平成22年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page1

※ 問題No. 1 からNo. 6 までの6問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 1 結露に関する文中、内に当てはまる語句の組合せのうち、適当なものはどれか。
壁体の表面温度が室内空気の露点温度 と、壁体の表面に結露を生じる。しかし、壁に断熱材を用いると、熱貫流抵抗が なり、結露を生じにくくなる。
1 より低くなる ---- 大きく
2 より低くなる ---- 小さく
3 以上になる ---- 大きく
4 以上になる ---- 小さく

解答と解説: 

答え--- 1
壁体の表面温度が室内空気の露点温度より低くなると、壁体の表面に結露を生じる。
壁に断熱材を用いると、熱貫流抵抗が大きくなり、結露を生じにくくなる。



No 2 二酸化炭素に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 室内空気中の二酸化炭素の濃度は、人体の代謝のため、外気より高くなる。
2 室内空気中の二酸化炭素の許容濃度は、一酸化炭素より高い。
3 二酸化炭素の密度は、空気より小さい。
4 二酸化炭素は、地球温暖化への影響が大きい。

解答と解説: 

答え--- 3
二酸化炭素は空気より重い。よって密度は大きい。



No 3 流体に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。
1 レイノルズ数 ------ 粘性力
2 ベルヌーイの定理 ------ エネルギー保存則
3 ウォータハンマ ------ 表面張力
4 ピトー管 ------ 流速の測定

解答と解説: 

答え--- 3
ウォータハンマは水撃作用ともいう。流速、管内圧力は関係するが、表面張力は関係しない。表面張力は毛細管現象などの関連項目

No 4 湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 飽和湿り空気の温度を下げても、絶対湿度は変わらない。
2 飽和湿り空気の温度を上げても、絶対湿度は変わらない。
3 湿り空気を加湿すると、相対湿度は上がる。
4 湿り空気を加湿すると、絶対湿度は上がる。

解答と解説: 

答え--- 1
飽和湿り空気は、ある温度で最大限水蒸気を含んだ空気のこと。よって、それ以上温度を上げても絶対湿度は変わらない。
温度を下げれば飽和水が結露するので相対湿度は変わらないが絶対湿度は結露水になる分だけ下がる。



No 5 図に示す電気方式の呼称として、適当なものはどれか。
1 単相2線式
2 単相3線式
3 三相3線式
4 三相4線式

解答と解説: 

答え--- 3
まず、線が3本なので3線式。
単相3線式はアースに繋がっている線と、外部の線の間が100Vの場合。
この図は200Vになって、3本接続して三相200V負荷ともよぶ。


No 6 鉄筋コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 常温では、鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
2 コンクリートはアルカリ性であるため、鉄筋のさびを防止する効果がある。
3 鉄筋コンクリートは、主に鉄筋が引張力を負担し、コンクリートが圧縮力を負担する。
4 丸鋼は、異形鉄筋よりコンクリートに対する付着性がよい。

解答と解説: 

答え--- 4
異形鉄筋の最大のメリットは付着性の良さである。


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2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3