヤマモモは、常緑広葉樹である。
3 カイズカイブキ、ヒマラヤスギ、ラクウショウは、常緑針葉樹である。
4 イヌマキ、ハイビャクシン、メタセコイヤは、落葉針葉樹である。

解答と解説: 

答え--- 2

カクレミノは常緑広葉樹。ラクウショウは落葉針葉樹。イヌマキ、ハイビャクシンは常緑針葉樹である。



No 8 造園樹木の開花期について、1月から12月までの1年間で、開花する順に並べた組合せとして、適当なものはどれか。
1 クチナシ ----→ ヤマザクラ
2 キョウチクトウ ----→ コブシ
3 サルスベリ ----→ ヤマブキ
4 レンギョウ ----→ トチノキ

解答と解説: 

答え--- 4

設問樹種の開花期は以下のとおり
クチナシ 6月
ヤマザクラ 4月
キョウチクトウ 7月
コブシ 3月
サルスベリ 7月
ヤマブキ 4月
レンギョウ 3月
トチノキ 5月



No 9 花壇に用いられる秋播き一年草の組合せとして、適当なものはどれか。
1 カンナ、サルビア
2 ケイトウ、コスモス
3 デージー、パンジー
4 キキョウ、シバザクラ

解答と解説: 

答え--- 3

サルビア、ケイトウ、コスモスは春まき一年草、カンナは秋植え球根、キキョウ、デージー、パンジーは秋まき一年草、シバザクラは多年草



No10 下図に示す正面から見た庭石の( A ) の名称として、適当なものはどれか。
(A)
1
2 見付き
3 見込み
4 合端

解答と解説: 

答え--- 2

A=見付き
見付きは石を据えた時に正面に見える側面部分。面、表も同じ表現。
見込みは見付きに対する左右側面のこと
鼻は、石の左右部分に突き出た部分で石によっては存在しない
合端は石を積む場合、隣り合い接する部分のこと。単体の庭石では基本的に該当しない。

TOP 次のページへ
2級造園施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.10
問題番号No. 11〜No.20
問題番号No. 21〜No30
問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

実地試験問題 問題番号1、2、3