平成24年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page3

※ 問題No.24 からNo.28 までの5問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
Google
No 24 ガス湯沸器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 元止め式湯沸器は、小型の瞬間湯沸器で、湯沸器付属の水栓を操作して給湯する機器である。
2 貯湯式湯沸器は、給水方式により水道直結式とシスターン式がある。
3 開放式湯沸器は、燃焼空気を屋内からとり、燃焼ガスを直接屋外に排出する機器である。
4 密閉式湯沸器は、燃焼空気を直接屋外からとり、燃焼ガスも直接屋外に排出する機器である。

解答と解説: 

答え--- 3

開放式湯沸器は、燃焼空気の室内のもの、燃焼ガスも室内へ排出されるので、換気扇での排気が必要。
燃焼空気を屋内から取得、燃焼ガスを直接屋外に排出する機器はFE式(強制排気式)という。


No 25 保温材に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
 1  ロックウール保温材は、耐火性に優れ、防火区画貫通部などにも使用される。
 2  ポリスチレンフォーム保温材は、蒸気管などに使用できない。
 3  ロックウール保温材、グラスウール保温材の種類は、密度によって区分されている。
 4  グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて吸水性や透湿性が小さい。
(制御対象) (機器)
1 汚物排水タンクのポンプの発停  ---- ボールタップ
2 居室の湿度  ---- ヒューミディスタット
3 ファンコイルユニットのコイルの冷温水量  ---- 電動二方弁
4 高置タンクの水位  ---- 電極棒

解答と解説: 

答え--- 4

グラスウール保温材は繊維系である。ポリスチレンフォームは発泡系なので吸水性や透湿性は繊維系の方が大きい。



No 26 配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 配管用炭素鋼鋼管には、亜鉛めっきを施した白管と、施していない黒管がある。
2 硬質ポリ塩化ビニル管には、設計圧力によりVU、VPなどがある。
3 銅管は、肉厚の小さい順から、K、L、Mタイプに分類される。
4 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、原管が薄肉鋼管のため、接続にはMD継手などが使用される。

解答と解説: 

答え--- 3

肉厚は大きい方からK、L、Mである。
10Aタイプでみると、Mタイプの肉厚は0.64mm、Lタイプは0.89mm、Kタイプは1.24mmとなる。


No 27 ダクト及びダクト付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 シーリングディフューザ形吹出口は、気流分布が優れた吹出口である。
2 角形エルボに案内羽根(ガイドベーン)を入れると、圧力損失及び騒音値を減らすことができる。
3 亜鉛鉄板製の長方形ダクトと円形ダクトは、風量、断面積が同一であれば、摩擦損失も同じである。
4 長方形ダクトの空気の漏えい量を少なくするためには、フランジ部、はぜ部などにシールを施す。

解答と解説: 

答え--- 3

円形ダクトのほうが摩擦損失が小さくなる。




No 28 設計図書に記載される機器の種類とその仕様として記載する項目の組合せのうち、関係のないものはどれか。
(機器の種類) (記載する項目)
1 ユニット形空気調和機  ----  有効加湿量
2 ファンコイルユニット  ---- 形番
3 遠心ポンプ  ---- 呼び番号
4 遠心送風機  ---- 防振材の種類

解答と解説: 

答え--- 3

遠心ポンプに記載する記載項目は揚水量、揚程、電流値、本体水圧、軸出力、効率など
ポンプは呼び径で定格周波数が区分される。

TOP
2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3