平成20年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page1

※ 問題No. 1 からNo. 6 までの6問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 1 水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 1気圧における0℃ の水の密度は、0℃の氷の密度より大きい。
2 1気圧における空気の水に対する溶解度は、温度の上昇とともに減少する。
3 pHが7である水は、中性である。
4 BOD は、水中に含まれる浮遊物質の量を示す指標である。

解答と解説: 

答え--- 4
BOD は、生物化学的酸素要求量である。

No 2 空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 二酸化炭素は、空気より軽く、直接人体に有害ではない気体である。
2 一酸化炭素は、無色、無臭で、人体に有害な気体である。
3 浮遊粉じん量は、室内空気の汚染度を示す指標の一つである。
4 揮発性有機化合物は、シックハウス症候群の主要因とされている。

解答と解説: 

答え--- 1
二酸化炭素は、空気より重い

No 3 ピトー管に関する文中、内に当てはまる用語の組合せとして、適当なものはどれか。
ピトー管は、全圧との差を測定する計器で、この測定値から を算出することができる。
1 静圧 流速
2 静圧 摩擦損失圧力
3 動圧 流速
4 動圧 摩擦損失圧力

解答と解説: 

答え--- 1
ピトー管は、全圧と静圧の差を測定する計器で、この測定値から流速を算出することができる

No 4 熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 体積を一定に保ったまま気体を冷却すると、圧力は低くなる。
2 0℃ の氷を0℃ の水に変化させるのに必要な熱は、顕熱である。
3 熱が低温の物体から高温の物体へ自然に移ることは、あり得ない。
4 固体が直接気体になる相変化を、昇華という。

解答と解説: 

答え--- 2
0℃ の氷を0℃ の水に変化させるのに必要な熱は、融解熱である。
液体から気体に変化するのは気化熱。
どちらの場合も総称として「潜熱」という

No 5 単相2線式200 V回路に接続されている消費電力(実効電力)が2kWの電熱器に流れる電流値(実効値)と抵抗値の組合せとして、適当なものはどれか。
(電流値) (抵抗値)
1 10 A 10 Ω
2 10 A 20 Ω
3 20 A 10 Ω
4 20 A 20 Ω

解答と解説: 

答え--- 2
電流値(A)=2000(W)÷200(V)=10A
抵抗値Ω(R)=200(V)÷10(A)=10Ω

No 6 コンクリートの性状に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 コンクリートの圧縮強さは、引張強さよりも大きい。
2 コンクリートは、空気中の二酸化炭素により表面から次第に中性化する。
3 コンクリートは弱酸性であるので、鉄筋がさびにくい。
4 水セメント比が大きくなると、コンクリート強度は低くなる。

解答と解説: 

答え--- 3
コンクリートは弱アルカリ性である。

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2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3