令和02年度 1級土木施工管理技術検定試験  実地試験

問題は,全問題を解答してください。
尚、回答例は公開されていません。独自の解答なため、出題者側の解答とは異なります。
このとおり解答しても採点者によっては誤りと判断される場合もあります。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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※問題1は必須問題です。必ず解答してください。
 問題1で
 @ 設問1の解答が無記載又は記述漏れがある場合
 A 設問2の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合
 どちらの場合にも問題2以降は採点の対象となりません。
No1 あなたが経験した土木工事の現場において,その現場状況から特に留意した品質管理に関して,次の〔設問1〕,〔設問2〕に答えなさい。
   〔注意〕あなたが経験した工事でないことが判明した場合は失格となります。
1.
あなたが経験した土木工事に関し,次の事項について解答欄に明確に記述しなさい。
〔注意〕
「経験した土木工事」は,あなたが工事請負者の技術者の場合は,あなたの所属会社が受注した工事内容について記述してください。従って,あなたの所属会社が二次下請業者の場合は,発注者名は一次下請業者名となります。
なお,あなたの所属が発注機関の場合の発注者名は,所属機関名となります。

(1) 工事名
(2) 工事の内容
  @ 発注者名
  A 工事場所
  B 工期
  C 主な工種
  D 施工量

(3) 工事現場における施工管理上のあなたの立場

2. 上記工事の現場状況から特に留意した品質管理に関し,次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。

(1) 具体的な現場状況と特に留意した技術的課題
(2) 技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容
(3) 上記検討の結果,現場で実施した対応処置とその評価


解答と解説: 

答え--- 
省略



問題2〜問題1 1までは選択問題(1),(2)です。

※問題2〜問題6までの選択問題(1)の5問題のうちから3問題を選択し解答してください。
なお,選択した問題は,解答用紙の選択欄に印を必ず記入してください。

選択問題(1)
No2 建設発生土の有効利用に関する次の文章のに当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。
1. 高含水比の材料は、なるべく薄く敷き均した後、十分な放置期間をとり、ばっ気乾燥を行い使用するか、処理材を()調整し使用する。
2. 安定が懸念される材料は、盛土法面()の変更、ジオテキスタイル補強盛土やサンドイッチ工法の適用や排水処理などの対策を講じるか、あるいはセメントや石灰による安定処理を行う。

3. 有用な現場発生土は、可能な限り() を行い、土羽土として有効利用する。

4. )のよい砂質土や礫質土は、排水材料への使用をはかる。
5. やむを得ずスレーキングしやすい材料を盛土の路体に用いる場合には、施工後の圧縮()を軽減するために、空気間隙率が所定の基準内となるように締め固めることが望ましい。

解答と解説: 

答え---
イ= 混合
ロ= 勾配
ハ= 仮置
ニ= 透水性
ホ= 沈下



選択問題(1)
No3 コンクリートの混和材料に関する次の文章のに当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。
1. ) は、水和熱による温度上昇の低減、長期材齢における強度増進など、優れた効果が期待でき、一般にはU種が用いられることが多い混和材である。
2. 膨張材は、乾燥収縮や硬化収縮に起因する()の発生を低減できることなど優れた効果が得られる。
3. ) 微粉末は、硫酸、硫酸塩や海水に対する化学抵抗性の改善、アルカリシリカ反応の抑制、高強度を得ることができる混和材である。
4. 流動化剤は、主として運搬時間が長い場合に、流動化後の()ロスを低減させる混和剤である。
5. 高性能()は、ワーカビリティーや圧送性の改善、単位水量の低減、耐凍害性の向上、水密性の改善など、多くの効果が期待でき、標準形と遅延形の2種類に分けられる混和剤である。


解答と解説: 

答え---

イ= フライアッシュ
ロ= ひび割れ
ハ= 高炉スラグ
ニ= スランプ
ホ= AE減水剤


選択問題(1)
No4 コンクリートの打込み、締固め、養生における品質管理に関する次の文章のに当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。
1. コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合、上層と下層が一体となるように施工しなければならない。また、許容打重ね時間間隔は、外気温25℃以下では()時間以内を標準とする。
2. (ロ)が多いコンクリートでは、型枠を取り外した後、コンクリート表面に砂すじを生じることがあるため、()の少ないコンクリートとなるように配合を見直す必要がある。
3. 壁とスラブとが連続しているコンクリート構造物などでは、コンクリートは断面の変わる箇所でいったん打ち止め、そのコンクリートの() が落ち着いてから上層コンクリートを打ち込む。
4. コンクリートの締固めにおいて、棒状バイブレータは、なるべく鉛直に一様な間隔で差し込む。その間隔は、一般に()cm 以下にするとよい。
5. コンクリートの養生の目的は、 ()状態に保つこと、温度を制御すること、及び有害な作用に対して保護することである。

解答と解説: 

答え---

イ= 2.5
ロ= ブリーディング
ハ= 沈下
ニ= 50
ホ= 湿潤


選択問題(1)
No5 労働安全衛生規則に定められている、事業者の行う足場等の点検時期、点検事項及び安全基準に関する次の文章のに当てはまる適切な語句又は数値を解答欄に記述しなさい。
(1) 足場における作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、足場用墜落防止設備の取り外し及び()の有無について点検し、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
(2) 強風、大雨、大雪等の悪天候若しくは()以上の地震等の後において、足場における作業を行うときは、作業を開始する前に点検し、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
(3) 鋼製の足場の材料は、著しい損傷、() 又は腐食のあるものを使用してはならない。
(4) 架設通路で、墜落の危険のある箇所には、高さ85 cm以上の()又はこれと同等以上の機能を有する設備を設ける。
(5) 足場における高さ2m以上の作業場所で足場板を使用する場合、作業床の幅は()cm 以上で、床材間の隙間は、3cm 以下とする。

解答と解説: 

答え---

イ= 脱落
ロ= 中震
ハ= 変形
ニ= 手すり
ホ= 40




選択問題(1)
No6 土木工事の施工計画作成時に留意すべき事項について、次の文章のに当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。
(1) 施工計画は、施工条件などを十分に把握したうえで、 ()、資機材、労務などの一般的事項のほか、工事の難易度を評価する項目を考慮し、工事の() 施工が確保されるように総合的な視点で作成すること。
(2) 関係機関などとの協議・調整が必要となるような工事では、その協議・調整内容をよく把握し、特に都市内工事にあっては、 () 災害防止上の() 確保に十分留意すること。
(3) 現場における組織編成及び()、指揮命令系統が明確なものであること。
(4) 作業員については、必要人員を確保するとともに、技術・技能のある人員を確保すること。
やむを得ず不足が生じる時は、施工計画、 ()、施工体制、施工機械などについて、対応策を検討すること。
(5) 工事による作業場所及びその周辺への振動、騒音、水質汚濁、粉じんなどを考慮した()対策を講じること。

解答と解説: 

答え---

イ= 工程
ロ= 安全
ハ= 第三者
ニ= 業務分担
ホ= 環境






※問題7〜問題11 までの選択問題(2)の5問題のうちから3問題を選択し解答してください。
  なお,選択した問題は,解答用紙の選択欄に○印を必ず記入してください。
選択問題(2)
No7 切土法面排水に関する次の(1)、(2)の項目について、それぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。
(1) 切土法面排水の目的

(2) 切土法面施工時における排水処理の留意点

解答と解説: 

答え---

目的
法面の風化・侵食の原因である地表水・浸透水を排除するため

留意点
法面を流下する表面水による法面の侵食・洗掘の防止
浸透水による法面を構成する土のせん断強さの減少
間隙水圧の増大から生じる崩壊を防止
など



選択問題(2)
No8 コンクリート打込み後に発生する、次のひび割れの発生原因と施工現場における防止対策をそれぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。
ただし、材料に関するものは除く。
(1) 初期段階に発生する沈みひび割れ

解答と解説: 

答え---

発生原因
単位水量が過大である。
防止対策
沈下を待ってからタンピングで仕上げる
(2) マスコンクリートの温度ひび割れ

解答と解説: 

答え---

発生原因
水和熱が過大やセメント量が多い
防止対策
パイプクーリングにより内部の温度を冷却し、保温養生する

選択問題(2)
No9 盛土の締固め管理方式における2つの規定方式に関して、それぞれの規定方式名と締固め管理の方法について解答欄に記述しなさい。

解答と解説: 

答え---

品質規定方式
 品質規定を仕様書に明示し、締固め方法は施工者と協議する。
工法規定方式
 使用する締固め機械の機種、まき出し厚、締固め回数等を仕様書に規定し管理する。



選択問題(2)
No10 建設工事現場における機械掘削及び積込み作業中の事故防止対策として、労働安全衛生規則の定めにより、事業者が実施すべき事項を5つ解答欄に記述しなさい。
ただし、解答欄の(例)と同一内容は不可とする。


解答と解説: 

答え---

1 作業範囲付近の他の作業員の位置に絶えず注意し、互いに連絡をとり、作業範囲内に作業員を入れない。
2 後進させる時は、後方を確認し、誘導員の指示を受けてから後進する。
3 荷重及びエンジンをかけたまま運転席を離れない。
4 掘削機械等は安全能力以上の使い方及び用途以外の使用をしない。
5 既設構造物等の近傍を掘削する場合は、転倒、崩壊に十分配慮する。
6 軟弱な路肩、のり肩に接近しないように作業を行う。
7 落石等の危険がある場合は、運転席にヘッドガードを付ける。


選択問題(2)
No11 建設工事にともなう騒音又は振動防止のための具体的対策について5つ解答欄に記述しなさい。
ただし、騒音と振動防止対策において同一内容は不可とする。
また、解答欄の(例)と同一内容は不可とする。

解答と解説: 

答え---

1 低振動の施工法の選択
2 低振動型建設機械の選択
3 作業時間帯、作業工程の設定
4 振動源となる建設機械の配置
5 遮音施設等の設置(心理的効果)
6 工事の円滑を図るとともに現場管理等に留意し、不必要な振動を発生させない。
7 建設機械等は、整備不良による振動が発生しないように点検、整備を十分に行う。
8 作業待ち時には、建設機械等のエンジンをできる限り止め、振動を発生させない。



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