平成27年度 2級建築施工管理技術検定試験
受検種別受検種別ごとに解答する問題No.と選択による解答数の内訳 | ||||||||||||||||||||||||
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ニ. 受検種別「躯体」 |
〔No.66〕〜〔No.80〕までの15問題のうちから6問題を選択し、解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No66 | 地盤の平板載荷試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 載荷板と地盤面との馴染みが悪いときは、地盤面に乾燥砂などを薄く敷く。 | |
2 | 載荷板は、十分な剛性をもつ直径300 mm以上の円形の鋼板とする。 | |
3 | 載荷方法は、計画最大荷重まで段階的に載荷する。 | |
4 | 試験で求めることができる地盤の支持力特性は、載荷板直径の5倍程度の深さまでである。 | |
解答と解説: |
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No67 | 土工事の埋戻し及び締固めに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 粘性土を用いた埋戻しは、長期的に見て沈下を引き起しやすい。 | |
2 | 比較的透水性のよい山砂を用いた埋戻しでは、各層30cm ごとに水締めで締固める。 | |
3 | 小規模な工事や入隅など狭い箇所での締固めには、振動コンパクターが適している。 | |
4 | 密な状態に締固めるには、粒子が均一な川砂が最も適している。 | |
解答と解説: |
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No68 | 親杭横矢板工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | プレボーリングにより親杭を設置するので、受働抵抗を十分に発揮させるために杭の根入れ部分は良質土で充填した。 | |
2 | 矢板は、取付けが可能な深さまでの掘削を完了した箇所から順次設置した。 | |
3 | 矢板は、設置後にはずれないよう、親杭に矢板材の両端が50 mmかかるように設置した。 | |
4 | 矢板の裏側に裏込め材を十分充填した後、親杭と矢板材との間にくさびを打ち込んで、裏込め材を締付け安定を図った。 | |
解答と解説: |
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No69 | 場所打ちコンクリート杭工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 組立てた鉄筋かご相互の主筋の接続は、原則として重ね継手とする。 | |
2 | 孔内水中でコンクリートを打ち込む場合、打込み開始時にプランジャーをトレミー管にセットしてコンクリートを打ち込む。 | |
3 | アースドリル工法における鉄筋かごのスペーサーは、D13以上の鉄筋を用いる。 | |
4 | コンクリート打込み後、杭上部に掘削孔が残る場合は、杭のコンクリートが初期硬化した後、良質土で埋戻しを行う。 | |
解答と解説: |
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No70 | 異形鉄筋の加工及び組立てに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | あばら筋は、鉄筋加工図により示される外側寸法に従って加工し、一辺の寸法許容差を±5mmとする。 | |
2 | 基礎梁を除く梁主筋を重ね継手とする場合、出隅部の継手は主筋の末端部にフックを付ける。 | |
3 | 隣り合う鉄筋の間隔の最小値は、呼び名の数値の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、25 mmのうち、最も大きい数値とする。 | |
4 | 上下階の柱せいの寸法差が梁せいの1/6以内かつ150mm以下の場合、柱主筋を梁せいの範囲内で折り曲げ上下階の柱主筋を連続させてよい。 | |
解答と解説: |
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No71 | 鉄筋の継手及び定着に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 鉄筋の重ね継手の長さは、コンクリートの設計基準強度が18N/mm2と21N/mm2の場合では異なる。 | |
2 | 柱頭及び柱脚のスパイラル筋の端部は、40d(dは異形鉄筋の呼び名の数値又は鉄筋径)の定着をとる。 | |
3 | 小梁の主筋の定着長さは、下端筋の方が上端筋より短くてよい。 | |
4 | フック付き定着とする場合の定着長さは、定着起点からフックの折り曲げ開始点までの距離とする。 | |
解答と解説: |
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No72 | 床型枠の構造計算に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 鉛直荷重は、固定荷重に作業荷重及び衝撃荷重を加えたものとする。 | |
2 | コンクリート型枠用合板を用いたせき板のたわみは、根太間隔を支点間とした単純梁として計算する。 | |
3 | 根太のたわみは、大引間隔を支点間とした両端固定として計算する。 | |
4 | コンクリート型枠用合板をせき板に用いる場合は、表面木理の方向と木理に直角の方向では、ヤング係数が異なることに配慮する。 | |
解答と解説: |
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No73 | 型枠の加工及び組立てに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 合板のせき板に使用するはく離剤は、樹脂系のものを用いた。 | |
2 | 独立柱の型枠の締付けには、セパレータとコラムクランプを組み合わせて用いた。 | |
3 | 地下外壁には、水膨潤ゴム製の止水板付きセパレータを用いた。 | |
4 | 床型枠用鋼製デッキプレート(フラットデッキ)を受ける梁の側型枠を、縦桟木で補強した。 | |
解答と解説: |
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No74 | コンクリートの調合及び製造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 暑中コンクリート工事において、骨材への散水による冷却効果は、粗骨材より細骨材の方が大きい。 | |
2 | 骨材は、球形に近いものの方が扁平なものよりもワーカビリティーがよい。 | |
3 | 寒中コンクリート工事において、加熱した材料を練り混ぜる場合、セメント投入直前のミキサー内の骨材及び水の温度は40℃以下とする。 | |
4 | コンクリートに含まれる塩化物量は、原則として、塩化物イオン量で0.30 kg/m3以下とする。 | |
解答と解説: |
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No75 | コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 暑中コンクリート工事におけるコンクリートの湿潤養生期間は、通常の気温で打ち込む場合と同じでよい。 | |
2 | コンクリート面が露出している部分に水密シートによる被覆を行うことは、初期の養生として有効である。 | |
3 | 普通ポルトランドセメントを用いた厚さ18cm以上のコンクリート部材においては、コンクリートの圧縮強度が5N/mm2以上に達したことを確認できれば、以降の湿潤養生を打ち切ることができる。 | |
4 | コンクリート部材の中心部と外気温の温度差が25℃以上になるおそれのある場合は、温度ひび割れが生じないように処置する。 | |
解答と解説: |
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No76 | 鉄骨の加工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | けがき寸法は、製作中に生じる収縮、変形及び仕上げしろを考慮した値とした。 | |
2 | 板厚が13 mmの鋼材のアンカーボルト孔及び鉄筋貫通孔を、せん断孔あけとした。 | |
3 | 板材の熱間曲げ加工は、200〜400 ℃に加熱して行った。 | |
4 | 設備配管用貫通孔で孔径が30 mm以上の孔あけ加工は、ガス孔あけとした。 | |
解答と解説: |
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No77 | 鉄骨の溶接に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | ガスシールドアーク半自動溶接において、作業場所の風速が2m/s以上と想定されたため、溶接作業を中止した。 | |
2 | 応力を伝達する隅肉溶接の有効長さは、隅肉のサイズの10倍以上、かつ、40 mm以上とした。 | |
3 | 溶接部の表面割れは、割れの範囲を確認したうえで、その両端から50mm以上はつりとって船底型の形状に仕上げ、補修溶接した。 | |
4 | 作業場所の気温が−5℃を下回ったので、接合部より100mmの範囲の母材部分を適切に加熱して溶接した。 | |
解答と解説: |
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No78 | クレーンに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 水平ジブ式タワークレーンは、水平ジブに取り付けたトロリーで吊荷を水平移動することができ、市街地の狭い場所での材料等の揚重に用いられる。 | |
2 | 門型クレーンは、レール上を走行する脚付きの桁にトロリーを付けたもので、材料ストックヤードや鉄筋の加工場等における材料等の積卸しや水平移動に用いられる。 | |
3 | 天井クレーンは、屋内上部に設けたレール上をクレーンガーダーが走行し、仮設屋根を設けた全天候工法の工事における材料等の積卸しや水平移動に用いられる。 | |
4 | 固定型ジブクレーンは、巻上げ装置、起伏装置などを備えたジブ旋回体を屋上などに設置し、材料等の揚重に用いられる。 | |
解答と解説: |
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No79 | 鉄筋コンクリート造の耐震改修工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 耐震壁の増設工事のコンクリート打込み時の締固めに、型枠振動機を用いた。 | |
2 | 既存コンクリート部分と増設壁が取り合う部分に設ける割裂補強筋は、スパイラル筋とした。 | |
3 | 既存コンクリート壁に新たに増打ち壁を設けるので、シヤーコネクターを設置した。 | |
4 | 既存コンクリート梁と増設壁とのすき間へのグラウト材の注入は、数回に分けて行った。 | |
解答と解説: |
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No80 | 屋根及び床のALCパネル工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 屋根パネルの両端の支持部材へのかかりしろは、支点間距離の1/75以上かつ40mm以上とした。 | |
2 | 床パネルの目地用鉄筋は取付け金物の穴に通し、パネルの長辺溝部に金物から両側に500mmずつとなるように敷設した。 | |
3 | 屋根パネルは、表裏を確認し、短辺は突合せとし、長辺は20mm程度の目地を設けて敷き込んだ。 | |
4 | 屋根パネルは、パネルの長辺方向が水勾配に対して直角となるように敷き込んだ。 | |
解答と解説: |
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