1 |
アスファルト防水の工法 |
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@ |
メンブレン防水 |
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a |
熱工法と冷工法(アスファルトの加熱の有無による) |
b |
シート防水:合成高分子(塩化ビニル系,合成ゴム系,エチレン系樹脂) |
c |
塗膜防水:ウレタン系(アクリル系などの溶剤の塗布) |
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A |
ステンレスシート防水 |
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ステンレスシートの継手をシーム溶接で溶接し,下地にはつり子によって固定する。 |
B |
モルタル防水 |
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モルタルに防水剤を混合させたもの |
C |
シーリング防水 |
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不定形(シリコン系,ポリウレタン系,油性系など),定形(ネオプレンゴムなど)などがある。 |
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2 |
防 水 材 料 |
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アスファルト |
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JIS K2267による防水工事用アスファルトが用いられる。建築工事用には3種と4種が用いられる。3種は軟化点100°C以上で,温暖地域に適する。4種は軟化点95°C以上で,寒冷地に適する。 |
A |
アスファルトルーフィング |
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フェルト状のルーフィング用紙に,溶融ストレートアスファルトを浸透させたものである。 |
B |
ストレッチルーフィング |
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合成樹脂(ビニロン系)の原反をアスファルト加工したもので,伸び,耐久性に優れ,隅部,増張りに使用される。 |
C |
穴明きルーフィング |
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絶縁工法の第一層に張る穴のあいたルーフィングである。 |
D |
アスファルトプライマー |
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下地に密着させ,溶融アスファルトと下地との密着を良好にし,下地からの水分の発散を制御する。 |
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3 |
工法の要点 |
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密着工法 |
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下地に防水屑を密着させる一般的な工法で,屋上・屋内の防水に用いられ,構造体の剛性の高い建築物に有効である。 |
A |
絶縁工法 |
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防水層の第一層に穴あきルーフィングを敷き,穴の周囲を下地と接着し,穴以外は絶縁する。 PC版やALC板のように下地の動きが大きいと予想される場合に用いられる。 |
B |
熱工法と冷工法 |
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熱工法は固形のアスファルトを加熱溶解して使用し,冷工法は,常温でアスファルト系溶剤またはエマルジョン系接着剤を用いてルーフィング類を積層していく。 |
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4 |
防 水 下 地 |
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入隅・出隅の形状 |
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この部分は平滑に仕上げるほか,バリができやすいので50mm程度の面取りとする |
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アスファルト防水工法 |
シート防水工法・塗膜防水工法 |
平面での出隅 |
面取り |
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面取り |
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平面での入隅 |
三角形
または
丸 面 |
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直 角 |
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立上り部での出隅 |
面取り |
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面取り |
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立上り部での入り隅 |
面取り |
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直 角 |
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A |
ルーフドレインは排水をスムーズに行うため,防水屑表面より低い位置に取り付けて周囲の水はけをよくする。 |
B |
下地コンクリート面は平滑で凹凸がないようにし,鉄筋,番線などの突起物や粗骨材は防水層を破壊する原因となるので除去する。 |
C |
スラブこう配は1/100程度とし,仕上げはコンクリートこて仕上げとする。 |
D |
き裂の著しく発生する箇所はVカットとし,モルタルをてん充し補修する。 |
E |
コンクリート表面に付着する泥や油類,レイタンスは除去し清掃する。 |
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5 |
施工時の気象条件などに対する注意 |
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@ |
気温が2°C以下の場合,降雨雪などの恐れのある場合,強風の場合などは施工を中止する。 |
A |
防水施工中,降雨雪の恐れが起きた場合は,一度張付けを中止し,ルーフィング類が吸水しないように,アスファルトを塗布しておく。 |
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