平成21年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page3

※ 問題No.24 からNo.28 までの5問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 24 飲料用給水タンクの構造に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 タンク底部には、水抜きのため1/100程度の勾配をつけ、ピットを設ける。
2 タンク内部の点検清掃を容易に行うために、直径45cm 以上のマンホールを設ける。
3 タンク底部と床面との間には、60 cm 以上の点検スペースを設ける。
4 オーバフロー管の端部には、衛生上有害なものが入らないように、防虫網を設ける。

解答と解説: 

答え--- 2
点検用マンホールは直径60cm以上である。

No 25 保温材に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 ロックウール保温材は、グラスウール保温材より最高使用温度が低い。
2 グラスウール保温板は、その密度により分類されている。
3 ポリスチレンフォーム保温材は、耐熱性の面から、主に保冷用として使われる。
4 ポリエチレンフォーム保温筒は、独立気泡構造のため、吸水・吸湿がほとんどない。

解答と解説: 

答え--- 1
一般に同厚のロックウールの場合、グラスウール保温材より最高使用温度が高い。

No 26 配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 銅管には肉厚によりK、L、M の3タイプがあり、給水や給湯用としては、主としてKタイプが用いられる。
2 SGP挨VDは、配管用炭素鋼管(黒管)の内外面に硬質塩化ビニル管をライニングしたもので、地中埋設配管等に用いられる。
3 硬質ポリ塩化ビニル管のVU管は、排水、通気等に用いられる管で、VP管に比べて耐圧性が低い。
4 配管用炭素鋼管は、使用圧力の比較的低い蒸気、水(上水道用を除く)、油、ガス等の配管に用いられる。

解答と解説: 

答え--- 1
りん脱酸銅の硬質管(C 1220TH)は、管厚の大きい順にK,L,Mタイプがあり,通常Mタイプを用いる。

No 27 ダクトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 ダクト断面のアスペクト比(長辺と短辺の比)は、6以下とする。
2 曲管部の内側半径は、ダクト幅の1/2以上として、それ未満の場合はガイドべーンなどを入れて局部抵抗の減少を図る。
3 ダクトの急拡大は15 度以下、急縮小は30 度以下となるようにする。
4 ダクト系の風量バランスをとるため、一般に主要な分岐ダクトには風量を調整するためのダンパを取り付ける。

解答と解説: 

答え--- 1

アスペクト比とは縦横比であり、小さいほうがより正方形に近い。又、摩擦抵抗、強度の面でも断面は正方形に近いほうが有利になる。アスペクト比は4以下とする。

No 28 次の書類のうち「公共工事標準請負契約約款」上、設計図書に含まれないものはどれか。
1 図面
2 仕様書
3 現場説明に対する質問回答書
4 施工計画書

解答と解説: 

答え--- 4
施工計画書は設計図書には含まれない。

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2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3