平成22年度 2級建築施工管理技術検定試験
受検種別受検種別ごとに解答する問題No.と選択による解答数の内訳 | ||||||||||||||||||||||||
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ホ. 受検種別「仕上げ」 |
〔No.81〕〜〔No.95〕までの15問題のうちから6問題を選択し、解答してください。 |
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。 自分で調べた方が絶対に頭に入ります。 |
No81 | アスファルト防水工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | ALC パネル下地面のアスファルトプライマー塗りにおいて、2回目のプライマーは、1回目に塗布したプライマーが乾燥する前に塗布した。 | |
2 | アスファルトの単位面積当たりの塗付け量は、施工面積とその使用量で確認した。 | |
3 | 保護コンクリート仕上げに用いる絶縁用シートは、伸縮目地材を設置する前に平場のアスファルト防水層の全面に敷き込んだ。 | |
4 | 絶縁露出仕様のアスファルト防水には、ふくれを低減するため、脱気装置を設けた。 | |
解答と解説: |
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No82 | シーリング工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | シーリング材の硬化の状態は指触で、接着状態はへらで押えて確認した。 | |
2 | 目地の打ち始めは、目地の交差部あるいはコーナー部より開始した。 | |
3 | シーリング材と被着面の接着性を良好にするため、プライマーを塗布した。 | |
4 | やむを得ず異種シーリング材を打ち継ぐので、先打ちシーリング材が硬化しないうちに、後打ちシーリング材を施工した。 | |
解答と解説: |
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No83 | 乾式工法による外壁の張り石工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 石材は、有効厚さが20 mm のものを使用した。 | |
2 | 石材が衝撃を受けた際の飛散や脱落を防止するため、繊維補強タイプの裏打ち処理材を使用した。 | |
3 | 幅木部分の石裏には、モルタルを全面に充填した。 | |
4 | 石材間の目地は、幅を10 mm としてシーリング材を充填した。 | |
解答と解説: |
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No84 | 粘土瓦葺きに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | のし瓦の緊結線には、なましステンレス鋼線を使用した。 | |
2 | 棟補強用心材は、幅40 mm、高さ30 mm の杉材とし、防腐処理を行った。 | |
3 | 瓦の葺土は、既調合のなんばんしっくいを使用した。 | |
4 | 瓦の下葺材のアスファルトルーフィングの重ね幅は、シートの短辺部、長辺部ともに100 mm とした。 | |
解答と解説: |
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No85 | 軽量鉄骨壁下地に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | ランナーの継手は、重ね継ぎとした。 | |
2 | 床ランナーは、端部を押さえ、900 mm 間隔に打込みピンでコンクリート床に固定した。 | |
3 | スタッドの高さが4.0 m なので、65形のスタッドを用いた。 | |
4 | スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端のすき間が10 mm以下となるように取り付けた。 | |
解答と解説: |
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No86 | コンクリート面の仕上塗材仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 仕上げの模様、色及びつやは、見本塗りをして決めた。 | |
2 | 複層仕上塗材の上塗りは、1回塗りとし、均一に塗り付けた。 | |
3 | 厚付け仕上塗材の凸部処理は、主材塗り後、適度の硬化状態になったときを見計らって行った。 | |
4 | スプレーガンで吹き付けるので、スプレーガンのノズルを下地面に対し直角にし、一定距離を保ち、縦横2方向に吹き付けた。 | |
解答と解説: |
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No87 | アルミニウム製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 外部建具周囲の充填モルタルに海砂を用いるので、砂の除塩を行った。 | |
2 | 外部建具の仮留め用くさびは、残したまま、充填モルタルに埋め込んだ。 | |
3 | 水切り、ぜん板は、アルミニウム板を折り曲げ加工するので、厚さを1.5 mm とした。 | |
4 | 取付けの際、建具の養生材の除去は、最小限にとどめた。 | |
解答と解説: |
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No88 | ガラス工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | エッジ強度の低下を防ぐため、ガラスの切り口はクリーンカットとする。 | |
2 | 日射を受ける窓ガラスに注意紙を貼っておくと、熱割れを助長することがある。 | |
3 | 面クリアランスは、建物躯体の面内変形によって窓枠が変形したときの、板ガラスと窓枠の接触防止のために設ける。 | |
4 | ガラス留め材にシーリングを用いる場合、セッティングブロックはガラス1枚につき通常2箇所設置する。 | |
解答と解説: |
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No89 | 塗装に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 亜鉛めっき鋼面の素地ごしらえに、エッチングプライマーを用いた。 | |
2 | 鉄鋼面に付着した溶接のスパッタの除去に、りん酸塩溶液を用いた。 | |
3 | せっこうボード面の素地ごしらえのパテかいに、合成樹脂エマルションパテ(一般形)を用いた。 | |
4 | けい酸カルシウム板の吸込止め処理に、反応形合成樹脂ワニスを用いた。 | |
解答と解説: |
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No90 | 内装木工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | さお縁天井の天井板は、継手位置を乱とし、さお縁心で突付け継ぎとした。 | |
2 | 床脇の違い棚の筆返しは、上段棚板に隠しあり差しとし、接着剤で取り付けた。 | |
3 | 和式のかもいは、ひねり金物で吊束へ釘打ちとした。 | |
4 | 押入のぞうきんずりは、柱間に切り込み、内壁に添え付け、受材当たりに釘打ちとした。 | |
解答と解説: |
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No91 | 合成樹脂塗り床仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | エポキシ樹脂モルタル仕上げにおいて、下地との密着性をよくするためにタックコートを塗布する。 | |
2 | 樹脂モルタルのベースコートの練り混ぜにおいて、主剤と硬化剤と骨材は同時に投入して練り混ぜる。 | |
3 | ポリウレタン樹脂の塗り床では、塗り厚が厚い場合は、塗り回数を増やす。 | |
4 | ポリウレタン樹脂の塗り重ねは、層間はく離を起こさないように所定の時間内に行う。 | |
解答と解説: |
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No92 | 壁紙張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 下地がせっこうボードであったので、壁紙のジョイントは、下敷きを用いないで重ね切りした。 | |
2 | 下地との接着性を向上させるため、下地にシーラーを塗布した。 | |
3 | 重ね張りとする壁紙は、強い光の入る側から張り出した。 | |
4 | 施工中の室内の温度や湿度が高かったので、通風や換気を行った。 | |
解答と解説: |
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No93 | 外壁の押出成形セメント板張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | パネルは表裏を小口表示で確認し、通りよく建て込んだ。 | |
2 | 幅600 mm のパネルを欠き込むので、欠込み幅は300 mm 以下とした。 | |
3 | パネル縦使いロッキング工法なので、パネル間の縦目地の目地幅は5mm とした。 | |
4 | モルタルでタイルを張り付けるので、表面にあり溝を施したタイルベースパネルを用いた。 | |
解答と解説: |
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No94 | 内部仕上げの改修工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 軽量鉄骨天井下地において、既存の埋込みインサートの再使用に当たり、吊りボルトの引抜き試験による強度確認を行った。 | |
2 | 軽量鉄骨壁下地において、亜鉛めっきされた補強材同士の溶接箇所は、亜鉛の犠牲防食作用が期待できるので錆止め塗装を省いた。 | |
3 | 内壁コンクリート壁下地に塗られたモルタルに一部軽微な浮きが認められたので、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法で補修した。 | |
4 | 合成樹脂塗り床の撤去に当たり、下地がモルタルだったので、電動はつり器具等を用いた機械的除去工法で下地モルタルごと全面撤去した。 | |
解答と解説: |
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No95 | 電算機室用フリーアクセスフロアに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 | |
1 | 下地となるコンクリートスラブ面に防塵塗装を行った。 | |
2 | パネル支持脚に、電気亜鉛めっきの防錆処理を行った鋼材を使用した。 | |
3 | パネルの各辺の長さが500 mmだったので、幅及び長さの寸法精度は、±0.5 mm以内とした。 | |
4 | 高さ調整方式だったので、仕上面の水平精度は、完成時床パネル相互間の段差3mm以内とし、かつ3 m当たりの不陸を7mm 以内とした。 | |
解答と解説: |
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