平成23年度 1級建築施工管理技術検定試験 午前問題 Page2
No16〜No20までの5問題は、全問題を解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No16 | 舗装に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | プライムコートは,路盤の仕上がり面を保護し,その上のアスファルト混合物層との接着をよくするために施す。 | |
2 | フィラーは,アスファルトと一体となって,混合物の安定性,耐久性を向上させるために施す。 | |
3 | タックコートは,アスファルト混合物からなる基層と表層の接着をよくするために施す。 | |
4 | シールコートは,路床の水分が凍結しないように路床の上に施す。 | |
解答と解説: |
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No17 | 測量に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | スタジア測量は,レベルと標尺によって2点間の距離を正確に測定する方法である。 | |
2 | トラバース測量は,測点を結んでできた多角形の各辺の長さと角度を,順次測定していく方法である。 | |
3 | 直接水準測量は,レベルと標尺によって高低を測定する方法である。 | |
4 | 平板測量は,アリダードと巻尺で測量した結果を,平板上で直接作図していく方法である。 | |
解答と解説: |
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No18 | 避雷設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 高さが20 m を超える建築物には,原則として,有効に避雷設備を設けなければならない。 | |
2 | 危険物を貯蔵する倉庫は,高さや貯蔵量にかかわらず,避雷設備を設けなければならない。 | |
3 | 鉄骨造の鉄骨は,構造体利用の引下げ導線の構成部材として利用することができる。 | |
4 | 受雷部は,保護しようとする建築物等の種類,重要度等に対応した段階の保護レベルに応じて配置する。 | |
解答と解説: |
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No19 | 消火設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 連結散水設備は,地下街など,火災が発生すると煙が充満して消火活動が困難な場所に設置される。 | |
2 | 水噴霧消火設備は,微細な霧状の水の噴霧による冷却,窒息効果により,自動車車庫などの火災に適している。 | |
3 | 屋内消火栓設備は,消火活動上必要な消防隊専用の施設として設置される。 | |
4 | 粉末消火設備は,消炎作用が大きく,油などの表面火災に適している。 | |
解答と解説: |
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No20 | 請負契約に関する記述として,「公共工事標準請負契約約款」上,誤っているものはどれか。 | |
1 | 受注者は,工事の施工に当たり,設計図書に示された施工条件と実際の工事現場が一致しないことを発見したときは,その旨を直ちに監督員に通知し,その確認を請求しなければならない。 | |
2 | 受注者は,工期内で請負契約締結の日から12箇月を経過した後に,賃金水準又は物価水準の変動により請負代金額が不適当となったと認めたときは,発注者に対して請負代金額の変更を請求することができる。 | |
3 | 受注者は,発注者が設計図書を変更したために請負代金額が1/2以上減少したときは,契約を解除することができる。 | |
4 | 受注者は,工事目的物及び工事材料等を設計図書に定めるところにより火災保険,建設工事保険その他の保険に付さなければならない。 | |
解答と解説: |
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問題番号〔N0.21〕〜〔N0.33〕までの13問題のうちから,5問題を選択し,解答してください。 |
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No21 | 墨出しに関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 建物四隅の基準墨の交点を上階に移す場合,間違いや誤差を避けるために点とも下げ振りで移す。 | |
2 | 仕上げ部材を取り付けるための墨は,近接する既に出された他の部材の仕上げ墨を基準として墨出しを行う。 | |
3 | 鉄骨鉄筋コンクリート造では,一般に鉄骨柱を利用して躯体工事用の基準高さを表示し,これによりレベルの墨出しを行う。 | |
4 | 床面の通り心などの基準墨は,一般に1m離れた位置に返り墨を設ける。 | |
解答と解説: |
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No22 | 地盤調査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 一軸圧縮試験により,砂質土の強度と剛性を求めることができる。 | |
2 | 電気検層(比抵抗検層)により,ボーリング孔近傍の地層の変化を知ることができる。 | |
3 | 粒度試験により,細粒分含有率等の粒度特性を求めることができる。 | |
4 | 常時微動測定により,地盤の卓越周期を把握することができる。 | |
解答と解説: |
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No23 | 山留めの管理に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 山留め壁の頭部の変位を把握するために,トランシットやピアノ線を用いて計測を行った。 | |
2 | 油圧式荷重計は,切梁の中央部を避け,火打梁との交点に近い位置に設置した。 | |
3 | 山留め壁周辺の地盤の沈下を計測するための基準点は,山留め壁に近接した地盤面に設けた。 | |
4 | H形鋼を用いた切梁の軸力を計測するためのひずみ計は,2台を1組としてウェブに設置した。 | |
解答と解説: |
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No24 | 既製コンクリート杭の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 先端が開放されている杭を打ち込む場合,杭体内部への土や水の流入が原因で杭体が損傷することがある。 | |
2 | 中掘り工法では,砂質地盤の場合,緩みがはげしいので,先掘り長さを少なくする。 | |
3 | 杭に現場溶接継手を設ける場合,原則としてアーク溶接とする。 | |
4 | 埋込み工法において,プレボーリングによる掘削径は,杭径より10 cm 程度小さくする。 | |
解答と解説: |
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No25 | 普通コンクリートを用いる構造部材における鉄筋のかぶり厚さに関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 屋内の梁の最小かぶり厚さは,仕上げの有無にかかわらず30 mm とする。 | |
2 | 直接土に接する部分の床スラブの最小かぶり厚さは,30 mm とする。 | |
3 | 設計かぶり厚さは,最小かぶり厚さに10 mm 程度を加えたものとする。 | |
4 | 杭基礎の基礎筋(ベース筋)の最小かぶり厚さは,杭天端から確保する。 | |
解答と解説: |
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No26 | 鉄筋(SD 345)のガス圧接に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 隣り合う鉄筋のガス圧接継手の位置は,400 mm 以上ずらした。 | |
2 | 同一径の鉄筋のガス圧接部のふくらみの長さは,鉄筋径の1.1 倍以上とした。 | |
3 | 圧接器に鉄筋を取り付ける際,鉄筋突合せ面のすき間は2 mm 以下とした。 | |
4 | 径の異なる鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径は,細い方の鉄筋径の1.2 倍以上とした。 | |
解答と解説: |
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No27 | 型枠工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | スラブ型枠の支保工に用いる鋼製仮設梁のトラス下弦材の中央部を,パイプサポートで支持した。 | |
2 | 柱型枠の組立てにおいて,型枠の精度の保持を目的のひとつとして,足元は桟木で固定した。 | |
3 | コンクリート表層部を緻密にするため,余剰水の排水ができるように透水型枠を採用した。 | |
4 | コンクリート表面に残る丸型セパレーターのねじ部分は,ハンマーでたたいて除去した。 | |
解答と解説: |
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No28 | 普通コンクリートの調合に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 球形に近い骨材を用いる方が,偏平なものを用いるよりもワーカビリティーがよい。 | |
2 | 水セメント比を低減すると,塩化物イオンの浸透に対する抵抗性を高めることができる。 | |
3 | コンクリートの単位水量は,一般に185 kg/m3 以下とする。 | |
4 | コンクリートの単位セメント量の最小値は,一般に250 kg/m3とする。 | |
解答と解説: |
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No29 | コンクリートの養生に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 膜養生剤を塗布して水分の逸散を防ぐ湿潤養生は,ブリージングが終了した後に行う。 | |
2 | 普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの場合,振動等によってコンクリートの凝結及び硬化が妨げられないように養生しなければならない期間は,コンクリート打込み後3日間である。 | |
3 | 大断面の部材で,中心部の温度が外気温より25℃以上高くなるおそれがある場合は,保温養生により,温度ひび割れの発生を防止する。 | |
4 | 普通ポルトランドセメントを用いた厚さ18 cm 以上のコンクリート部材においては,計画供用期間の級が標準の場合は,コンクリートの圧縮強度が10 N/mm2 以上になれば,以降の湿潤養生を打ち切ることができる。 | |
解答と解説: |
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No30 | 鉄骨の溶接に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 裏当て金を用いる柱梁接合部のエンドタブの取付けは,母材に直接溶接した。 | |
2 | クレーンガーダーのエンドタブは,溶接後切除してグラインダーで仕上げ加工した。 | |
3 | 溶接を手溶接とするので,エンドタブの長さは,自動溶接より短くした。 | |
4 | 完全溶込み溶接の両端に,継手と同じ開先のエンドタブを取り付けた。 | |
解答と解説: |
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No31 | 鉄骨の耐火被覆に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 柱の耐火被覆材の吹付け厚さは,確認ピンを用いて,各面に1箇所以上差し込んで確認した。 | |
2 | 高層建物の耐火被覆材の吹付けは,ロックウール,セメント,せっこう,水を混合して圧送する乾式工法で行った。 | |
3 | 巻付け工法において,耐火被覆材の取り付けに用いる固定ピンは,鉄骨にスポット溶接により取り付けた。 | |
4 | 耐火板張り工法において,繊維混入けい酸カルシウム板は,一般に吸水性が大きいため,雨水がかからないよう養生を行い,接着剤と釘を併用して取り付けた。 | |
解答と解説: |
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No32 | 揚重運搬機械に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 傾斜ジブ式タワークレーンは,高揚程で比較的重量の大きい荷のつり上げに用いられる。 | |
2 | ジブクレーンの定格荷重は,フック等のつり具の重量を含めたものである。 | |
3 | ロングスパン工事用エレベーターの定格速度は,毎分10 m 以下である。 | |
4 | 建設用リフトの停止階には,荷の積卸口の遮断設備を設ける。 | |
解答と解説: |
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No33 | 鉄筋コンクリート造の耐震改修工事における柱補強工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 溶接金網巻き工法において,溶接金網に対するかぶり厚さ確保のため,溶接金網は型枠建込み用のセパレーターに結束して固定した。 | |
2 | 溶接閉鎖フープ巻き工法において,フープ筋の継手は,溶接長さが片側10 d(dはフープ筋の径又は呼び名に用いた数値)以上のフレア溶接とした。 | |
3 | 鋼板巻き工法において,コ形に加工した2つの鋼板を□形に一体化する際,接合部の溶接は部分溶込み溶接とした。 | |
4 | 連続繊維補強工法のシート工法において,シートの切り出し長さは,柱の周長にラップ長さを加えた寸法とした。 |
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解答と解説: |
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