労働安全衛生法8

Point
型わく支保工の安全基準は?

建設業法1
建設業法2 建築基準法
労働安全衛生法1
安全衛生管理体制
総括安全衛生責任者の選任・業務
安全管理者
労働安全衛生法2
衛生責任者・産業医
統括安全衛生責任者
労働安全衛生法3
元方・店社安全衛生管理者
安全衛生責任者
労働安全衛生法4
安全委員会・衛生委員会
安全衛生委員会
安全衛生推進者
労働安全衛生法5
作業主任者
労働安全衛生法6
作業の安全管理
計画書の届出
危険、健康障害の防止等
就業の制限
労働安全衛生法7
安全基準
車両系建設機械

くい打機・くい抜機
労働安全衛生法8
型わく支保工
労働安全衛生法9
掘削作業
土止め支保工
鉄骨の組み立て作業
コンクリート造の解体作業
労働安全衛生法10
墜落等による危険防止
崩落・落下等の危険防止
通路・架設通路
労働安全衛生法11
一般足場
つり足場
労働安全衛生法12
移動式クレーンの危険防止
土木
施工管理技士に挑戦
建築
施工管理技士に挑戦
工事
施工管理技士に挑戦
造園
施工管理技士に挑戦
施工管理技士共通
施工管理
工程管理
品質管理
安全管理
施工管理問題
法規
建設業法
建築基準法
労働安全衛生法
安全基準(労働安全衛生規則)
型わく支保工(第240〜245条)
次の規定で設計し組立図によって組み立てる。
1. 支柱,はりまたははりの支持物が組み合わされた構造のものでないときは,設計荷重(型わく支保工を支える物の重量に相当する荷重に,型わく150 kg/m2以上の荷重を加えた荷重をいう)により支柱などに生ずる応力の値が材料の許容応力の値をこえない。
2. 支柱などが組み合わされた構造のものであるときは,設計荷重が支柱などを製造した者の指定する最大使用荷重をこえない。
なお,組立図には,支柱,はり,つなぎ,筋かいなどの部材の配置,寸法,接合方法を明記する。
設計にあたっては,規則で定めた水平荷重に対し安全な構造とする。
鋼材の許容応力は,第241条の規定による。
木材の許容応力は,第241条の規定による。
組立てについては,次のことに注意する。
1. 敷角の使用,コンクリートの打設,くいの打込みなど支柱の沈下を防止するための措置を講ずる。
2. 支柱の脚部の固定,根がらみの取付けなど支柱の脚部の滑動を防止するための措置を講ずる。
3. 支柱の継手は,突合せ継手または差込み継手とする。
4. 鋼材と鋼材との接続部,交さ部は,ボルト,クランプなどの金具を用いて緊結する。
5. 型わくが曲面のときは,控えの取付けなど当該型わくの浮きあがりを防止するための措置を講ずる。
6. 鋼管(パイプサポートを除く)を支柱として用いるものは,鋼管の部分を下記のようにする。
イ. 高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
ロ. はりまたは犬引きを上端にのせるときは,上端に鋼製の端板を取り付け,これをはりまたは大引きに固定する。
7. パイプサポートを支柱として用いるものは,パイプサポートの部分を下記のようにする。
イ. パイプサポートを3以上継いで用いない。
ロ. パイプサポートを継いで用いるときは,4以上のボルトまたは専用の金具を用いて継ぐ。
ハ. 高さが3.5mをこえるときは,水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
8. 鋼管わくを支柱として用いるものは,鋼管わくの部分を下記のようにする。
イ. 鋼管わくと鋼管わくとの間に交さ筋かいを設ける。
ロ. 最上層および5層以内ごとの箇所において,型わく支保工の側面ならびにわく面の方向および交さ筋かいの方向における5わく以内ごとの箇所に,水平つなぎを設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
ハ. 最上層および5層以内ごとの箇所において,型わく支保工のわく面の方向における両端および5わく以内ごとの箇所に,交さ筋かいの方向に布わくを設ける。
ニ. 高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
9. 組立て鋼柱を支柱として用いるものは,組立て鋼柱の部分を下記のようにする。
イ. 高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
ロ. 高さが4mをこえるときは,高さ4m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
10. H型鋼を支柱として用いる場合は,上端に鋼製の端板を取り付け,これをはりまたは大引きに固定する。
11. 木材を支柱として用いるものは,木材の部分を下記のようにする。
イ. 高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
ロ. 高さが4mをこえるときは,高さ4m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け,かつ,水平つなぎの変位を防止する。
ハ. はりまたは大引きを上端にのせるときは,添え物を用いて,上端をはりまたは大引きに固定する。
12. はりで構成するものは,下記のようにする。
イ. はりの両端を支持物に固定し,はりの滑動および脱落を防止する。
ロ. はりとはりの間につなぎを設け,はりの横倒れを防止する。
13. 水平材として用いられるH型鋼等が集中荷重により断面が変形するおそれがあるときは,補強材を取り付ける。
コンクリートを打設するときは,開始前に点検し,異常のときは補修する。なお,作業中に異常が認められる場合は,作業を中止する。
敷板,敷角などをはさんで段状に組立てる場合は,さらに次のことに注意する。
1. 型わくの形状によりやむを得ない場合を除き,敷板,敷角などを2段以上はさまない。
2. 敷板,敷角などを継いで用いるときは,当該敷板,敷角などを緊結する。
3. 支柱は,敷板,敷角などに固定する。
組立て,解体作業を行うときは,次の措置をする。
1. 作業を行う区域には,関係労働者以外の労働者の立ち入りを禁止する。
2. 強風,大雨,大雪などの悪天候のため,作業の実施について危険が予想されるときには,作業に労働者を従事させない。
3. 材料,器具または工具を上げ,またはおろすときは,つり綱,つり袋などを労働者に使用させる。
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