平成22年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page3

※ 問題No.24 からNo.28 までの5問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
Google
No 24 渦巻ポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 実用範囲における揚程は、吐出し量の増加とともに低くなる。
2 吐出し量は、羽根車の回転数に比例する。
3 ポンプの吐出し側に設けた調整弁の抵抗により、吐出し量を調整する。
4 軸動力は、吐出し量の増加とともに小さくなる。

解答と解説: 

答え--- 4
ポンプの特性として、軸動力は、吐出し量の増加とともに大きくなる。これは、渦巻ポンプに限らない。

No 25 設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 吸収冷凍機は、冷媒に臭化リチウムを使用している。
2 多翼送風機は、通称シロッコファンとも呼ばれ、空調、換気用として広く使用されている。
3 冷却塔は、主に水の蒸発により冷却水の温度を下げる。
4 自動巻取形エアフィルタは、一般空調のやや粗大な粉じんの除去に使用される。

解答と解説: 

答え--- 1
吸収冷凍機の冷媒は「水」である。
臭化リチウムは吸収液である。


No 26 仕切弁と玉形弁の比較の組合せのうち、適当でないものはどれか。
(仕切弁)   (玉形弁)
1 リフト
2 開閉時間
3 流体抵抗
4 流れ方向を示す矢印 なし あり

解答と解説: 

答え--- 3
玉形弁(グローブバルブ)は、構造上弁座面に弁を押し付けるので流体抵抗は大きくなる傾向にある。仕切弁と比較すれば確実に大きい。

No 27 ダクト及びダクト付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 シーリングディフューザ形吹出口は、誘引作用が大きい。
2 スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状にボタンパンチスナップはぜ機械がけしたものである。
3 長方形ダクトの板厚は、一般に、長辺の寸法を基準に決める。
4 案内羽根付エルボの案内羽根の板厚は、ダクトの板厚と同じ厚さとする。

解答と解説: 

答え--- 2

ボタンパンチスナップはぜは、角ダクトなどに使用される工法で、一般にスパイラルダクトには使用しない。。

No 28 設計図に記載される機器の種類とその仕様として記載する項目の組合せのうち、関係のないものはどれか。
(機器の種類)     (記載する項目)
1 送風機 初期抵抗
2 ポンプ 揚程
3 冷却塔 許容騒音値
4 直だき吸収冷温水機 冷水出口温度

解答と解説: 

答え--- 1
この問題は過去問題(20年)に類似問題あります。なぜかいつも初期抵抗ですね。

TOP
2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3