Page3





※ 問題は全て必須ですから、50 問題全部を解答してください。

問題21 サッカー場及び野球場に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 サッカー場のフィールドの長軸方向を、南北方向とした。
2 サッカー場のフィールドの長軸方向を、その地域の恒風方向と直交させた。
3 野球場の方位について、競技者を主体とするため、本塁を南側に、投手板を北側に配置した。
4 野球場の外野の排水勾配を、塁線から外周に向かってとった。

解答と解説: 

答え--- 3
競技者が主体の場合、本塁を北側、投手板を南側にする。本塁を南側に、投手板を北側に配置は、プロ野球などの興行目的であれば観客主体になるので適しているが、公園施設の野球場は競技者主体で計画することが望ましい。


問題22 遊具に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる数値の組合せとして、適当なものはどれか。
「下図(側面図)のような児童用の一方向ぶらんこを設置する際に、平板型着座部の奥行きを有効幅の中の一番狭い部分で( A ) mm に、スイングクリアランスを( B ) mmとした。」

    (A) (B)
1 100  ----  250
2 100  ----   400
3 150  ----   250
4 150  ----   400

解答と解説: 

答え--- 4
平板型着座部の奥行きを有効幅の中の一番狭い部分で( 150 ) mm に、スイングクリアランスを( 400 ) mm。


問題23 5,400 m3の盛土をする場合、土取場より「掘削すべき土量(地山土量)」及び現地へ「運搬すべき土量(ほぐし土量)」として、正しいものはどれか。
ただし、土量変化率はL=1.20、C=0.90とする。
    (掘削すべき土量) (運搬すべき土量)
1 6,000 m3  ----  6,480 m3
2 6,000 m3  ----   7,200 m3
3 6,480 m3  ----   7,200 m3
4 6,480 m3  ----   7,770 m3

解答と解説: 

答え--- 2
L=ほぐし率、C=締固め率で、最終盛土量が締固量になる。締固量=Aとすると
掘削すべき土量:A÷C=5,400÷0.9=6,000
運搬すべき土量:A×L/C=5,400×1.33≒7,200




問題24 コンクリートの養生に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 コンクリート打込み後、表面の水分の逸散を促進させてコンクリートの硬化を速めた。
2 コンクリートの露出面について、表面を荒らさないで作業ができる程度に硬化した後に、養生マットによる湿潤養生を行った。
3 コンクリートが十分硬化するまで、衝撃及び過大な荷重によってひび割れが生じないよう保護した。
4 コンクリートが十分に硬化するまで、硬化に必要な温度条件を保つように養生した。

解答と解説: 

答え--- 1
コンクリート打込み直後の養生では、湿潤状態にしておく必要がある。「表面の水分の逸散を促進」だとヒビ等の悪影響が生じるので不適当。又、硬化の促進にもならない。


問題25 下図に示す練積みによるブロック積擁壁の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
    (A) (B)
1 裏込めコンクリート  ----  胴込め材
2 裏込めコンクリート  ----   裏込め材
3 胴込めコンクリート  ----   裏込め材
4 胴込めコンクリート  ----   胴込め材

解答と解説: 

答え--- 3
A:胴込めコンクリート  B:裏込め材


問題26 雨水排水工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 上流管と下流管の管きょ径が変化する箇所に、マンホールを設けた。
2 排水桝に接続する取付け管を、排水桝の底面から10 cm 上方に取り付けた。
3 排水管へ接続する取付け管を、流下方向に60 度の向きで取り付けた。
4 排水管へ接続する取付け管を、排水管の中心線から上方に取り付けた。

解答と解説: 

答え--- 2
雨水ますには深さ15cm以上の泥溜めを設けなければならない。底から10cmでは泥溜め深さを確保できていない。


問題27 下図に示す木造建築物の和小屋組における(A)〜(D)の部材のうち、棟木はどれか。
1 (A)
2 (B)
3 (C)
4 (D)

解答と解説: 

答え--- 1
A=棟木、 B=モヤ、 C=軒桁、 D=梁


問題28 公園内の電気設備工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 接地極を地中に埋設する作業を、電気工事士が行った。
2 地中電線用の管を布設する作業を、電気工事士でない者が行った。
3 照明灯の設置工事において、接地極をなるべく湿気の多い場所に埋設した。
4 地中配線工事において、ケーブルの接続を地中電線用の管の内部で行った。

解答と解説: 

答え--- 4
地中配線工事のケーブルの接続は、金属箱などで実施するか、地上へ取り出して接続する。地中電線用の管の内部では不十分な接続になりやすく、漏電事故の原因となる。




問題29 給水工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 凍結の恐れがある場所で、凍結深度より深く給水管を布設した。
2 給水管を埋め戻す際、良質な土砂を用いタンパで十分締め固めた。
3 給水管に空気だまりが生じる恐れがある場所に、減圧弁を取り付けた。
4 電食の恐れがある場所に、硬質ポリ塩化ビニル管の給水管を布設した。

解答と解説: 

答え--- 3
空気だまりが生じる恐れがある場所に設けるのは空気弁である。減圧弁ではない。


問題30 「公共工事標準請負契約約款」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 受注者は、工事の施工に当たり、設計図書の表示が明確でないことを発見したときは、直ちに監督員に通知しなければならない。
2 受注者は、工事材料の品質について設計図書に明示されていない場合、中等またはそれ以下の品質を有するものを使用してはならない。
3 受注者は、工事現場内に搬入した工事材料を、監督員の承諾を受けないで工事現場外に搬出してはならない。
4 受注者は、設計図書において監督員の検査を受けて使用すべきものと指定された工事材料については、当該検査に合格したものを使用しなければならない。

解答と解説: 

答え--- 2
工事材料の品質については、設計図書に定めるところによる。設計図書にその品質が明示されていない場合にあっては、中等の品質を有するものとする。





TOP 次のページへ
平成28年度2級造園施工管理技士 学科問題No.1  問題.01〜問題.10
学科問題No.2  問題.11〜問題.20
学科問題No.3  問題.21〜問題.30
学科問題No.4  問題.31〜問題.40
学科問題No.5  問題.41〜問題.50
実地問題