平成27年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page3

※ 問題No.24 からNo.28 までの5問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
Google
No 24 建物内に設置する有効容量5m3の飲料用給水タンクの構造に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 タンクの底部には、水抜きのための勾配をつけ、ピットを設ける。
2 タンク内部の点検清掃を容易に行うために、直径45 cm 以上のマンホールを設ける。
3 オーバーフロー管の排水口空間は、150 mm 以上とする。
4 衛生上有害なものが入らないようにするため、通気管に防虫網を設ける。

解答と解説: 

答え--- 2

点検清掃マンホールの直径は60cm以上である。


No 25 ガス湯沸器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 密閉式湯沸器は、燃焼空気を直接屋内からとり、燃焼ガスは屋外へ排出する機器である。
2 開放式湯沸器は、燃焼空気を直接屋内からとり、燃焼ガスはそのまま屋内に排出する機器である。
3 元止め式湯沸器は、小形の瞬間湯沸器で、湯沸器本体の操作ボタンを操作して給湯する機器である。
4 先止め式湯沸器は、湯沸器からの給湯配管に設けた湯栓を開くことで主バーナーを点火する機器である。

解答と解説: 

答え--- 1

密閉式湯沸器はFF式など。直接外気から燃焼用空気を取り込み、燃焼ガスは外部へ排出するもの。燃焼空気を直接屋内からとり、燃焼ガスは屋外へ排出する機器は「半密閉式」で、FE式のようなもの。



No 26 配管材料及び配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 ストレーナーの形式には、Y形、U形などがある。
2 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接続には、ねじ込み式排水管継手が使用される。
3 水道用銅管には、管の肉厚によりMタイプとLタイプがある。
4 伸縮管継手は、流体の温度変化に伴う配管の伸縮を吸収するために設ける。

解答と解説: 

答え--- 2

排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接続には、差込継手である。


No 27 ダクト及びダクト付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 シーリングディフューザー形吹出口は、気流分布が優れた吹出口である。
2 温度ヒューズ形防火ダンパーは、ヒューズが溶融してダンパーが閉じるものである。
3 ダクト断面の短辺に対する長辺の比(アスペクト比)は、なるべく大きくする。
4 定風量(CAV)ユニットは、あらかじめ設定された風量を保持するための装置である。

解答と解説: 

答え--- 3

アスペクト比が大きいとは、細長い断面のこと。
よって、アスペクト比は小さい断面のほうが換気に優れている。




No 28 設計図書に記載される機器とその仕様として記載する項目の組合せのうち、適当でないものはどれか。
(機器) (記載する項目)
1 遠心ポンプ  ----  呼び番号
2 遠心送風機  ----  静圧
3 ファンコイルユニット  ----  形番
4 吸収冷温水機  ----  冷水出口温度

解答と解説: 

答え--- 1

遠心ポンプに記載する記載項目は揚水量、揚程、電流値、本体水圧、軸出力、効率など
ポンプは呼び径で定格周波数が区分される。


TOP
2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3