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※ 問題はすべて必須ですから、36 問題全部を解答してください。 |
No1 | 日本庭園に関する記述のうち、適当なものはどれか。 |
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1 | 平安時代には、極楽浄土をこの世に表現しようとして、阿弥陀堂と園池とを一体的に築造した庭園が作庭されるようになった。その様式による庭園の一つに、龍安寺方丈庭園がある。 |
2 | 室町時代には、石組を主体として、白砂やコケなどで自然景観を象徴的に表現する枯山水式庭園が作庭されるようになった。その様式による庭園の一つに、平等院庭園がある。 |
3 | 安土桃山時代には、巨大な庭石や色彩豊かな色石などを多く使用した庭園が作庭されるようになった。その様式による庭園の一つに、醍醐寺三宝院庭園がある。 |
4 | 江戸時代には、大規模な池泉を中心に、露地や枯山水の様式を総合した池泉回遊式庭園が作庭されるようになった。その様式による庭園の一つに、天龍寺庭園がある。 |
解答と解説: |
No2 | 西洋庭園に関する「様式」と「技法」及びその技法の「解説」の組合せとして、適当なものはどれか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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解答と解説: |
No3 | 土壌に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 |
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1 | 腐植は、土壌中で微生物による動植物遺体などの分解と合成によりつくられる。 |
2 | 土壌中の粘土や腐植は、土壌粒子を結合させ、団粒構造を形成する働きがある。 |
3 | 土壌中の空気の組成は、大気に比べ、窒素の比率・二酸化炭素の比率ともに小さくなる。 |
4 | 市街地では、コンクリートの構造物や舗装により地表が覆われていることから、一般に土壌はアルカリ化する。 |
解答と解説: |
No4 | 土壌改良材に関する記述のうち、適当なものはどれか。 |
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1 | 真珠岩パーライトは、真珠岩を焼成加工したものであり、土壌の保水力を改善する効果がある。 |
2 | バーミキュライトは、沸石を含む凝灰岩を粉砕したものであり、土壌の保肥力を改善する効果がある。 |
3 | ピートモスは、樹皮を主原料とした堆肥であり、土壌を膨軟化する効果がある。 |
4 | ゼオライトは、高炉スラグに珪石などを添加し、高温で繊維状に加工したものであり、土壌の保水性を改善する効果がある。 |
解答と解説: |
No5 | 樹木の病害に関する記述のうち、適当なものはどれか。 |
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1 | 白紋羽病は、根や幹の地際部の表面に白色の菌糸がからみつき、地上部が急速にしおれて枯れる。 |
2 | こぶ病は、枝の一部が膨らんでこぶ状となり、その先から小枝が多数ほうき状に伸び、被害部がしだいに枯れる。 |
3 | うどんこ病は、主に葉の表面に灰白色ないし緑灰色の小斑を生じ、徐々に放射状に広がり、菊斑状の斑紋になる。 |
4 | 炭疽病は、葉や茎枝等の表面が黒色のすす状物に覆われ、ひどくなると全葉を覆い樹勢も衰える。 |
解答と解説: |
No6 | 植生に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 |
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1 | 我が国の植生は、一般に、裸地→ 一年生草本→ 多年生草本→ 陽樹林→ 陰樹林の順に遷移する。 |
2 | 先駆植物とは、遷移の初期において、はじめに裸地に侵入し繁茂する植物であり、一般に貧栄養な環境条件に耐えるものが多い。 |
3 | 代償植生とは、遷移の終局段階に見られる、その土地の環境条件下で種組成や構造が永続的に安定した植生をいう。 |
4 | 潜在自然植生とは、ある土地の植生に対する人為的干渉が全て停止されたとき、その土地の環境条件が支えることができると推定される自然植生をいう。 |
解答と解説: |
No7 | 庭園に用いられる造園樹木に関する次の記述の(A)〜(C)に当てはまる植物の組合せとして、適当なものはどれか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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(A)は、常緑で、萌芽力が強く、刈込みに耐えるため、生垣などに用いられる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(B)は、雌雄異株で、雌木は秋に小粒の赤い実を多くつける。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(C)は、日陰に耐えるため、建物周りの日陰の空間などに用いられる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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解答と解説: |
No8 | 造園樹木の開花期について、1月から12月までの1年間でみたとき、開花の早い順に並べた組合せとして、適当なものはどれか。 |
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1 | レンギョウ --→ クチナシ --→ キンモクセイ |
2 | キョウチクトウ --→ ジンチョウゲ --→ ヤマボウシ |
3 | サンシュユ --→ ノウゼンカズラ --→ トチノキ |
4 | アジサイ --→ ヒュウガミズキ --→ ユリノキ |
解答と解説: |
No9 | 花壇に用いられる植物に関する組合せとして、適当でないものはどれか。 | ||||||||||||||||||||
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解答と解説: |
No10 | 石材の基本的性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 |
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1 | 花崗岩は火成岩であり、磨くと美しい光沢を生ずるが、耐火性に劣る。主な石材として、稲田石がある。 |
2 | 安山岩は火成岩であり、耐久性・耐火性ともに大きく、大材が得られやすい。主な石材として、万成石がある。 |
3 | 結晶片岩は変成岩であり、石質は硬質で、片状節理を有しており剥げやすい。主な石材として、伊予青石がある。 |
4 | 凝灰岩は堆積岩であり、加工は容易であるが、吸水率が大きく風化しやすい。主な石材として、大谷石がある。 |
解答と解説: |
No11 | 造園材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 |
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1 | マダケは、強靱で弾力性に富み、曲げやすく細割りに適している。 |
2 | 穴あきれんがは、材質は普通れんがと同じであり、断熱・防音に効果がある。 |
3 | 木材は、繊維に直角方向の圧縮力に対して強く、繊維に平行方向の圧縮力に対して弱い。 |
4 | セラミックタイルは、陶石や石灰石などの原石と粘土を原料としており、陶器質のものは磁器質のものに比べて吸水性が大きい。 |
解答と解説: |
No12 | 日本庭園における役木に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 |
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1 | 見越しの松は、庭の背景を構成し、前面の景を引き立てる役割を持つ樹木で、マツ以外にも、モミやコウヤマキなどが用いられる。 |
2 | 飛泉障りの木は、滝の姿をあらわに見せないように、滝口付近または滝の手前に枝の一部で隠す形で植栽される樹木で、マツやモミジなどが用いられる。 |
3 | 正真木は、庭の景の中心となる樹木で、樹形の優れた常緑のマツやマキなどの大木が用いられる。 |
4 | 景養木は、庭が南面のとき、主に東の方向に植栽される樹木で、特に幹や枝葉の美しいイブキやモッコクなどが用いられる。 |
解答と解説: |
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