問題1 あなたが経験した電気工事について、次の問に答えなさい。
1-1 経験した電気工事の次の事項を記述しなさい。
(1) 工事名
(2) 工事場所
(3) 電気工事の概要
(4) 工期
(5) この電気工事でのあなたの立場
(6) あなたが担当した業務の内容
1-2 上記の電気工事の現場において、安全管理上、あなたが留意した事項とその理由2つあげ、あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに具体的に記述しなさい。
ただし、対策の内容は重複しないこと。また、保護帽の着用及び安全帯(要求性能墜落制止用器具) の着用のみの記述については配点しない。


解答と解説: 

答え--- 
省略


問題2 次の問に答えなさい。
2-1 電気工事に関する次の作業の中から2つを選び、番号と語句を記入のうえ、施工管理上留意すべき内容を、それぞれについて2つ具体的に記述しなさい。
1.機器の搬入
2.電線相互の接続
3.機器の取付け
4.波付硬質合成樹脂管(FEP) の地中埋設
5.電動機への配管配線
6.ケーブルラックの施工

1 機器の搬入
解答と解説: 

答え--- 

搬入路で軟弱箇所には敷板等で沈下しないように措置を施す。
クレーンで搬入する場合、アウトリガを張り出す空間を確保する。

2 電線相互の接続

解答と解説: 

答え--- 

圧着端子や圧着スリーブなど、電線に適した接続材料を選択する。
外装・芯線の被覆ストリップには芯を傷つけないようにワイヤストリッパなど適切な器具を使用する。

3 機器の取付け
解答と解説: 

答え--- 

転倒防止のため、後打ちアンカーなどで固定する。
振動を発する器具の場合、脚部に防振材を用いる。

4 波付硬質合成樹脂管(FEP) の地中埋設
解答と解説: 

答え--- 

管底は石を取り除き、砂や良質土を敷きならす。
接続部は地下水等が入らないように養生する。

5 電動機への配管配線
解答と解説: 

答え--- 

屋外や湿気の多い箇所の配管の場合、たち下げ配管とする。
金属製可とう電線管の屈曲部の内側の半径は管内径の6倍以上にすることを原則とする。

6 ケーブルラックの施工
解答と解説: 

答え--- 

支持間隔は、鋼製ケーブルラックの場合水平支持で2m以下とし、それ以外のケーブルラックでは1.5m以下とする。
垂直方向への敷設では、3m以内に支持固定する。
幅600mm以下のラックを敷設する場合、呼び径9mm以上の吊りボルトを使用し、それ以上の場合は12mm以上を用いる。
2-2 一般送配電事業者から供給を受ける図に示す高圧受電設備の単線結線図について、次の問に答えなさい。
(1) アに示す機器の名称又は略称を記入しなさい。
解答と解説: 

答え--- 

直列リアクトル

(2) アに示す機器の機能を記述しなさい。
解答と解説: 

答え--- 

進相コンデンサの高調波電流障害の防止と回路開閉時の電流抑制




問題3 図に示すアロー形ネットワーク工程表について、次の問に答えなさい。
ただし、◯内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、日数は所要日数を示す。
1 所要工期は、何日か。
解答と解説: 

答え--- 

クリティカルパスはC→E→G→I、8+10+7+3=28日

2 Eの作業が10日から7日に、Hの作業が5日から3日になったとき、イベント の最早開始時刻は、何日か。
解答と解説: 

答え--- 

イベントへ至る経路で最長のものはC→E→H Eは7日になったので、8+7+3=18日である。


問題4 電気工事に関する次の用語の中から3つを選び、番号と用語を記入のうえ、技術的な内容を、それぞれについて2つ具体的に記述しなさい。
ただし、技術的な内容とは、施工上の留意点、選定上の留意点、動作原理、発生原理、定義、目的、用途、方式、方法、特徴、対策などをいう。

1.変流器(CT)
2.うず電流
3.力率改善
4.架空地線
5.電車線路の帰線
6.道路の照明方式(トンネル照明を除く)
7.変圧器の並行運転
8.電動機の過負荷保護
9.UTP ケーブル

1 変流器(CT)
解答と解説: 

答え--- 
大電流回路の電流を計器や継電器に必要な電流に変換する。
一次電流が流れている状態で、二次側をオープンにすると、二次側に高電圧が発生し、短絡回路ができて焼損事故になる恐れがあるので二次側をオープンにしない。


2 うず電流
解答と解説: 

答え--- 
電気伝導体を磁場内で動かすことで磁束密度を変化させた際に生じる誘導電流
電磁調理器に利用される原理は磁力線にて物体内に誘導加熱を発生させることである。

3 力率改善
解答と解説: 

答え---
力率を良くすることで力率の値をできるだけ1に近づけること。
送電線、変圧器内の電力損失、電圧降下の軽減を図ること。

4 架空地線

解答と解説: 

答え--- 
架空された送電、配電などのための架空線路を、主に雷から保護する装置のこと。
短区間ごとに接地をとり、電線路に対して遮蔽角45度以内になるように架設する。

5 電車線路の帰線

解答と解説: 

答え--- 
電気車に供給された運転用電力を変電所に帰す回路のこと。帰線レール。
帰線レールの電気抵抗を少なくして漏れ電力による電食の防止を図る。

6 道路の照明方式(トンネル照明を除く)

解答と解説: 

答え--- 
ポール照明方式:地上8〜12mのポールの先端に照明器具を取付け照明にするもの
高欄照明方式:高欄に低ワットの灯具を取付けて道路を照明する方式
構造物取付照明方式:道路側方等に設置されている構造物に直接照明器具を取付けて照明する方式
ハイマスト照明方式:地上高20〜40m程度の照明塔に大容量の光源を多数取付けて照明する方式

7 変圧器の並行運転

解答と解説: 

答え--- 
負荷設備容量の増加に対して、変圧器を増容量するために複数台の変圧器の並行運転を行う。
複数の変圧器は、定格電圧が一次及び二次側とも等しく、インピーダンス電圧が等しいものを採用する。
三相の場合角変位が等しいもの。単相の場合は極性が等しいものを採用する。

8 電動機の過負荷保護

解答と解説: 

答え--- 
過電流による電動機の焼損により火災が発生しないよう、過負荷保護装置を設置しなければならない。
電動機の一次側かつ配線用遮断器の二次側に、サーマルリレーを設け、異常電流による発熱を検出させる。
過負荷保護装置として誘導形過電流継電器やサーマルリレーを使用する。

9 UTP ケーブル

解答と解説: 

答え--- 
家庭、事務所などのパソコンのネットワークに使用される一般的なLANケーブル
HUBルーターへ接続するストレートケーブルと、パソコン同士を直接接続するクロスケーブルがある。





問題5 「建設業法」、「労働安全衛生法」又は「電気工事士法」に定められている法文において、下線部の語句のうち誤っている語句の番号をそれぞれ1つあげ、それに対する正しい語句を答えなさい。

5-1 「建設業法」
元請負人は、下請負人からその請け負った建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から20日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、その完成を確認するための試験を完了しなければならない。
解答と解説: 

答え--- 

試験 → 検査

5-2 「労働安全衛生法」
事業者は、労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、その従事する業務に関する安全又は衛生のための聴取を行なわなければならない。
解答と解説: 

答え--- 

聴取 → 教育

5-3 「電気工事士法」
第一種電気工事士は、経済産業省令で定めるやむを得ない事由がある場合を除き、第一種電気工事士免状の交付を受けた日から5年以内に、経済産業省令で定めるところにより、経済産業大臣の指定する者が行う一般用電気工作物の保安に関する講習を受けなければならない。

解答と解説: 

答え--- 
一般用 → 自家用







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