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白熱電球(L) (lncandescent Lamp) |
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フィラメントに電流を通し,その放射熱による発光を利用したランプの総称。寿命が短いのが欠点であるが,普通球と呼ばれるシリカランプやミニクリプトンランプなどは,安価で扱いやすい。将来的には削減される方向にある。 |
ハロゲンランプ(JG)(Halogen Lamp) |
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ガラス管内に微量のハロゲン元素またはハロゲン化合物を封入した白熱電球の一種。小型で高輝度,一般電球より寿命が長い。
12Vのローボルトタイプは小型で光の制御がしやすいため,商業施設で幅広く取り入れられている。
ダイクロイックミラーは,ガラスなどの基板に多層膜コーティングを施したもの。照射面に対する熱線を80%以上カットできる。 |
デイライトハロゲンランプ
(Daylight Halogen Lamp) |
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太陽光に近い光を実現した4700Kの昼白色のハロゲンランプ。光のスペクトル分布が太陽光に近いため,屋内で洋服を選んだり,髪を染めたりといったときの印象と,外に出て見たときの印象が違うといったことが少なくなる。 |
コンパクト蛍光ランプ
電球形蛍光ランプ
(COmpact Fluorescent Lamp) |
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直管形蛍光ランプを曲げたり接合したりして,全長を1/2〜 1/4にしたものをコンパクト蛍光ランプという。また,直管形蛍光ランプを曲げて白熱電球と同じ形状にまとめた,自熱電球のソケットで使用できるものを電球形蛍光ランプという |
細管蛍光ランプ(T5) |
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蛍光ランプの管径は32mmから現在では26mmと徐々に細くなっているが,T5はさらに16mmという細さで, しかも28Wで従来の40Wの蛍光ランプと同じ明るさを出すことができる高効率タイプ(HE)と,明るさを重視した高出カタイプ(HO)がある。電力消費量が少なく,寿命も従来の1.5倍以上と長く,しかも管径が小さいため,ガラスや水銀の使用量も少ないので,省資源のランプである。また,いつまでも使い始めの明るさを保つことができる。管径が小さいことにより器具デザインの幅も広がる。 |
シームレスライン(Seamless Line) |
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ランプ効率を重視したものではないが,間接照明などに用いる.つなぎ目のない蛍光ランプ。連続した美しい光が得られる。 |
高輝度放電灯(HID)
(Hlgh lntensly Discharge Lamp) |
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放電現象により発光するランプ。発光管内の金属ガスの違いによって,青白い光の水銀ランプ(HF),オレンジ色の光の高圧ナトリウムランプ(NH).さまざまな光色を持つメタルハライドランプ(MF)の3種類がある。ランプ1灯あたりの光東が大きく,高効率で寿命が長いため,大規模空間や屋外の照明に適している。蛍光ランプと同じく安定器が必要で点灯後数分経たないと安定した明るさが出ない。 |
コンパクトメタルハライドランプ
(COmpact Metal Halide Lamp) |
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250W以下の小型のメタルハライドランプ。ワット数や色温度が豊富で,寿命も長く,演色性も優れているため,屋外の景観照明をはじめ,ホテル,店舗,オフィスビルのベース照明やスポットなど,幅広く使用されている。
石英ガラス製(HQlなど)の発光管とセラミック製(CDMなど)の発光管を使用したものがある。石英ガラス製は光源の色むらや,寿命末期になると色温度が変化してしまうという問題があったが,セラミック製ではその問題を解決し,現在主流となっている。 |
発光ダイオード(LED)
(LighJng Emitting Diodes) |
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半導体を利用して発光する光源。
さまざまな光の色を再現するのに必要な光の3原色=赤・緑・青(RGB)が揃い,あらゆる色を表現できるようになった。さらに白色光源も開発されたことにより幅広い色温度が再現できるようになった。低電圧・低電流で発光し,4万時間以上と超長寿命で,自熱電球のように発熱することもほとんどなく,水銀などの有害な物質を含んでいないため,地球環境に優しい省エネルギーの21世紀の新光源として期待されている。 |
装飾ランプ |
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クリスマスのイルミネーションや店舗のアクセントとして小さな輝度の集合体を利用したきらびやかな華やかさを演出するために使用される小型ランプ。小型ランプを繋げてテープ状にしたライトもある |
無電極ランプ |
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白熱電球のようなフィラメントや,蛍光ランプのような電極といった消耗物を必要としないため,6万時間という超長寿命を誇るランプ。メンテナンスの難しい橋や鉄塔、24時間営業の店舗などに使用される。 |
光ファイバー
(Optical Fiber) |
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光源ではないが注目される光システム。ガラスやアクリル製の素材の中に光を通して用いるもので,光源部と発光部に大別される。1台の光源部から多数の光点が得られ,光源部と発光部を離して使用できるため,メンテナンスが容易であるという利点がある。光源部を格納するスペースが必要。発光部からは発熱しないため,ショーケース内などの温度上昇を抑え,商品の劣化や退色を防ぐのにも有効である。 |
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