平成27年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page1

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 1 日本庭園に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。

「池泉廻遊式庭園は、池、築山、茶室などを組み合わせ、それらを園路でつないで歩きながら移り変わる景観を鑑賞するように造られており、( A ) はその代表的な庭園の一つで、( B ) に作庭された。」

(A) (B)
1 龍安寺方丈庭園  ----- 室町時代
2 岡山後楽園  ----- 室町時代
3 桂離宮庭園  ----- 江戸時代
4 平等院庭園  ----- 江戸時代

解答と解説: 

答え--- 3

池泉廻遊式庭園、桂離宮庭園はその代表的な庭園の一つで、江戸時代に作庭された。



No 2 腐植に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。
(イ) 土壌の団粒構造の形成を抑制する。
(ロ) 土壌のpHの急激な変動を緩和する。
(イ) (ロ)
1  ----- 
2  -----
3  -----
4  -----

解答と解説: 

答え--- 3

腐植は土壌の団粒構造の形成を促進させる。又、土壌のpHの急激な変動を緩和する。



No 3 土壌に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 土壌の三相分布とは、固相、液相、気相の占める容積割合で表したものをいう。
2 土壌空気は、大気に比べて、一般に二酸化炭素濃度が低い。
3 土壌中の水分のうち、植物に容易に吸収利用されるのは、毛管水である。
4 土壌粒子の粒径は、粘土、シルト、砂の順で大きくなる。

解答と解説: 

答え--- 2

土壌空気は、大気に比べて、二酸化炭素濃度が高い。



No 4 次の記述の病状を示す樹木の病名として、適当なものはどれか。
「根や幹の地際部の表面に白色の菌糸束が絡みつき、病患部は腐敗する。」
1 炭疽病
2 白紋羽病
3 てんぐ巣病
4 根頭がんしゅ病

解答と解説: 

答え--- 2

菌糸束の絡む病気は、ならたけ病などもあるが、内部にでなく、外部に菌糸束が発生しているので白紋羽病が適当。炭疽病菌は黒いすす状の斑点がつく。てんぐ巣病は葉が黄化して小さい葉が株元から大量に生えてくる。根頭がん腫病は地表株部や根本に亀裂の入ったコブ状の隆起が出来る。



No 5 次の記述の加害特徴を示す害虫として、適当なものはどれか。
「幼虫、成虫ともに葉を食害し、サンゴジュなどで大発生して大きな被害をもたらすことがある。」
1 アブラムシ類
2 ハダニ類
3 カイガラムシ類
4 ハムシ類

解答と解説: 

答え--- 4

サンゴジュハムシに関する記述である。ハムシ類は種類によって寄生植物が異なる。ハムシ類はコガネムシ類と同じ意味。アブラムシ類、カイガラムシ類、ハダニ類は汁液を吸うもので直接の食害ではない。



No 6 植物に必要な肥料に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「カリ肥料は、一般に( A ) 肥ともいわれ、欠乏すると水分欠乏に似た症状を呈し、下葉から枯れることがある。( B ) 肥料は、一般に葉肥ともいわれ、欠乏すると葉は黄化し、小型化する。」
(A) (B)
1   ----  窒素
2   ----  窒素
3   ----  リン酸
4   ----  リン酸

解答と解説: 

答え--- 2

カリ肥料は、根肥ともいわれる。
窒素肥料は、葉肥ともいわる。


No 7 造園樹木に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 カラマツ、メタセコイア、ラクウショウは、落葉針葉樹である。
2 イチイ、イヌマキ、カイズカイブキは、常緑針葉樹である。
3 エゴノキ、カツラ、サルスベリは、落葉広葉樹である。
4 クスノキ、トチノキ、ヤマボウシは、常緑広葉樹である。

解答と解説: 

答え--- 4

トチノキ、ヤマボウシは落葉広葉樹
クスノキのみ常緑広葉樹


No 8 花壇に用いられる宿根草として、適当なものはどれか。
1 キキョウ、マツバギク
2 サルビア、ニチニチソウ
3 カンナ、ダリア
4 キンセンカ、パンジー

解答と解説: 

答え--- 1

宿根草---キキョウ、マツバギク、サルビア、ダリア
1年草---ニチニチソウ、パンジー、キンセンカ、カンナ



No 9 日本芝と西洋芝の一般的な性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 日本芝は高温多湿に強いが、西洋芝は高温多湿に弱いものが多い。
2 日本芝は日陰に弱いものが多いが、西洋芝は日陰に耐えるものが多い。
3 日本芝は冬に葉が枯れて褐色となるが、西洋芝は冬も緑色を保つものが多い。
4 日本芝は株立型により生育するものが多く、西洋芝はほふく型により生育するものが多い。

解答と解説: 

答え--- 4

日本芝(ノシバ、コウライシバ)は、ほふく型。西洋芝(バミューダグラス、ベントグラス、など)は主に株立型である。


No10 下図に示す間知石の(A)、(B)の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
(A) (B)
1 見付き ---- とも面
2 合端 ---- とも面
3 見付き ---- 控え
4 合端 ---- 控え

解答と解説: 

答え--- 2

A=合端
B=とも面



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