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ベース照明(全般照明)
空間全体に必要な基本的な明るさを確保する照明手法。
明るさ感は内装の色や,商品の色などの反射する物体の色の影響を受けるため,インテリアと合わせて計画する必要がある。
また。一般に床面を明るく(水平面照度を確保)するよりも,壁面を明るく(鉛直面照度を確保)する方が,空間に広がりが出て,全体の照度がそれほど高くなくても,明るく感じることができる。

ダウンライト照明
天丼に丸や四角の穴をあけ,そこに照明器具を埋め込む手法。
器具を取り付けるパターンによって,空間にさまざまな表情をつくる

光天丼・光壁
天丼や壁の大部分を発光させる照明手法。

間接照明
光源から出る光の90%以上を壁や天丼にあて,反射した光によって全体を明るくする手法。空間を落ち着いた柔らかい雰囲気にする。間接照明の主な手法には下記の三つがある。
コーブ照明  -----   壁から天丼へ向けて光を拡散させる手法
コーニス照明  -----   天丼から壁に向けて光を拡散させる手法
バランス照明  -----   コーブ.コーニス両方を取り入れた手法

演出照明
ディスプレイやショーケース,ステージなど顧客の注目を集め,購買意欲をそそるビジュアルポイントとなる部分を重点的に照明し,空間にメリハリをつける手法。一般的にベース照明の3倍程度の照度が必要といわれている。
スポットライトをさまざまな角度から対象物にあてて目立たせたり,装飾電球で華やかさを出したり,時には演出照明だけでドラマチックな演出をすることも効果的である。




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